投稿日:2021.08.07
京都でアドバイザーをしている振本です。
さて、
ここ1,2年よく目にするCMがあります。
シーンは変わってもキラーコピーは全く変わってません。
どこのCMかわかりますか?
それは…
ケンタッキー!
皆さんも見られている方が多いと思います。
「今日ケンタッキーにしない?」
このCMを見たら必ず問いかけれます。
ランチか晩ご飯かお土産かに、ケンタッキーにするかどうかを。
そして心の中で答えています。
「今日はいいや」とか「ケンタッキーにしてみよう」とか。
Yes or Noで答えやすくなります。
つまり保留が出にくいのです。
このキラーコピー、長い間全く変わっていないことからも
余程効果が高いことが分かりますね。
ケンタッキー社の社長も「絶大な効果があった」と述べています。
東洋経済誌によると、20%以売上が上がったそうです。
「うちの商品はこんなにいいですよ!」と言うだけでなく、
その後に問いかけただけで絶大な効果が上がりました。
なぜ効果が上がったのでしょう?
それは、このキラーコピーは「行動喚起」を起こしているからです。
ケンタッキーは、多くの方が知っていて、店舗も多いので
今日ケンタッキーを食べる!と決心させられたら、勝手にお店に行ってもらえます。
しかし行動喚起を指示することは大手だから効くと言うことではありません。
当社のお客様で雑貨店があります。バス停の後ろに店舗があります。
「バスを待ちながら遠目に店は見てもらえてますが入店につながらない」と言うお悩みがありました。
そこで「どうぞご入店し、手にとってご覧ください」
と言うポスターを店の前に張り出したところ、来店率は30%増えました。
お客様に「どうして欲しいか」をちゃんと「指示」しただけです。
この指示がない広告があまりにも多いです。
通販番組はどうでしょう?
しつこいくらいに、電話番号伝えていますよね。
お客様の購入心理は以下のように動いています。
いい商品だとわかった→買ってもいいと思った→で、どうしたらいいねん!
これは「指示待ちの国民性」なのかもしれません。
子供の頃から学校で「答えがわかったら手をあげなさい」とかそういう教育を受けてきたからかもしれません。
どうしたらいいかわからないから保留されたら、忘れられて購入には至らないことになってしまいます。
機会損失!!
そうならないように
店頭ポスター、pop、看板、チラシ、HP‥見直しましょう!
例えば、
オススメ!〇〇 1000円
と言うPOPに
「今すぐ手にとってお確かめ下さい!」
や
「レジまでお持ちください!」等
いい商品だと気づいてもらったあと「どうして欲しいか?」を
素直に書きましょう!
問い合わせして欲しいのであれば、
まずは「お電話で」お問い合わせください!
などとちゃんと書きましょう。
お客様に、どうして欲しいかを「指示」しましょう!
これは、岡本先生の8つの広告パーツの中にも「行動喚起」であります。
ダメおしで、
お客様の背中を押してあげることで
購入や問い合わせが増えること間違いなしです!
難しければ、お近くのアドバイザーにご相談してくださいね。
では、ケンタッキーしに行ってきます(笑)
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