「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会

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星一つ★は「不満」ではなく「アイデアのヒント」

投稿日:2025.10.14

新潟で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している桑原と申します 。私は主に従業員30名以内・店舗経営者を対象に販促・営業の課題は見えているものの経費・スキル・時間の関係で対策が出来ていないというジレンマを抱えて方を対象に現地での営業、必要な施策・コンテ ンツの作成実行を代行し販促営業をサポートを提供しています。特に新規顧客開拓の課題や見込み客との関係強化・維持施策に課題を持たれている方はご相談ください。

星一つというこの言葉、通販など運営されている人なら、自社の商品に「星1」が付いたものなら、「なんでこんなこと書くんだ」「これはたまたまだ」と、つい眉をひそめたくなるような言葉ですよね。

ですが、私のような普段販促や営業サポートをしている人間からすると、このお客様からの低評価が販促に繋がるアイデアの種になることがあります。

なぜなら、星一つ★の裏側には「期待が裏切られた理由=潜在ニーズ」が隠れているから…本日はそんな話をしたいと思います。

星一レビューは、顧客が「何を求めていたか」を教えてくれる

私は以前、モバイルバッテリーを購入した時に、一週間もたたないうちに充電が出来なくなった商品に当たったことがあり、その時に1度だけ星一つをつけた事があります。

当然ですが、星一つをつける人は、最初から商品を嫌っていたわけではなく、多くの場合、「買う前は期待していた」「こうなってほしかった」という前提があると思います。

例えば、

「サイズが思っていたより小さい。写真ではもっと大きく見えたのに…」
「香りが強すぎてリビングでは使えない」
「折り畳み自転車の部品が説明書通りに組み立てられない。不器用な私には無理(私の最近の実話)」

一見、どれもネガティブな例えですが、心を大きくして見てみると、こうした言葉は単なる文句ではなく「期待と現実のギャップ」としても考えられ、この“ズレ”を読み解くことで、「次にどうすれば期待を超えられるか」のヒントが得られるんじゃないか!と私は思うのです。
 

ステップ1:まずは「不満の整理」から始めよう

あなたが、何かしら商品を販売されているなら、まずはAmazonで、類似商品の「星1〜2レビュー」を収集してみましょう。

感情的な書き込みもあるかもしれませんが、そこをスルーせず、不満点の本質を抽出していくことが大事です。

レビュー内容不満の本質背景・文脈
「サイズが小さい」商品情報とのギャップ写真や説明の誤認
「香りが強すぎる」使用環境との不一致家庭・職場など
「説明書が不親切」利用時の不安初心者視点の欠如


こうして、まとめてみると「不満の傾向」が見えてきますよね。

もし、特定の要素(サイズ、操作、香りなど)に集中している事が見えたら、そこが改善すべき“弱点”であり、同時に“次の販促テーマ”になるかもしれません。今ならGPTなどのAIに投げれば販促アイデアも広く出してくれると思います。

生活文脈から考えてアイデアを広げる(CEPの視点)

これは、芹澤連さんと言う方の「未顧客理解」という書籍内で伝えている”CEP”という考えで、書籍を読んでから大好きで、営業や打合せの場でも話している事なんですが、例えば商品:生クリームたっぷりシュークリームをCEPで考えるとどうなるか..見てみましょう。


商品:生クリームたっぷりシュークリーム

レビューが存在するか?は別として、もし生クリームたっぷりシュークリームと言う商品があったとして、星一つ★が入るとしたら、その内容を想像すると「味が甘すぎる」「クリームが重い」「食べにくい」「すぐ崩れる」という評価が考えられます。

この評価は「生クリームたっぷりシュークリーム」というピンポイントで考えた時の評価だと考えた時、ではCEP視点を意識した生活文脈(Morning/Daytime/Night)で見るとAアイデアが生まれるか?考えてみましょう。


● 朝:「朝ごはん代わりに食べたら、甘すぎて重そう…」

Context(文脈):出勤前、時間がなくてコンビニで買った。“手軽に満たされたい朝”というシーン。
Emotion(感情):「朝からカロリー高すぎかも」という罪悪感。
Purpose(目的):「朝のエネルギー補給+気分リフレッシュ」。求めていたのは“軽い満足感”であり、“圧倒的なボリューム”ではない。

