投稿日:2023.10.01
沖縄で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、販促・集客コンサルタントとして活動している豊平尚哉です。
中でも、フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄県那覇市、豊見城市、大阪市西区南堀江)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
今回のコラムは、フィットネス系格闘技ジムの経営者やinstagramなどのSNSを使った販促担当者の方に読んでいただきたい内容となっています。
先日、私が新しく出店したフィットネス系キックボクシングジムの現場で実際にあった出来事です。近隣に似たように格闘技ジムがあるにもかかわらず、新しく入会された方の意見なので、ぜひ参考にされてください。
目線のプロ化現象
先日、沖縄県那覇市で新しくキックボクシングジムを開業しました。私としては3店舗目の運営となります。
那覇市の人口は約32万人と沖縄県内ではダントツに多い都市になりますが、当然ながら大なり小なりスポーツジム、格闘技ジムは数多く出店しています。
3店舗目の運営スタートということもあり、お客様のニーズ(悩みや欲求)は十分に理解しているつもりで、チラシやWEBサイト、SNSのコピーライティングは手慣れたものでした。
テスト運転を1週間実施し(その前から広告宣伝活動を実施)、毎日のように体験予約が入るほど、正式なオープンまでの初動としては好調といった様子です。
テスト運転中に入会された方のアンケートも予想通りの回答でした。
Q1 Y’ZD那覇GYMへ入会する前にどんな事を考えてましたか?または、どうなりたいと思ってましたか?入会する前の悩みやきっかけになったことを教えてください。
回答 厳しかったらどうしよう。という不安はあった。スタッフとの相性も少し心配。ここは全額返金とあったので、先ずは入会してから考えようと思いました。
Q2 どこで、Y’ZD那覇GYMを知りましたか?知った方法を教えてください
回答 近所を歩いてました。
Q3 Y’ZD那覇GYMを知ってすぐ入会しましたか?入会しなかった場合、どんな理由がありましたか?躊躇したことや気になった点があれば、教えてください
回答 すぐです。
Q4 他にもトレーニングジムや格闘技ジムがあるにも関わらず、何(どこの部分)が決め手となって、このY’ZD那覇GYMへ入会したのですか?
近所、”初心者専用”というのが心強かった。
(実際のアンケート)
狙い通り「初心者専用」というキーワードでご入会いただきましたが、この入会された方から「初心者専用」について掘り下げてヒアリングしたところ、やはり私の「目線のプロ化」現象を知ることができました。
お客様目線の「初心者専用」を掘り下げる
岡本先生の新刊「お客様目線のつくりかた」91ページに載っている「お客様へのヒアリング」です。
ヒアリングすることでアンケートから出てこない点を詳しく聞くことができます。
この新しく入会した方へ「初心者専用」について掘り下げて聞いてみると
「近所に格闘技ジムがありますが、見学に行くと”ガチ感”が強く、私には無理と思ってました。Y'ZD GYMのホームページに初心者専用と書いていたので、体験を申し込みましたが、instagramで明らかに初心者じゃない人の練習が投稿されていたのを見て正直どうしようかと迷った。」
と意外な意見を聞くことができました。
Instagramへ投稿した人は、まだ入会数ヶ月で一人では十分に練習ができない会員さんでした。そのような会員さんは、私たちからすると「初心者」にあたるわけですが、本当に格闘技が初めての人にとっては受け取り方が違い、初心者の定義が異なるということです。
ヒアリング後、すぐにinstagramのキャプションに「入会数ヶ月でここまで上達しています」と加え編集することに。
ヒアリングして、お客様目線に気づいてなかったら、この新しく入会した会員さんと同じように考えている方も多く存在し、体験まで足を運ばなくなっていたはずです。
常にお客様目線を意識する
先述したようにお客様目線に気づいていなかった場合、問合せや体験、入会などの増減に強く影響してきます。
キックボクシングをやってみようか悩んでいる人は、チラシ・WEBサイト・SNSの情報をしっかりとご覧になってます。
つまり、入会する理由を探しているのです。
そのために、間違えた情報を発信せず、常にお客様目線を意識した取り組みが必要です。
私が運営しているキックボクシングジムでは、
- ●体験中に会話を通してヒアリング(Q1の悩みや欲求を聞く)
- ●入会案内前によくある質問を伝え、他に質問がないか聞く(Q3のリスク対策)
- ●入会後、必ず「A4」1枚アンケートを取る
- ●「A4」1枚アンケートで気づいた点をヒアリングする
- ●広告やSNS投稿で改善する
という一連の流れをお客様とジム側のミスマッチが起こらないように常に意識して実施しています。
ミスマッチが起こると、お金を支払う側(お客様)も受け取る側(売り手)も良い気持ちになれないですからね。
今回は身近に起こった目線のプロ化・お客様目線の気づきについて紹介しましたが、もっと具体的に対策を知りたいという方は、ぜひアドバイザーへご相談ください。
アドバイザーは、それぞれ得意分野がありますので、あなたに合った対策をご案内できるはずです。
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この記事を書いた人
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
豊平尚哉(フィードバックドリブン株式会社 代表取締役)
フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム2店舗(沖縄、大阪)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
■セミナーで紹介している主な成功事例(一部)
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