投稿日:2025.09.02

山田修史です。
福岡市のホームページ制作会社の株式会社リクトに所属。ホームページの運用のアドバイスが専門。中でもお問い合わせを増やすためのホームページ運用のアドバイスが得意です。
今回は、お客様インタビューの記事についてです。
見込み客に響くコンテンツとして、成功事例のインタビュー記事は非常に有効です。
しかし、インタビューから記事の作成までには、多くの時間と手間がかかります。
以前は、インタビューライターさんに依頼して原稿をもらっていました。
現在は、テレビ会議でクライアントに直接ヒアリングをして、社内で原稿作成をする流れになっています。
スケジュール調整などをふくめても大幅に工程の短縮ができています。
今回は、生成AIとテレビ会議を組み合わせることで、弊社で実践しているインタビュー記事の作成を劇的に効率化する方法をご紹介します。
インタビュー記事作成の効率化にAIを活用
インタビュー記事作成で最も時間がかかるのが、インタビュー音声の文字起こしと、その内容を元にした記事構成の作成です。
これらのプロセスにAIを活用することで、大幅な時間短縮が可能になります。
Google MeetとGeminiで文字起こしから記事作成まで実現
私たちは、社内で利用しているGoogle Meetと、GoogleのAIツールGeminiを活用して、インタビュー記事を作成しています。
Google Meetの文字起こし機能を使うと、会議中の発言がリアルタイムでテキスト化されます。この機能は発言者ごとにテキストを分離してくれるため、誰が何を話したかが一目でわかります。
Meetは2025年3月ごろから日本語の文字起こし機能が追加されました。これによってMeetを使った打ち合わせは文字起こしをして振り返りや議事録作成が楽になりました。
文字起こしをしたテキストを利用してインタビュー記事を作成します。
さらに、Geminiに文字起こしテキストを読み込ませることで、以下の作業を自動で行えます。
誤字脱字の修正と文脈の調整
AIが文脈を判断して、誤字を自動で修正します。また、口語表現を記事として読みやすい文章に整えます。
記事構成の作成
目的やターゲットを指示するだけで、それに合わせた記事構成を提案してくれます。
記事の目的や校正などの指示をするプロンプト文次第で出力されるもがかわりますが、簡単に
「成功事例インタビューの記事に仕上げてください。誤字脱字は校正してください。」でもある程度物はできますので、秘伝レシピみたいなものなので自分に合ったプロンプトを構築してみてください。
記事本文の作成
構成に合わせて本文のたたき台を作成してくれます。
これにより、取材から記事のたたき台が完成するまでの時間を大幅に短縮できます。
実際に1時間のインタビュー、文章生成から調整で1時間~2時間程度で記事のたたき台の作成までできるようになっています。
推敲や追加インタビューなどあれば追加で実施します。
質の高い記事を作成するための準備とコツ
AIを使うことで記事作成は効率化できますが、最終的に質の高い記事を完成させるには、人間による作業が不可欠です。
成功事例はお客様の成功のアピールだけではなく、記事を読んだ後に同じように成功したいと思っている見込み客からの依頼のきっかけにならないといけません。
特に以下のポイントを意識することで、より良い記事を作成できます。
事前準備を徹底する
インタビュー前に、質問内容を取材対象者と共有し、回答を考えてもらうことで、本番のインタビューがスムーズに進みます。
「A4」1枚アンケートの設問と同じで「悩み、知ったきっかけ、不安、決め手、満足度」などを求職者の行動に沿った質問内容にしましょう。
深掘りの質問を用意する
事前に用意した質問への回答に応じて、さらに話を深掘りする追加の質問をすることで、取材対象者の本音や具体的なエピソードを引き出せます。
最終チェックを必ず行う
AIが作成した原稿は、必ずインタビュー内容と相違がないか、言っていないことが付け加えられていないかを確認しましょう。AIは完璧ではないため、微妙なニュアンスや事実関係の誤りがないか、慎重にチェックする必要があります。
言葉の微調整とレビュー
記事全体のトーンや言い回しを調整し、読みやすく整えます。また、完成した原稿は必ず複数人でレビューを行い、客観的な視点から改善点を見つけ出しましょう。
成功事例を継続的に増やすための戦略
成功事例は、見込み客が自社のサービスや製品を導入するメリットを具体的にイメージできる、非常に強力なコンテンツです。
AIの活用により、インタビュー記事の作成効率が格段に向上します。この効率化によって、これまで時間や手間を理由に後回しになっていた成功事例の記事化を継続的に行うことが可能になります。
成功事例を定期的に公開することで、見込み客の信頼を獲得し、受注につながる強力な武器となります。
お客様の成功がなければ成功事例も作成できませんので、お客様の声に耳を傾けて商品やサービスの良いところを常にきいて販促活動に生かしていきましょう。
ぜひ今回ご紹介した方法を参考に、貴社の成功事例をどんどん増やしていってください。
ひとりでできるかな?と不安な場合はお気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人

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