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教育コンテンツを”差別化する”最も効果的な方法

投稿日:2024.11.13

ちかごろ、教育ビジネスとは直接関係のない業界の方々から、もっと多くの人に自社や商品のことを知ってもらうために、「セミナーを開いて知識や技術を広めたい」「オンライン講座を作って新たな集客につなげたい」「民間資格をつくりたい」という声を耳にする機会が増えました。

こうしたニーズが増えている背景には、「教育」がマーケティングの一環として有効な手段になると認識されるようになってきたことがあるのかもしれません。

実際、セミナーや講座を通じて顧客との信頼関係を築き、見込客に自社の強みや価値を伝えることができれば、その先により良いビジネス展開が待っています。

しかしこの分野に初めて取り組む多くの方が、ある「共通の悩み」に直面していることも事実です。

よく相談を受けるのが「自分の講座やセミナーに、他にはない独自の魅力を持たせたいけれど、それがうまく表現できない」という問題です。

例えば、ある方は「自分の持っている知識やノウハウをできるだけ詰め込み、完璧な企画を考えたつもりだった。でも、いざカリキュラム化し、スライドをつくってみると、どこかで見たような内容で、差別化ができていない」と感じたといいます。

いろいろと工夫してもせっかくの講座が「ありふれたもの」と見られてしまい、期待する反響が得られないのではないかと不安に感じるというのです。

では、こうした悩みに対する効果的な解決策とはどのようなものでしょうか。

幾つかありますが、今回は最も効果的な対策を一つご紹介します。

自分の弱みや苦労を魅力に変えるストーリーを入れる

講座や教材を魅力あるコンテンツにするためには、「単に知識を提供する」だけでなく、講師自身や顧客の「弱み」や「苦手意識」「コンプレックス」を克服したストーリーを共有することが重要です。

例えば、なぜその講座を作ろうと思ったのか、その動機や背景を語ることで、受講者にとって「リアルな経験」に基づく内容として響くようになります。

受講者は、単に「知らない知識」を学ぶためではなく、「今はできないことができるようになりたい」という願いを抱いて参加しています。

ここでのポイントは、何度も失敗してきた経験をあえて見せることです。こうした失敗の裏側を共有することで、ただの知識やメソッドの提供だけでなく、「この講師だからこそ語れる経験」「この講師ならではの説得力」を備えた講座になります。結果として、受講者も共感を持ち、学びたいという意欲が高まります。

具体例:税理士による「会社にキャッシュを残す経営手法(仮)」講座

以前、お手伝いしたある税理士さんが、若手税理士向けに「会社にキャッシュを残す経営手法(仮)」をテーマにしたセミナーと連続講座を開催しました。

若手税理士にとっては大変興味深いテーマではありましたが、企画段階のカリキュラムは、あくまでも教科書的で少し退屈にも感じるようなものになってしまっていました。

そこで、この税理士の先生になぜこのセミナーを伝えたいと思ったのか?そのキッカケや理由について聞いてみると、この講座が生まれた背景には、税理士自身の苦い失敗経験があったのです。

独立して間もない頃、ある町工場の社長が顧問契約を依頼してくださり、その際に「キャッシュフローを改善したい」と要望を受けていました。ただ当時は、目の前の税務処理に集中するあまり、会社全体のキャッシュ管理まで視野に入れられず、期待した結果にはならなかったことで、その社長をガッカリさせてしまったのだそうです。

この経験を機に、「単なる税務サポートを超えて、経営の本質を支援できる存在になろう」と決意し、徹底的にキャッシュフロー管理を学び直し、事務所の看板業務と言えるほどに磨き上げてきたとのことでした。

講座では、税理士が冒頭で「かつて社長のニーズにこたえられなかった失敗があったからこそ、この方法を若い税理士の皆さんにお伝えすることができる」と語り、受講者の共感と信頼を得ました。実体験に基づくリアルな内容が、ただの知識提供を超え、経営に活かせる実践的な学びとして好評を博しました。

「A4」1枚アンケートで受講者の声を拾う重要性

セミナーや講座が終わった後に、受講者から「A4」1枚アンケートを取ることも非常に大切です。お金を支払って講座に参加する際、受講者は不安や期待を抱えています。そこで、受講後の率直な感想や不安に感じていたこと、特に響いた内容などをアンケートでフィードバックしてもらうことで、講師は「自分の講座がどのように受け取られたか」を具体的に把握することができます。

また、「A4」1枚アンケートを通じて、講師が気づかなかった「お客様だけが感じ取る魅力」や「意外な強み」を発見することができます。

たとえば、受講者が講師の何気ないエピソードに共感していたり、特定の部分を特にわかりやすいと感じていたりすることがあります。こうしたアンケートの結果をコンテンツや販促物に反映することで、次回以降の講座の質を高め、より多くの共感と信頼を得ることができるのです。

まとめ

教育コンテンツやセミナーを成功させるためには、ただ知識を伝えるだけでなく、「ストーリー」と「共感」が重要な鍵となります。多くの教育コンテンツが世に出てくる現在では、単に珍しいメソッドや豊富な内容を盛り込むだけでは、受講者に深く響くコンテンツにはなりづらくなっています。

講師自身やそのお客様が抱えてきた苦手意識やコンプレックス、それをどう克服してきたのかといったストーリーを含めることで、教材はよりリアルで説得力のあるものになります。

さらに、「A4」1枚アンケートを活用して受講者の声を聞くことで、講座の強みや受講者が本当に感じている魅力を見出すことができます。アンケートから得られるフィードバックは、改善すべきポイントだけでなく、他にはない自分ならではの強みを明確にするための貴重な材料です。

これらの要素を掛け合わせていくことで、他にはない、心から共感され、選ばれる教育コンテンツを作り上げることができるのです。

今回は以上です。
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