「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会

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「ハンマーしか持たない人は、問題が全て釘に見える」—“ハンマー思考”から抜け出す集客と「A4」1枚アンケートの話

投稿日:2025.08.15

新潟で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している桑原と申します 。私は主に従業員20名以内・店舗経営者を対象に販促・営業の課題は見えているものの経費・スキル・時間の関係で対策が出来ていないというジレンマを抱えて方を対象に現地での営業、必要な施策・コンテ ンツの作成実行を代行し販促営業をサポートを提供しています。特に新規顧客開拓の課題や見込み客との関係強化・維持施策に課題を持たれている方はご相談ください。

あなたは、この言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「ハンマーしか持たない人は、問題が全て釘に見える」——これは、道具や方法が一種類しかないと、どんな問題もその方法で解決しようとしてしまう、という比喩で、マズローの法則で知られるアブラハム・マズローが1966年の著書『The Psychology of Science』で述べたのが由来とされています。

つまり、手元にある武器や手法が限られていると、人は無意識のうちに、その一つのやり方で全てを解決しようとしてしまうことなんですが、例えば、集客ならHP・認知拡大ならSNSと、結果はともかく...気づけば、いつも同じ“ハンマー”で叩こうとしていませんか?

慣れた方法は安心感がありますし、一定の成果も得られるかもしれません。しかし、時代やお客様のニーズが変化する中で、同じ手法の繰り返しでは成果が頭打ちになる危険性もあります。

「とりあえずこれで」という惰性の選択が積み重なると、ビジネスは徐々に勢いを失ってしまうのです。

本記事では、“ハンマー思考”から抜け出し、集客・販促の新しい一手を手に入れるヒントをお伝えします。

※ちなみに“ハンマー思考”という言葉は、私が思い付きでつけたネーミングです。

先月の私のブログ(摩擦を減らせ)にも登場した企業のご担当者の例なのですが、まさに「集客=HP」というハンマー思考の持ち主だったのです。とにかく「HPから反応が欲しい」との一点張りです。

話を伺うと、約1年前に公式HPを全面リニューアルしたとの事。しかし、この1年間で問い合わせはわずか1件。さすがに不安を感じていたようです。

その場で簡易的にリサーチしてみました。メインキーワードの月間検索数はツールによって差がありますが、およそ2,000件ほど。ゼロではないものの、やや物足りない数字です。

さらに、関連性のある複合キーワードを調べてみると、ほとんどが月間検索ボリューム50以下。正直「この条件で集客するのは厳しい」と伝えさせて頂きました。

ご担当者からは、「なら、別の提案をして!」と宿題を頂き、その日は終了したのですが、もし、ご担当者が「集客はHPしかない」と考え続けたらどうなるでしょうか。

時間も予算も、成果が見えないHP改善に注ぎ込み続けます。その間、競合はSNSや動画、イベントなど新しい手段を取り入れ、着実にお客様との接点を増やしていく…。

結果的に、自社の存在は少しずつ埋もれ、問い合わせはさらに減少。気がつけば、やっていることは増えているのに成果は横ばい、むしろ後退という悪循環に陥ってしまいます。

逆に、このご担当者が「HP以外にも方法がある」と気づき、別の集客ルートを開拓できたらどうでしょうか。例えば、お客様の声を活用してSNS投稿の見出しを改善したり、チラシのキャッチコピーを刷新したりと。

「自分たちでは気づかなかった魅力」が表に出ることで、新規客はもちろん、休眠客からの問い合わせも戻ってくるかもしれません。

売上だけでなく、お客様との会話や社内のアイデアも活発になり、集客が“作業”から“戦略”へと変わっていく未来が見えてきます。

…ここまで読んで、あなたの会社やお店はどうでしょうか?

「広告はチラシだけ」「Instagramしかやっていない」「やることは増えても成果は変わらない」——そんな状況に心当たりはありませんか?