!発想のヒント
「朝でも軽やかに食べられる“モーニングシュー”」など、時間帯別バリエーション設計。
“低糖・軽ホイップ”を打ち出せば、朝ニーズを取り込める。


● 昼:お昼休みに食べたら、手がベタベタになって食べにくい

Context(文脈):デスクでの15分休憩。PC横で食べながら癒やされたい“プチご褒美時間”。
Emotion(感情):「せっかくの休憩が台無しに…」という小さな苛立ちと残念感。味は良くても、“食べ方の不便さ”が印象を悪くしている。
Purpose(目的):「リフレッシュしたい」「気持ちを切り替えたい」。“味”ではなく“快適な体験”を求めていた。

!発想のヒント
片手で食べられる「こぼれないクリーム構造」や「紙トレー包装」など、“食べやすさデザイン”を強化。「仕事の合間でも上品に食べられる」設計が鍵。


● 夕方:子どもと半分こしたけど、クリームが多すぎて子どもが途中で残した

Context(文脈):家事を終えて、子どもと一緒におやつタイム。一日の区切りとしての“癒やしの儀式”。
Context(文脈):「せっかくの楽しい時間が、途中で“食べきれない”で終わった」残念さ。子どもの笑顔が“途中で止まる”という心理的マイナス。
Purpose(目的):「共有して幸せになりたい」。求めていたのは“分けやすく食べやすい喜び”であり、“大人仕様の濃厚さ”ではなかった。

!発想のヒント
「親子で分けやすい2分割パッケージ」や「ハーフサイズ展開」。“体験の分かち合い”を重視したリニューアルが可能。


このように、低評価の声をきっかけにCEPを掛け合わせると、結構販促アイデアの幅もグッと!広がってくると思いませんか?

ちなみに、生クリームたっぷりシュークリームですが、私は朝に選択肢に上がる事は無いかなと…。ただ、朝しっかり食べて夕食まで食べない派の私ですが、時に日中えらく空腹を感じる時があるんですね。

そんな時、「プレゼン前のエネルギーチャージ!瞬間糖分補給でパワーアッッップ」なんてPOPみたら、手を伸ばしてしまうかもしれません。

競合・類似品の評価を調べるのも良いけど、自社の評価を知りたい方へ

星一つも捉え方によっては、販促のヒントになる事をお伝えしてきました。とはいえ、店舗販売をしている方の中には、「うちにはレビューなんてない」「じゃあどうやってお客様の声を集めれば?」と感じる方もいるでしょう。

競合・類似品の評価を調べるのも良いけど、自社の評価を知りたいですよね?そんな方にオススメするのが「A4」1枚販促アンケートです。

「A4」1枚販促アンケートは、お客様が“購入前から購入後まで、どんな気持ちで商品を見ていたのか”お客様の生声をたった5つの質問で明らかにできるツールです。

Q1:(商品)を購入する前にどんな事で悩んでいましたか?
Q2:何がきっかけでこの商品(サービス)を知りましたか?
Q3:(商品)をしってすぐに購入しましたか?しなかったとしたら何故ですか?
Q4:何が決め手となってこの商品を購入しましたか?
Q5:実際に使ってみていかがですか?

中でも今回の記事に関連して注目してほしいのが、Q3とQ5。

星1レビューでは「購入後の評価」を教えてくれますが、Q3では“購入をためらった理由”や“迷いの瞬間”といった行動の壁を明確に知る事ができます。

そしてQ5では、「思ったより使いやすかった」「家族が喜んでくれた」「また買いたい」などの高評価の声と同時に、「もう少し軽い方がいい」「デザインが派手すぎた」などの改善につながるリアルな低評価を聞くことができます。

本来、「A4」1枚販促アンケートは、自社の強みを見つけ、磨き上げる事を最初に勧めますが、
しかし今回のテーマのように、“低評価の声”を販促アイデアに変えることもできる方法でもあるので今回のブログとさせて頂きました。

低評価も、高評価も、どちらも“お客様の真実”です。そしてその真実を”見える化”できるのが、「A4」1枚販促アンケート。

一枚の紙が、あなたの販促を変えるきっかけになります。まずは、お客様の声を、販促の原動力に変える一歩を踏み出してみませんか?


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