投稿日:2025.10.01

沖縄で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、販促・集客コンサルタントとして活動している豊平尚哉です。
中でも、フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店舗、大阪)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
こんにちは。豊平尚哉です。
私はこれまで数多くの小さなスポーツジム、フィットネスジムの経営相談を受けてきました。その中で常に共通して出てくる課題が、「新規入会者の獲得」と「体験から入会につなげる成約率の低さ」です。
大手の24時間ジムや全国展開しているフィットネスチェーンが台頭し、しかも低価格・充実設備・知名度という圧倒的な強みを持っている時代。小さなジムにとって正面から戦うのは難しいのが現実です。
では、小さなジムが勝ち残るために、どこに活路を見出すべきなのか。
答えはシンプルです。
「見込み客が抱える“入会への不安”を取り除くこと」。
大手ジムが真似できない、不安を徹底的に掘り下げ、解消するための仕組みづくりこそ、小さなジムの最大の武器になるのです。
入会をためらう最大の理由は「不安」
人は誰でも新しいことを始めるとき、不安を抱きます。
「私でも続けられるだろうか?」
「トレーナーや会員の雰囲気に馴染めるだろうか?」
「運動経験がなくても大丈夫?」
「料金は自分に見合うのか?」
これらの不安をクリアにしないまま、「無料体験」「入会金無料」「初月無料」といったキャンペーンで入会を促しても、効果は限定的です。むしろ、入会してもすぐに辞めてしまう“ミスマッチ”を生む可能性すらあります。
だからこそ、小さなジムはまず 「不安の正体を突き止める」 ことから始めなければなりません。
「A4」1枚アンケートで不安を掘り起こす
私が実際に推奨しているのが、体験者や既存会員に対して行う 「A4 」1枚アンケート」 のQ3の質問です。
質問はシンプルです。
Q3「当ジムを知ってすぐに入会しましたか?しなかった場合、どのような不安や迷いがありましたか?」
たったこれだけの問いかけで、想像以上にリアルな声が集まります。
例えば、ある女性専用ジムのケースでは、
「周りの人に迷惑をかけないか心配だった」
「運動初心者で、続けられる自信がなかった」
といった声が多く寄せられました。
この情報こそが宝です。大手ジムでは拾いきれない、一人ひとりの不安の“解像度の高い声”が得られるからです。
不安を見える化して情報発信に組み込む
アンケートのQ3で集まった声は、すぐに現場で活かします。
- ●ホームページの「よくある質問」
→「運動初心者でも大丈夫ですか?」に対し、実際の会員の声を引用しながら回答。または、安心できる対策を用意する。 - ●体験案内の資料やトーク
→「最初は不安だったけど、スタッフがサポートしてくれて続けられました」という体験談を組み込む。 - ●SNS投稿やチラシ
→「こんな不安を持っていた方が、今では週2回通って笑顔で頑張っています」というストーリーを紹介。
つまり、広告や案内で「安さ」や「最新マシン」を強調するのではなく、“あなたの不安は理解しているし、解消できます”と伝えることが重要なのです。
入会案内の「順序」を変えるだけで成約率は上がる
さらに大事なのは、入会案内や説明の 順序設計 です。
多くのジムでは、コース料金・営業時間・施設説明といった「事実情報」から説明を始めてしまいます。しかし、見込み客が最も知りたいのは「自分の不安が解消されるのかどうか」です。
だから、私が提案するのは、「よくある不安とその解決策」を先に提示すること。
「運動初心者の方が7割を占めています」
「初心者の方へマシントレーニング・指導を無料で提供しています」
「女性だけの空間だから、人目を気にせず取り組めます」
こうした“不安解消”のメッセージを最初に出すことで、安心感が生まれ、その後の料金説明や手続きにスムーズにつながります。
大手ジムが真似できない理由
ここで強調しておきたいのは、なぜ大手ジムには真似できないのかという点です。
大手は全国で統一されたシステムを使い、画一的なサービス提供をしています。そのため、地域ごとの不安や顧客の声に寄り添った細やかな対応は難しいのです。
一方、小さなジムは「お客様の声」をすぐに反映できる強みを持っています。アンケート結果を翌日からHPに反映したり、スタッフミーティングで共有して接客に活かすことができる。このスピード感と柔軟性こそ、小さなジムの武器です。
不安を解消すれば「紹介」が生まれる
不安を解消して入会につながったお客様は、その後「安心して通えている」こと自体を実感します。そしてその安心感は、家族や友人への紹介につながります。
「私も最初は不安だったけど、このジムなら大丈夫だったよ」
こうした口コミほど強力な集客はありません。
つまり、不安解消は 入会率アップだけでなく、継続率・紹介率の向上にも直結するのです。
まとめ 〜不安を武器に変える
小さなジムが大手に勝つための道は限られています。
しかし、「不安」を中心に据えた集客戦略は、大手には真似できない、圧倒的な差別化ポイントになります。
- アンケートで不安を掘り起こす
- 不安を可視化して情報発信に組み込む
- 入会案内の順序を工夫し、不安解消から説明を始める
- 不安が解消されたお客様は、紹介の源泉になる
このサイクルを回すことで、小さなジムは「選ばれる理由」を手に入れ、安定した集客と経営を実現できます。
あなたのジムでも、今日から取り入れられる工夫は必ずあります。
ぜひ一度、体験者や会員にアンケートを取ってみてください。
大手ジムには真似できない、あなたのジムならではの「不安解消型の集客戦略」が見えてくるはずです。
おかげさまで、私のブログをご覧になり、沖縄県のフィットネスジム3店舗、長野県の女性専用フィットネスジム、栃木県のフィットネスジムなどの小規模フィットネスジムから多く相談が入ってます。どのジムも同じように「大手フィットネスジムの進出による客数減と解約率」です。
もし、この記事を読まれているあたのジムも同じような悩み、課題をお持ちならぜひご相談ください。
現状を確認し、突破口をお伝えします。
ご質問や相談はいつでも歓迎です。一緒に、あなたのジムの「継続率を高める仕組み」をつくりましょう!
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この記事を書いた人
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
豊平尚哉(フィードバックドリブン株式会社 代表取締役)

フィットネス系キックボクシングジム・小規模会員制フィットネジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店、大阪1店)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
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