実は、このような“ハンマー思考(うちは特別だから...も)”は、業種や規模を問わず、多くの企業や店舗に見られる共通の課題です。

もし「今のやり方しかない」と感じているなら、現状を客観的に確認し、新しいアイデアを生み出す方法を知ることが第一歩です。

しかも、その方法は驚くほどシンプル。特別なスキルや高額なツールは必要ありません。

「A4」1枚アンケートは、複雑なマーケティング知識や高額な調査ツールがなくても、お客様の“本音”を引き出せるシンプルな手法です。

質問は5つで、購買心理の流れに沿って設計されていて、

質問1:商品を知る前は、どんなことで悩んでいましたか?
質問2:何がきっかけで、この商品を知りましたか?
質問3:この商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかったとしたら、なぜですか?
質問4:何が決め手となって、この商品の購入を決めましたか?
質問5:実際に使ってみていかがですか?

普段あなたが手にしている、A4用紙1枚で収集できます。

先ほどのHP集客に固執していたご担当者も、既存のお客様はいたものの、その来店経路や購入理由を把握していませんでした。

強みを絞れ!

もし「知ったきっかけ」という質問を実施していれば、「HPで知った」という回答はごくわずかだったかもしれません。むしろ他の媒体や紹介、イベント経由の方が多く、戦略の優先順位を変える決定打になった可能性が高いのです。

お客様の声を集計・分析すれば、集客経路の実態が数字で見え、販促コピーの材料も同時に手に入ります。少なくとも、顧客の声を知る方法を持っていれば、「集客=HP」という思考に固執し続けることはなかったでしょう。

さらに、「A4」1枚アンケートはチラシ、HP、SNS、営業トーク、商品改善など、あらゆる場面で活用可能です。これは単なる調査ツールではなく、現状を可視化し、戦略や集客の優先順位そのものを変える起点になります。

「A4」1枚アンケートは、次の3ステップで誰でもすぐに始められます。先月のブログでも伝えた内容を再度伝えますので参考にしてください。

ステップ1:アンケート用紙の作成と実施

A4用紙に5つの質問を記載し、お客様に記入していただきます。

「A4」1枚アンケート

ステップ2:店舗で購入されたお客様に聞く&過去のお客様リストアップ

まず、店舗ビジネスをされている方なら商品を購入されたお客様に直接聞いてみましょう。聞くとい行動に慣れていない方は最初緊張するかもしれませんが、聞くだけで売り上げアップにつながるとイメージして頑張って声をかけてください。

また、アンケートは取っていないけど顧客リスト(※今回のご担当者は既存客リストがありました)があるという方なら、商品やサービスを購入してくれたお客様を10名程度リストアップしてコンタクトを取ってみましょう。購入時期が新しいほど、記憶が鮮明で有用な回答が得られやすくなります。

お客様の状況によっては、郵送、メールなど、お客様との関係性に応じて最適な方法を選択しましょう。

ステップ3:回答の分析と販促物への反映

回答を分析し、共通する摩擦やポジティブな評価を特定します。これらの情報を基に、顧客開拓戦略、チラシ、ホームページ、店頭POPなどの販促物を改善していきます。

「ハンマーしか持たない人は、問題が全て釘に見える」、時にはこれが正しいと言う時もあるかもしれませんが、頭カチカチ状態では、お客様が求めている情報とギャップが生まれスルーされる場合が多いでしょう。

もし、自分もそんな所があるな...と感じた方は、是非「A4」1枚アンケートという新しい武器を手に入れて試してみてください。「A4」1枚アンケートは、ハンマー思考から抜け出す、その第一歩となるシンプルかつ効果的な方法です。

・顧客の本音が分かる
・集客経路が見える
・広告、販促物にそのまま使える言葉が手に入る
・戦略や優先順位の見直しができる

もし今、集客や販促に行き詰まりを感じているなら、まずは1枚のアンケートから始めてください。
 

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