投稿日:2022.02.26
コンセプトはマーケティング上、とても重要な要素として位置づけられていますが、現代はさらにその重要性が高まってきています。
それは一体何故なのか、そもそもコンセプトとは?というところから解説していきたいと思います。
そもそもコンセプトってなに?
コンセプトの役割を一言で表すとするならば「抽象的なビジネスの全体像を一瞬でしっかりと捉えることが出来るようにすること」ですかね。
もうちょっと分かりやすく言うと、パッと聞いて分かる、一瞬でどんななものか理解できる、イメージできる、これがコンセプトの役割です。
そもそも人間の脳は入ってきた情報をカテゴリー毎にまとめる性質を持っていて、あらゆる対象物、ワードにラベルを貼り付けます。
出典元:新・講座型ビジネス実践会 THE ONE
例えば、アンケートと言えば、「自社のサービス品質を改善するための顧客への質問」という様な感じで。
これは「既成概念」とも言い表すことが出来ます。
つまり、コンセプトとは、アレと言ったらコレだよね、という物・商品・サービスを端的に表す表現ということになります。
出典元:新・講座型ビジネス実践会 THE ONE
マーケティング上のコンセプトとは
もちろん、マーケティングを実施する上で、先程挙げた既成概念はコンセプトとしては使えません。
「アンケートは自社のサービス品質を改善するための顧客への質問ですよ」と言ったところで、「そりゃそうでしょ」と興味は持たれませんよね。
販売まで大雑把に分類すると
認知⇒興味・関心⇒購入
という3つのフローで出来ているわけですから、興味を持たれない=買ってもらえないということなのです。
だから、マーケティング上のコンセプトは見込み客の既成概念を覆し、興味を引く、端的な表現である必要があります。
出典元:新・講座型ビジネス実践会 THE ONE
そして、このコンセプトがバチっとはまると、「なんだそれ、面白そう、欲しい」と見込み客から欲しい、という欲求が生まれてくるんですね。
なぜ、現代でコンセプトの重要性が高まっているのか?
では、以上を踏まえて現代はなぜコンセプトの重要性が高まっているのか、を説明したいと思います。
あなたは一日何時間位スマホを見てますか?
15歳~59歳の男女を対象に実施した「2019年版:スマートフォン利用者実態調査」の結果によれば、平均は「2時間以上3時間未満」とのこと。
18歳~22歳に至っては1日5時間以上と回答した人が最も多かったそうです。
また、スマホじゃなくてもPC、テレビ、SNSなどなど、現代人はとにかく色んな事に目移りできる環境ですよね。
それに比例するように、売れる本は「30分で~が分かる本」などのまとめ本だったり、それすら読むのが面倒だから漫画で解説みたいな本だったり、そもそも活字も面倒だから動画で解説だったり・・・
つまり、やることがいっぱいの現代人の集中力はどんどん低下しているのです。
だから、長々と商品・サービスを説明しても、すぐに飽きられてしまって、最後まで説明を聞いてくれません。
そこで必要なのが、あなたの商品・サービスを端的に表しつつ、見込み客の既成概念を覆す、短い言葉、つまりコンセプトなんですね。
短いフレーズで、既成概念を覆すような言葉は見込み客であればスルーできません。
そこから興味を引き、購買へとつなげるわけです。
岡本達彦先生の「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法、という本のタイトルもめちゃくちゃコンセプトが切れてますよね。
だって、アンケートって先程の例で挙げたように、マイナスをなくして、品質改善、という言ってみれば守りの用途で使われることがほとんどなのに、アンケートで利益を出すって、めっちゃ攻めの用途にアンケートを使います、って言ってるわけで、まさに既成概念を覆してるわけじゃないですか。
ちなみにこの本はアマゾン上陸15年売れたビジネス書のトップ50にランクインする位のベストセラーになりました。
コンセプトって、本当に大事なんですよ~。
もちろん、一人でコンセプトを作るよりも、専門家と一緒に作り上げた方が早く、精度も高いものが出来上がります。
もし、本を読んでご自身では難しい、ということであれば、お気軽にお近くのアドバイザーにお尋ねくださいね。
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