
事例報告者:愛知支部 氏名 大見 和志
手法:「A4」1枚アンケート広告作成法|広告原稿自動作成シート/Webシステム
目次
事業者が抱えていた課題・背景
会社・店舗名:和紙屋(かずしや)安城北店
所在地:愛知県安城市
業種:襖・障子・畳・網戸の張り替え屋

コロナ禍の3年間で当社を取り巻く環境は大きく変化をしました。
当社の素業である広告業はイベント関連の仕事が多かったため大きな影響を受け、売上を落とし、また、メインのクライアントの工務店・リフォーム会社も折込チラシでの反響が得られなくなったため、折込チラシを止めて、ポータルサイトや自社でできるネット広告にシフトしていったのも売上が落ちた原因でもあります。
このままでは、ジリ貧になると思い、新しいビジネスを模索していた時に行き着いた先が「襖・障子・畳・網戸の張り替え屋 和紙屋(かずしや)」でした。
和紙屋(かずしや)は、地域密着型のビジネスなので、当社が今まで得意としてきた折込チラシを始めとする販促のノウハウが活かせ、そこで得た知見を地域密着型のビジネスである工務店・リフォーム会社さんの販促にも活かせると思い、取り組む事にしました。
(得意先・仕入先・銀行・会計士にはこの関連性が理解されず、頭がおかしくなったと思われていました。)
広告原稿自動完成シート/Webシステム(チラシ用)
WEBコンサルシステムでポイントを整理。
素人が新規で始める職人仕事を一番喜んでくれる人はどんな人かを考えながら入力。

ターゲットコピー
網戸・障子・ふすまを直したい安城市のみなさんへ
プロの職人の研修を受けたが熟練の経験はないので、「地元の人だから安心」の1点を強調
決め手
①地元の職人だから、「すぐに」伺えます!当然ですが、遠くの業者よりも近いから早いです。
②地元の職人だから、「やりっぱなし」にしません。地元だから評判を落すような事は出来ません。
③地元の職人だから、もし不具合があっても、「やり直し」ができます。ガソリン代等の経費が少ないので、もしもの時はやり直しにも対応できます。
成功事例 チラシ(After)
2022年12月に3,000枚の新聞折込で3件の問合せ&受注(行けるかも?)

WEBコンサルシステムの文章とほぼ同じターゲットコピー安城市でふすま・障子・網戸を張り替えたいみなさんへ
※変更点は地域名を一番に持ってきました。
決め手のボディコピー
①地元の職人だから、「すぐに」訪問できます!当然ですが、遠くの業者よりも近いから早いです。
②地元の職人だから、「やりっぱなし」にしません。地元だから評判を落すような事は出来ません。
③地元の職人だから、気軽に「相談」ができます。和装を通して、あなたのお困り事をお助けします。
地元色を強調するために地元の老舗の酒蔵とタイアップ
リフォーム系のチラシで効果を出すにはスタッフ写真は必須
折込方法と「A4」1枚アンケートを利用した改善策
12月に3,000枚の新聞折込で3件の問合せ&受注があったので、同じチラシを定期的に折り込む事に。
※2,000枚で1件の問い合わせがあれば、神チラシと言われています。
オレンジ色で塗ったエリア内を順番に回して折り込む
一度に大量の問い合わせがきても、対応ができず、クレームになると判断し、チラシの折込枚数を1回2,500枚~3,000枚にしました。

1月は1件しか問合せがなかったが、効果がある事を信じ、折込を続ける。
問合せがあったお客様が「寒いから襖・障子の張替えは3月になってからで良いよ。」と言われたので、問合せがない原因は、寒さのせいと結論づけ、チラシは見られていると判断しました。
暖かくなるにつれて、問合せが増える。
暖かくなるにつれて、問合せが増え、1ヶ月前や2ヶ月前に折り込んだエリアから問合せが入るようになりました。「チラシを取っておいた。時期を見て、電話をしようと思って」との声。
「A4」1枚アンケートを取り続け、チラシの改善とホームページの更新を行う。


「だまされないかなと?」「貴店がどの様な店かわからず迷いました。」等の不安があったので、チラシに「お客様の声」や「お店の写真」を入れて、不安の解消を図った。また、決め手に「写真のスタッフの雰囲気」を上げる声が5件あり、やっぱり絶対に必要な情報と確信が持てました。
チラシ効果

新聞折込チラシから7月には15件の問合せ。フリーペーパー、ホームページ、紹介からの問合せの8件を含めると合計23件の問合せ。ほぼ毎日、電話が鳴ります。