投稿日:2024.06.30
新潟で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している桑原と申します 。
私は主に従業員20名以内・店舗経営者を対象に販促・営業の課題は見えているものの経費・スキル・時間の関係で対策が出来ていないというジレンマを抱えて方を対象に現地での営業、必要な施策・コンテ ンツの作成実行を代行し販促営業をサポートを提供します。特に新規顧客開拓の課題や見込み客との関係強化・維持施策に課題を持たれている方はご相談ください。
「言葉を変えるだけでも結果が変わる」と言うこの言葉、WEBセミナーに参加した際に講師が発した言葉で強く印象に残っています。あなたはこの言葉を聞いて何か感じますか?
この言葉が印象に残った理由として、私は営業職で勤務していた時に、相手に伝える言葉一つで“場の空気”が一変し、クレーム対応の訪問だったのにその場で500万以上の新規注文を頂いたり、逆に「今すぐ帰れ!」と怒鳴られ修羅場になったりと、様々な経験をしているからかもしれません。
そして現在、ユーザの情報収集がネットに移行しているため、ネットを活用してのリード開拓・販促を行っている方も多いと思います。2023年5月に発表されたリード獲得のための成果が出たチャネルに関する調査データ※1によると、広告:46%、SNS(FB・X・insta):36%という数字が発表されています。
※1 引用:リサピー®
広告:46%、この広告にどんな種類が含まれているのか迄は分りませんが、この数字は効果を感じている人の数字ですから逆の方も含めればリード獲得で広告を活用している方は多いと想像が出来ます。
そこで「言葉を変えるだけでも結果が変わる」と聞いては私は、ネットならGoogle広告などのテキスト文、HP・LP、紙媒体などのファーストビューで目にするヘッドラインやキャッチ画像をイメージします。
そこで、今回のブログではこのヘッドラインについて深堀をして行きたいと思います。
ヘッドラインについて
ヘッドラインと言う言葉について馴染みがうすい方もいるかもしれませんので、最初にChatGPTから説明してもらいます。
WEB広告や紙媒体のチラシでユーザが最初に目にする部分は「ヘッドライン」と呼ばれます。ヘッドラインは広告の中で最も重要な部分の一つであり、ユーザの注意を引き、興味を持たせる役割を果たします。効果的なヘッドラインを作成することで、広告全体の成功につながる可能性が高まります。
ChatGPT
まさにヘッドラインの重要性を説明していますね。
ヘッドラインの寿命
「人間の集中力は金魚以下」という言葉があるのですが聞いた事がありますか?、実は2015年に米マイクロソフト社のカナダの研究チームが発表した資料が元になっているのですが、それによると「現代人の集中力は8秒で、金魚の集中力9秒を下回る」そうです。
つまりそれほど人間は集中が出来ないという事なのですが、これはヘッドラインにも同じようなことが言えて、ユーザは「できるだけ早く、そのページの価値を見極めたい」という心理状態からヘッドラインを見て読み続ける他に行くか?決めるその時間は3秒とか5秒と言われています。
3秒と聞くと短いと思うかもしれませんが、実際普段私の様子を思い浮かべると確かにパッと見て違うなと感じたらサッと次にいっていますね。あなたもそうではありませんか?
効果を実感したヘッドライン
余談情報になりますが参考までにお伝えします。私はコピーライティングを学んでいるのでヘッドラインの重要性については高い意識を持っている方だと思います。
これから伝える情報は、ヘッドラインとは少しお伝えしてきたヘッドラインの話とは少しズレるかもしれませんが、ユーザの注意を引き興味を持たせるという目的は同じなのでお伝えさせて頂きます。
下の画像は昨年テスト的にFB広告でビジュアルにマンガを活用し一週間運用を行った画像です。正確には画像4枚のカルーセルになります。画像に入れたテキストは「問題認識→深刻化→解決策→行動喚起」といったよくあるストーリーを入れています。
結果として写真だけの場合と比較してクリック数が倍になりました(予算・エリアも狭いので数字は少ないですが…)。ただ、他の事例を見てもこの方法はFB広告だけでなく他のSNSでも反応が良いので今私がオススメしている方法です。
ご興味ある方はご連絡をください。
ChatGPTに聞いた効果的なヘッドライン フォーミュラ(公式)
では、ユーザの興味関心を引く効果的なヘッドラインの作り方はあるのでしょうか?正直ググれば問題解決型とかベネフィット提示型とか参考になる情報は豊富に出てきます。
ChatGPTに質問したら”効果的なヘッドラインを作成するためのいくつかのフォーミュラ(公式)がある。これらの公式を使うことで、魅力的で読者の関心を引くヘッドラインを簡単に作成することができます。”と返してくれました。
具体的には、
- 数字 + 形容詞 + キーワード + 約束
例: 「10の簡単なステップでSEOを改善する方法」
説明: 数字は具体性を与え、形容詞は魅力を増し、キーワードは内容を示し、約束は価値を提供します。
- 質問形式
例: 「あなたのウェブサイトはなぜトラフィックが増えないのか?」
説明: 読者の問題を問いかけることで関心を引き、答えを求めて続きを読ませます。
- 驚きや新情報
