投稿日:2021.02.04
こんにちは。
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー協会です。
今回は、
アンケートを進めていく中で
もっともつまずくであろう
「A4」1枚アンケートの最初の質問
「Q1:商品を購入する前の悩み」に
ついてお伝えしたいと思います。
アンケートの最初の質問
Q1の回答を知ることは
アンケートを行う上で
とても大切なポイントです。
これからアンケートを
取り組む方であれば、実施する際にも
是非参考にしていただければと思います。
|お客様目線には欠かせない質問
以前にこんなことがありました。
企業の支援機関の方が、
「A4」1枚アンケートの本を読んで
事業者の方にアンケート実施するよう
指導されていました。
そのアンケートを分析するために
相談をいただいたのですが、
アンケートの質問が本来の内容と
一部違う内容になっていたのです。
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そこで、その支援機関の方に
なぜ質問を変えたのか聞いてみると、
Q1の「商品を購入する前の悩み」の
質問の仕方がわからなかったために
Q1の質問を削除されていました。
実はこれ、すごくNGなことなのです。
お客様が商品を購入する前の悩みや
考えていたことがわからないので
お客様目線で考えるのが非常に難しく
なってしまいます。
そのまま進めると、
お客様の目線からズレた取り組みや
広告作りを行うことになってしまい、
せっかくアンケートを行っても
「成果が上がらない」という結果に
なってしまいます。
|購入前のお客様の気持ち
購入前のお客様の気持ちを知ることは
非常に大切なことなので、Q1にある
「商品を購入する前の悩み」は
必ず聞くようにしましょう。
そしてもうひとつ。
僕が初めて著者の岡本先生の
「A4」1枚アンケートセミナーに
参加した際にお聞きしたエピソードです。
北海道で開催されたセミナーに
納豆を作っている会社の社長さんが
参加されました。
その社長さんは、売上を伸ばそうと
とても熱心に取り組まれている方で
事前にアンケートを作成し
セミナー会場に持参されました。
その社長さんが作成された
アンケートを見てみると、
最初の質問のQ1には
「納豆を買う前にどんなことを
悩んでいましたか?」
と書かれていたのです。
???
あなただったら、
納豆買う前に悩みますか?
きっと悩まないと思います。
きっと。
最初の質問の「Q1」は
「購入前の悩み」を聞くことを
お伝えしていますが、
商品やサービスによっては
その「悩み」が当てはまらない
という場合もあります。
そんな場合は、
言い方を少し変えてみる必要があります。
例えば、
「どうなりたいと思っていましたか?」
「どんなことをお考えでしたか?」など。
|何について聞くのか考える
さらに、商品名ではなく
サービス名が入るのであれば、
「購入」ではなく
「利用」「受ける」などを使うと
良い場合もあります。
このように最初の質問の「Q1」は
何について聞くのかを考えた上で
質問を作る必要があります。
|Q1の質問に使える基本例文
そこで、今回は、
Q1の質問に使える21の基本例文を
ご紹介します。
商品の場合:
●(商品名)を購入する前にどんなことでお悩みでしたか?
●(商品名)を購入する前にどんなことでお困りでしたか?
●(商品名)を購入する前にどんなことをお考えでしたか?
●(商品名)を購入する前にどうなりたいと思いでしたか?
●(商品名)を購入しようと思ったきっかけはなんでしたか?
サービスの場合:
●(サービス名)を受ける前にどんなことでお悩みでしたか?
●(サービス名)を受ける前にどんなことでお困りでしたか?
●(サービス名)を受ける前にどんなことをお考えでしたか?
●(サービス名)を受ける前にどうなりたいとお思いでしたか?
●(サービス名)を受けようと思ったきっかけはなんでしたか?
会社の場合:
●弊社に仕事を依頼いただく前にどんなことでお悩みでしたか?
●弊社に仕事をご依頼いただく前にどんなことをお困りでしたか?
●弊社に仕事を依頼いただく前にどんなことをお望みでしたか?
●弊社に仕事を依頼しようと思ったきっかけは何でしたか?
人の場合:
●私に仕事をご依頼いただく前にどんな事でお悩みでしたか?
●私に仕事をご依頼いただく前にどんなことをお困りでしたか?
●私に仕事をご依頼いただく前にどんなことをお望みでしたか?
●私に仕事を依頼しようと思ったきっかけは何でしたか?
贈り物の場合:
●どんな贈り物をお探しでしたか?
●誰に贈る贈り物をお探しでしたか?
●贈り物を贈るきっかけは何だったのですか?
今回ご紹介した内容は基本例文ですが、
状況によってはさらに最適な質問文に
できる場合もあります。
この「Q1:商品を購入する前の悩み」
を知ることは、お客様目線を取り入れて
反響の高い広告作りや効果の高い
取り組みを進めるために欠かせない
大切なポイントです。
初めての人は、慣れないために
難しく感じてしまう人も
あるかもしれませんが、
悩んだりわからない場合は、
お近くのアドバイザーに
ご相談すればきっと
解決してくれます。
お近くのアドバイザーまで
ご相談ください。