
事例報告者:京都支部 氏名 小宮康義
手法:マンダラ広告作成法
目次
事業者が抱えていた課題・背景
会社・店舗名:JOY英語教室
所在地:東京都江戸川区南葛飾
業種:学習塾(個人経営)

東京都江戸川区南葛西は、東京都と千葉県の県境に位置する人口約35,000人、小学校5校・中学校4校の住宅市街地
JOY英語教室は1998年創業。その名の通り当初は英語教室であったが、英語を習いに来た小学生が、学年が上がるにつれて数学や他の科目も教えて欲しいという要望があり、いつの間にか5教科を教える塾になった。
個別密着型の丁寧な指導で人気を博していたが近年は有名塾、その他数多くの個別指導塾に押され、年を追うごとに入塾者は減少。
そこで、以前マンダラ広告作成法の出版記念キャンペーンで相談したアドバイザーの小宮に再度コンタクトをとり、地域新聞に折り込むチラシの企画をすることにした。
チラシ(Before)
前年度、春休みに配布したチラシ

5教科指導、英語指導、大学受験、ロボット教室など出来ることをすべて盛り込んだチラシになっていた。
「なるべく幅広い層に、沢山のことを宣伝したほうが反応が得られると思っていた」との言葉通り、幼児から高校生までと幅広い年齢にアプローチする内容。
地域新聞への折込やマンションへのポスティングを実施。ロボット教室への反応が2件あったものの、狙っていた学習塾への反応はゼロ。
マンダラ広告作成法シート

成功事例 チラシ(After)
マンダラを反映したチラシ(先生手作り)

両面で盛りだくさんだった前回の内容から、片面でシンプルな内容に変更し、ターゲットを絞って伝えることを重視した。
これから受験に向けて塾を検討する家庭はもちろん、有名進学塾に通っているが成績が伸びず悩んでいる生徒・保護者も反応。
チラシで「春期講習」の募集をオファーとし、JOYの良さを知ってもらって、3年生の新学期から正式に入塾してもらう流れをつくる狙い。
チラシ解説

①ターゲットは、来年受験なのに成績が伸びなくて心配している中学2年生の子供を持つお母さんに絞り込んだ。
②春期講習で都立高校合格のために定期テストで5教科合計100点アップを可能にする基礎力の養成を訴求。
③数年前、都立高校合格を果たした生徒の保護者の声を掲載。
④生徒の対応をしている先生の画像を配置し、親しみやすさを表現。

⑤ボディコピーでは、
- 少人数クラスで一人一人の個性に併せて指導すること
- アルバイト講師には出来ない思考力や表現力を身に着けさせること
- 保護者とのコミュニケーションも重視していることを訴求
⑥生徒の弱点・伸びるポイントを、保護者にも説明した上で講習を開始するから信頼感が生まれる。
成果
ミニコミ誌折込 7,500部+ポスティング(手配り)500部実施
8件の問合せ、5名が春期講習申込→3名が新学期も継続
春期講習3.8万円✖5名+2万円✖3名✖12か月=91万円