投稿日:2021.10.12
今回お伝えするのは、自社商品やサービスの差別化(ポジショニング)に悩んでいる方に向けて
ポジショニングに必要な10の要素についてお伝えします。
ポジショニングとは?
ポジショニングとは、
「見込み客の頭の中に、自社製品について独自のポジションを築き、ユニークな差別化イメージを植えつけること」です。
つまり、
ポジショニングの目的は市場における自社商品サービスの立ち位置(ポジション)を明確にして、見込客から選ばれることです。
例えば、
掃除機と言えば?『ダイソン:吸引力の落ちないただ一つの掃除機』
アイスと言えば?『ハーゲンダッツ:大人の贅沢用・自分へのご褒美』
ひと昔で言えば、
音楽を聴くと言えば?『ipod:1000曲を ポケットに』
私たちの意識の中に自然とある商品サービスって案外、たくさんありませんか?
実は、これがまさに、ポジショニングによって成功している商品サービスなのです!
このように、
”上手いポジショニングをすれば、予想以上に売れることもあるんです!"
ポジショニングを考えるための10の要素
ポジショニングを考えるための10の要素をご紹介します!
1.効果(得られる未来・品質・価値・量)
例えば、
その商品やサービスを使う事でどんな未来を得ることが出来るのか?
または、どんな価値があるのか?品質はどうなのか?どのくらいの量があるのか?などを考えます。
2.期間・時間
例えば、
その商品が購入できる期間であったり、時間などを考えます。
3.やり方・やること・使い方(難易度)
例えば、
他の商品とはやることが違う、やり方が違う、使い方が違うなどの強みを考えます。
4.価格(無料・半額・返金保障)
例えば、
本命商品の購入につなげるために、見込客を集める集客商品など興味のある人を集めるために価格を考えます。
5.実績(商品・自分・お客)
例えば、
商品や自分の1番になれる実績を(地域、自社商品、競合商品)数字で表す、または、お客様が購入した実績などを考えます。
6.権威性(開発者・推薦者・資格・メディア)
例えば、
その道の権威者に自分または商品を推薦してもらったり、メディアに取り上げてもらう事などを考えます。
7.緊急性・限定性
例えば、
広告を見た見込み客が、今購入しなければいけない理由などを考えます。
8.専門性(ターゲットの絞り込み)
例えば、
自分や商品がどんな専門性を持っているのかを考えます。
9.好奇心(意外な事実・衝撃の真実など)
例えば、
見込み客が好奇心を持てるような事実や真実などを考えます。
10.検索キーワード
例えば、
あなたの商品を買ってくれるお客様だけが検索しているキ-ワ-ドなどを探すことです。
いかがでしょうか
競合にはない、自社オリジナルの特徴を打ち出すためのヒントになりましたでしょうか?
商品サービスを0から作り直すのではなく、ポジションを少し “ズラす”宣伝文句を少し ”変える" だけで、成果が大きく変わってくる場合もあります。
みなさまのビジネスは、今、どんなポジションでビジネスをしていますか?
比較される競合はどこですか?
どんなポジションを取っていけば、有利にビジネスを運ぶことができそうですか?
このようなことを、見込み客の視点に立って、ぜひ定期的に見直しをしてみるといいと思います。
とはいえ、、、
要素が分かったとしても、なかなか自分のことや商品のことに置き換えて考えるのって難しく感じますよね。
そんな方のために10の要素を簡単に導ける5つの質問をお教えします!
簡単に10の要素を考えられる5つの質問
5つの質問とは?
それは、「A4」1枚アンケ-トのことです。
「A4」1枚アンケ-トとは、自社商品の魅力を伝えるための素材となるアンケートのことです。
購入してくれたお客様に商品やサービスをまたはあなた自身のファンに「A4」1枚アンケ-トを記入していただきます。
そうすると何が分かるのかというと?
Q1 (商品名)を買う前に、どんな事で悩んでいましたか?
⇒ターゲット(理想となるお客様)
Q2 何がきっかけでこの(商品名)を知りましたか?
⇒告知する媒体(チラシ・ホームページ・看板など)
Q3 (商品名)を知ってすぐ購入しましたか?しなかったとしたらなぜですか?
⇒不安対策(成約率アップ)
Q4 何が決め手となってこの商品を購入しましたか?
⇒強み(差別化)
Q5 実際に使ってみていかがですか?
⇒裏付けとなる証拠(利用後の良さ)
このように「A4」1枚アンケ-トを活用することで、お客様の声から出てきた回答を10の要素に振り分けることが出来ます。
それ分かりやすくしたものがこちらです。
1.効果(得られる結果・品質・価値・量)
➡Q5:裏付けとなる証拠(利用後の良さ)
2.期間・時間
3.やり方・やること・使い方(難易度、無痛)
➡Q4:強み(差別化)
4.価格(無料・半額・返金保障)
➡Q3:不安対策(成約率アップ)
5.実績(自分・お客)
➡Q5:裏付けとなる証拠(利用後の良さ)
6.権威性(開発者・推薦者・資格・メディア)
➡Q5:裏付けとなる証拠(利用後の良さ)
7.緊急性・限定性
8.専門性(ターゲットの絞り込み)
➡Q1: ターゲット(理想となるお客様)
9.好奇心(意外な事実・衝撃の真実など)
➡Q5:裏付けとなる証拠(利用後の良さ)・ Q4:強み(差別化)
10.検索キーワード
➡Q2:告知する媒体(チラシ・ホームページ・看板など)
このように、10の要素をほぼ網羅することができるのです。
しかも、あなたが考えるのではなくお客様に教えてもらえるのであなたが考えなくてもいいのです!
もしあなたが、自社の商品やサ-ビスを上手にポジショニングさせるためのヒントを得たいとお考えでしたら、ぜひ「A4」1枚アンケ-トを商品・サ-ビスを購入してくださったお客様に活用してみてください。
そうすることで、回答をポジショニングの要素に簡単に当てはめることが出来ます。
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