投稿日:2023.07.21
愛知県の「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの大見です。
私は、工務店、住宅会社、リフォーム会社、不動産会社の販促の仕事が9割を占める広告会社を30年間、経営しています。
中でも、社長さんが先頭に立って営業をしている地域密着型の工務店、リフォーム会社の販促を社長の片腕として一緒に考え、チラシとホームページを活用し問い合わせが来る仕組みを作り上げることが得意です。
私自身も襖・障子・畳・網戸の張り替え業「和紙屋(かずしや)」を経営し、チラシとホームページの活用で毎月、問い合わせを増やしています。
今のお客様って、文字を読まないから、極力文字を減らしてくれないかなぁ
ハウスメーカーさんや工務店さんとの広告の打ち合わせで、
「今のお客様って、文字を読まないじゃないですか?」
「細かい説明や文章は無しで良いから、写真をできるだけ大きくしてくれれば良いよ。」
「ホームページも実績写真がたくさんあれば、良いと思う。それで、どんな住宅を造っているかは、わかるからね。」
「とにかく、目の前にお客様が現れて説明をさせてくれれば、当社の魅力を伝える自信があるからさー」
と要望をお聞きすることがあります。
こういった要望を出す方は、住宅営業や販促企画のベテランの方に意外と多いです。
私は、こういったご要望をお聞きするたびに、
「えっ、その知識ってどこで得たのだろうか?」
「お客様から、文字を読まないって聞いたのだろうか?」
と不思議に思うわけです。
なぜなら、住宅って、一生で買う買い物の中で、間違いなく一番高いですから、絶対に失敗したく無いわけです。
それなのに、写真だけを見て、問い合わせをしてくるって、私には考えられないです。
事実、売れている工務店さんと話をしていると、
「問い合わせをしてくるお客様は、ほぼ当社で建てる事を決めているか、ライバル社があっても1社くらいです。」
「以前は5社~7社は当たり前でしたが、今は本当にライバル社が減りました。」
「その分、問い合わせ数も減っています。」
「しっかり下調べをした上で、問い合わせを頂いているのが良くわかります。ホームページ等でたくさんの情報発信をしないと選んでもらえないですね。」
と言われます。
これが今の住宅購入者の動きです。
(住宅購入者だけでなく、他の商品でも同じような傾向だと思いますが・・・)
私が経営している襖・障子・畳・網戸の張り替え屋「和紙屋~かずしや~」は、丸裸にされています。
私が経営している『襖・障子・畳・網戸の張り替え屋「和紙屋~かずしや~」』。
始めてからほぼ半年が過ぎました。
「何を広告で伝えたら信用・信頼を得られるだろうか?」
と考えたときに、「地元の人間がやっている。」を伝えることが一番かな?と考え、
「地元、安城市の手張り職人なら安心です。」を決め手にし、「なぜ地元だと安心なのか?」を書いています。
長年、営業をしているわけではないので、「創業30年」等の実績で信用・信頼を得る事はできないからです。
また、訪問営業や電話営業に非常に警戒心が強い事も広告業でお付き合いのある工務店さんからお聞きしていたので、そこを突破する事もできるかなと考えました。
結果は、私の想定以上でした。
「和紙屋」を選んでくれた理由をお聞きすると、
・チラシに地元って書いてあるから、さすがに騙しはしないだろうと思った。
・遠くの業者の安い値段のチラシもたくさん折り込まれるけど、どんな人が来るか、わからないから心配じゃない?価格よりも地元の安心よ。
・地図を見ると、古い住宅街の中だから、本当の地元の人だと思って、安心したよ。
・ホームページを見たらさー、大見さんって方がやっているからさー、大見さんって地元に多い苗字だから安心だと思った。
・ホームページに「騙されるどうか、心配なら店まで来てください。」って書いてあったから、来たんだよー。仕事ぶりが見れて、安心しました。
と言われ、お客様はチラシもホームページもしっかり読まれていて、すっかり丸裸状態で、ターゲット通りの方から問い合わせをいただいている事がわかります。
私はただ、お客様が不安に思っている事を解決するために「地元」を強みにしただけです。
これは、地域密着型のビジネスを展開している会社やお店にはみんな当てはまる事ですが、長年、同じビジネスを続けていると、それが当たり前になって、自社の強みになるとは思わないんですよね。
私が「始めたばかり=お客様に近い」から地元を強みにできたと思います。
一度ずれてしまったお客様目線は、なかなか元には戻らない。
お客様目線で怖いのは、「一度ずれてしまったお客様目線は、なかなか戻らない」ことです。
「今のお客様は、文字を読まないから、極力減らして欲しい。」と言われるお客様に、私が「お客様目線」を取り戻してもらうためにする説明があります。
私:「本当に今のお客様って文字を読まないですか?」
ってお聞きすると、
広告主:「少なくとも私(広告主)は読まないです。写真を見て決めます。」
って言われるので、ちょっと意地悪な質問で、
私:「アマゾンやユニクロの通販で買う時も読まないですか?カスタマーレビューとか、商品の評価って読んで買うか買わないかを決めませんか?」
ってお聞きすると、
広告主:「それは、読むわよ。どんな商品かわからないし、失敗したくないから、読むわよ。人の評価が一番信頼できるから・・・。」
私:「文字、読まれますよね?信頼してもらうための説明や要素は必要ではないですか?」
と言うと、きょとんとした顔をされます。
それでも、「今回は、文字は無くても良いわ。読まれないから。」と言われます。
なぜか、売り手側になると、「文字は読まれない。」になります。。。。。
私はそれだけ、お客様目線を取り戻すことは難しいと理解しています。
今回、そんな方に嬉しいニュースです。
「A4」1枚アンケート広告作成法を考案された岡本達彦先生の新しい著書「お客様目線のつくりかたー顧客視点は仕組みで生み出せる」が8月に発売されます。
・今のお客様って、文字を読まない。
・説明させてくれれば、当社の良さをわかってもらえるのに・・・。
・ホームページに全部書いてしまうと、お客様が聞きたいことが無くなるから、問い合わせが来なくなると思う。
・最近、お客さんの悩みや要望が想像できない。
・そんな当たり前の事はお客さんも解っているから、書かなくても良い
と思った事がある人は、お客様目線からずれている可能性があります。
そんな方にぜひ、読んでもらいたいです。
今月はココで終わりとします。
来月にまたお会いしましょう。
新刊が出るまで待てない。スグにでもお客様目線の事を勉強したい方は、下記の『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法』をご購入の上、ご覧下さい。
参考になると思います。
本を読んでも良く分らない、もしくは、もっと詳しく知りたい方は、全国各地にいる「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーにお問合せ下さい。
お待ちしております。
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