例: 「あなたが知らないSEOの新しいトレンド」
説明: 読者にとって新しい情報や驚きを提供することで興味を引きます。
- 何を + 誰が + どうやって
例: 「初心者が3ヶ月でプロのブロガーになる方法」
説明: 具体的な対象と方法を示すことで、読者にとっての価値を明確にします。
- どうして + 読者の利益
例: 「なぜSEOがあなたのビジネスを成長させるのか」
説明: 具体的な理由と読者にとってのメリットを示すことで、関心を引きます。
- How-to形式
例: 「どうやって短期間でフォロワーを増やすのか」
説明: 明確な手順や方法を示し、実用的な情報を提供します。
- ターゲット + 行動 + 結果
例: 「マーケターが使うべき5つの必須ツール」
説明: ターゲットとなる読者を示し、具体的な行動と結果を明確にします。
- ネガティブな問いかけ
例: 「あなたのウェブサイトがトラフィックを失う5つの理由」
説明: ネガティブな要素を提示することで、読者の関心を引き、改善策を求めて続きを読ませます。
- シンプルで強力な一言
例: 「成功への鍵」
説明: 短くて覚えやすい一言で強いインパクトを与えます。
ただし、正直これが絶対正解という事はなく、リリースして反応数字を確認して改善をしていくと言う事が必要になります。
広告史上最も著名な見出し
「100キロで走る新型ロールスロイスの車内で、一番の騒音は電子時計の音でした」
このヘッドラインは現代広告の父と言われるデイヴィッド・オグルヴィの代表作のひとつで ロールス・ロイスを販売した広告のヘッドラインになります。
このヘッドラインですが実はデイヴィッド・オグルヴィが考えたものでは無いという裏話があります。
補足しますが、デイヴィッド・オグルヴィは「リサーチに無関心な広告人は、敵の暗号を解読するのに無関心な将軍と同じぐらい危険だ」と言う言葉を残すくらいリサーチの重要性を伝えていますが、依頼を受けた際も約3週間かけてクライアントと話をしたり資料を見たりして100通りのヘッドラインを考えたそうです。
ですが最終的にヘッドラインの元となった情報は資料の中にあったあるエンジニアの言葉だったそうなんですね。考えたと言うより見つけたと言った方がしっくり来ます。
あなたもデイヴィッド・オグルヴィのようなヘッドラインがかける?
今日はヘッドラインは広告の中で最も重要な部分の一つという事、しかしその寿命は短く数秒で興味関心を引く事が出来なければユーザは別の所に行ってしまうとお伝えしています。
ではそんな重要なヘッドラインがどうすれば出来るのか?ヒントをお伝えしたいと思います。ヒントは先ほど伝えた文章の中にもあるのですが、それが、
「クライアントと話をしたり」
という部分。この言葉を別の表現でいうなら岡本達彦先生のこの言葉がピッタリだと思います。
「売れるチラシ・DM・ホームページをつくるために必要な情報は、あなたではなくあなたのお客様が持っている」
引用:「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 P3より
今回は書籍の内容についての紹介は割愛しますが、もし、広告の反応が少ない・何を書けば良いのか分らないと悩んでいるなら、是非岡本達彦先生の書籍を読んでみてください。
現代広告の父と言われるデイヴィッド・オグルヴィと同じようにヒントを見つける方法が紹介されていて、どう活用するかまで詳しく説明されています。
最後に
今回の紹介したヘッドラインですが、この考えはHP・LPや紙広告だけではありません。
例えばBtoBなら、提案書やプレゼン資料のタイトルだったりメールの件名にも通じます。もちろん営業トークや商品説明にも活用できるでしょう。
店舗ビジネスなら店内ポップやサイン、レビューや顧客の声を活用した商品説明、プロモーションメッセージを顧客に合わせてパーソナライズも考えられます。
私も含めお客様をガバッと集めるヘッドラインを作って行きましょう(あ!見つけるんだった)
ではまた来月お会いしましょう。※7月から私の担当日が毎月29日に変更になります。よろしくお願いします。
※ご案内※
新刊「不安がなくなるとモノが売れる」好評発売中!
◆毎月 販促成功事例が届くメルマガ
◆「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー募集について
●「正しい方法でクライアントに成果をもたらす仕事をしたい」
●「独自のコンテンツを持って、セミナー・研修講師として活動したい」
●「販売促進に関して相談できる仲間を作りたい」
とお考えであれば、「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの資格を取得するのが一番の近道です。 販促コンサルタントの岡本達彦先生公認『「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会』主催の認定アドバイザー試験に合格して資格を取得すると、「A4」1枚アンケートの商標・ノウハウ使用の権利を手に入れられ、実践勉強会や各種セミナーを開催することができます。
あなたも「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーになって、私たちと一緒に活躍してみませんか?
詳しくはこちらから