投稿日:2021.05.08
京都でアドバイザーをさせて頂いています振本です。
今日は正しい専門店の作り方を書かせてもらいます。
消費者の趣向が多岐にわたる様になってから、「◯◯専門店」と銘打たれているお店が増えて来ています。
しかし情報が氾濫している現在は“とりあえず”専門店としているお店が増えている様です。
不変のマーケティング戦略である「ランチェスター戦略」も弱者の戦略として、「部分1位をとること」として専門化を説いています。
中小企業は資本力で大企業に勝てない以上、この専門化する必要があります。
例えば、
大阪市内の繁華街に昔からの本屋さんとその向かいに5階建ての大型本屋さんがあります。
昔からある本屋さんは普通に考えたら、大型書店にお客様を奪われてつぶれてしまいますようね。
でも、この本屋さんはつぶれず営業をされています。
この本屋さんがつぶれない理由は、“料理レシピ”本だけは目の前の大型書店よりも多く取り揃えておられます。ですから主に料理好きな方や調理人がこちらの本屋で買っていかれるのでつぶれないのです。(テレビ番組でもとりあげられていました!)
ですから、“なんでもあります”として、全てのお客様からお買い頂きたいと思っても、「質」、「量」共に大型店には勝てないので、結局総合力のある大資本の同業に負けてします。
その状況を避けるためにも、専門化して「この分野の商品はこの地域で1番!」というお店にしていく事が重要です。
?
って、そんな当たり前の話をしたいわけではありません。
やはり専門化していこう!と思われたあなた!
その専門化するカテゴリー(分野)はどのように選定しますか?
「ご自分が得意だから」「ご自分が好きだから」「この商品が利益率が高いから」…
このような理由で選んではいけません!
なぜなら、このような理由は、購入者たるお客様には全く関係ないからです!
日本は法治国家で自由主義なので、商品の購入権は100%お客様にあります。
なのでお店の都合で、お客様は買って頂けないのです。
お客様に取ってメリット(困りごとの解決など)がないとお買い上げ頂けません。
ではどのように決めたらいいのでしょうか。
答えは簡単、「お客様の困りごとをより細分化して、その分野を特定し、その専門の商品をラインナップさせる」ことです!
先ほどの本屋さんの例は
この本屋さんに
レシピ本がたくさんあるから、料理好きの方が集まった
のではなく、
料理好きが満足できるくらいレシピ本を揃えている本屋がないので、料理に興味のある方が「もっといろんなレシピ本をみてレパートリーが増やしたい!」「レシピ本をたくさん見比べて、その中から自分にあったレシピ本を買いたい!(自分に合わない本を買って損したくない)」という困りごとがある
↓
レシピ本なら目の前の大型書店を含めた近隣の同業者よりも豊富にラインナップできる
↓
レシピ本を地域1番に取り揃えた
↓
料理好きの方が集まる
という順番なんです。
「近所に生活圏のある方」から「料理好きの方」にまで、ターゲット顧客を絞り、その方の困りごとを解決してあげる(give)ことが商売繁盛につながっていきます。
とはいっても、ターゲットを絞ること、ターゲット層の困りごとがわからない!
とよく相談されます。
その時は、お客様層に“なりきる”ことです。
でも残念ながら日本ではそのような右脳教育を学生時代教えてもらってないので、多くの日本人に取って不得手なことです(涙)
やっぱり難しいやん!
と思ってしまいますが、
実は、簡単にそれができる方法があります!
岡本達彦先生が考案された「マンダラ広告作成法」です。
この広告作成法は、64の問いにご自分で答えていくだけで、客観的に分析できるのでとても簡単にターゲット層の選定や困りごとが分かります!
私も広告の仕事を30年近くしていますが、この手法は「目からウロコ」でした!
この最高の広告手法を使って、正しく専門化して、分野の地域1番店をつくっていきましょう。
コロナ禍で客層が大きく変化している今が、そのチャンスです!
ご興味のある方は是非お近くのアドバイザーにご相談下さいね。
きっと貴店の新しい未来がはっきりと見えて、withコロナ時代にも対応できるお店になりますよ!
コロナ禍で大変ですが、今ライバル店より先に動き、さきに新しい顧客層を取るチャンスでもあります!
是非、みなさんでこのコロナ禍の苦しいピンチをチャンスにして乗り越えて、さらに大きくなっていきましょう!
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