投稿日:2021.12.21
京都で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、および販促のコンサルタントをしております小宮康義です。中でも、スクール業や先生ビジネスの「集客・ビジネスモデル構築」が得意です。スクール業・士業事務所・料理研究家など先生業へのサポート経験多数。実務教育・スクール業界20年の経験を活かしてお手伝いします。
今日はもう12月21日。
これを読んでいただいている皆さんは、年末年始に向けて忙しい日々を送っていらっしゃることでしょう。
その一方、新年という節目を迎えるこのタイミングで、来年こそは「これを達成したい!」
と溢れんばかりの意欲が湧きあがってくる季節でもありますよね。
それはあなたの事業での新たなチャレンジかもしれませんし、売上アップやスタッフのマネージメントに関することかもしれませんし、ダイエットや資格試験合格などの個人的な目標に向けてのものかもしれません。
しかし、これまでもそういった目標を掲げながら、結局上手くいかずに途中であきらめたり、
達成できないままうやむやになってしまったりという経験はありませんか?
恥ずかしい話ですが、私にはそんな経験が山ほどあります(苦笑)
でもある時、目標の立て方や目標を突破するための基本的な考え方を学んでからは、
重要と位置付けた目標に対しては納得がいく結果を得られるようになりました。
例えば、
個人的な営業目標数値をコンスタントに超えられるようになったり、
マネージメントの立場になって組織での目標をクリアできるようになったり、
などの仕事上の成果をはじめとして、
ダイエットや筋トレの効果だったり、資格試験の勉強だったり、たばこを辞めたり
などなど、仕事~生活習慣まで結果が目に見えて変わるという体験をしました。
ちなみに、私は自己管理が行き届いたストイックなタイプの人間ではありません。
どちらかというと自分に甘い、のんびりしたタイプの人間だと自覚しています。
そんなタイプの人でも、ちょっとしたコツを知れば、高確率で目標を達成することが可能になります。
そのコツとは「行動にフォーカスする」ということです。
こうした目標を立てて実行するとき、私達は実現したい「結果」ばかりにこだわってしまいがちですよね?
目標を掲げることはとても良いことですし、結果を重視するのも悪いことではありません。
しかし、失敗が重なったり、頑張っているのに数値が停滞するような時期には、
ストレスを感じやすくなり行動が止まってしまう大きな原因になります。
一方で行動にフォーカスすると結果に関係なく、決めたことを日々やるだけという心理状態になり、やるべきことをきっちりこなすことで満足感が得られる上に、日々の積み重ねで目標に近づくことが可能になります。
年末年始に心新たに新年の計画を立てることを予定しているあなた!
是非お付き合いください。
目標設定の方法
目標設定の方法にはいくつかフレームワークがあります。経営計画にも長期・中期・単年度事業計画があるように、長期と短期のバランスが大切ですが、ここでは短期の目標設定方法の優れた指標として「SMARTの原則」をご紹介しておきます。
SMARTの原則とは、
- Specific(具体性):目標が具体的であること
- Measurable(計量性):目標の達成度合いが測定可能であること
- Achievable(達成可能性):適度な努力で達成可能な目標であること
- Relevant(関連性):達成が自分や企業にメリットをもたらす目標であること
- Time-bound(期限):達成までの期限が定められていること
上記ぞれぞれの頭文字をとって「SMART」というそうです。
最初は目標設定の際に、チェックリストのような使い方でOKです。
立てた目標がこの5項目に当てはまるかをチェックしてみましょう。
例えば、「年商4800万円を達成する」という目標を掲げたとしましょう。
- Specific(具体性):年商4800万円
- Measurable(計量性):月商400万円(週100万円 1か月4週計算)
- Achievable(達成可能性):昨年月ベース360万円・一昨年月ベース330万円。努力は要するが達成は十分可能
- Relevant(関連性):達成できれば次年度もう一人社員を雇用でき、営業効率アップと雇用環境の向上が見込める
- Time-bound(期限):新事業年度の1年間
かなり簡略化した目標設定ですが、あなたが達成したい目標がこの5項目に当てはまるものか、まずは確認してみましょう。
目標を細分化する
次にSMARTの原則に則って立てた目標を、行動しやすいレベルに細分化していきます。
例えば、上記の目標が通年のものなら四半期、1か月、1週間というレベルに数値を細分化し、更に日常レベルにまで細分化していきます。
目標達成のために必要な行動を決める
最後に細分化した目標を達成するために必要な「行動」をリストアップしていきます。
例えば、営業成績を上げたい場合、1つの商品を販売するのに何件の見込客が必要か?を数値で出し、その見込み客をつくるために必要な行動を明確にしていくのです。
仮に見込み客5人にアプローチすれば、1人がその商品を買うことがデーターとして出ているのであれば、5人の見込み客をつくるために必要な行動の計画を立てます。
例えば、見込み客を5人集めるには、
・チラシを何枚ポステイングするべきか?
・何人の人に会うべきか?
・イベントを何回開催すべきか?
など、具体的にとるべき行動を明らかにします。
行動のみをチェックする
これまで行動計画に落とし込んだ「やるべきこと」は、リストアップして
日々のチェックリストとして使用すると行動量が一定に保たれて効果を発揮します。
また、リストアップした項目にそれぞれ点数を割り降って、1日に合計20点獲得したら合格とするなどの基準を設けておくと、ゲーム感覚で目標達成に向けての行動ができます。
例えば、1日の販促活動の数値目標を設定するとすれば、
オフラインなら、
・チラシ500枚配布した 3点
・名刺交換した 1点/1人
・対面でサービスの案内をした 3点
・お客様に「A4」1枚アンケートを書いてもらった 5点/1人あたり
・顧客向けにニュースレターを出した 5点
・地域・経営者の会合に参加した 3点
・プレスリリースを送った 3点
・プレスリリースで取材が決まった5点
・商談のアポイントを取った 3点
・契約が決まった 5点
・顧客を紹介してもらった 3点
・既存顧客へのサービスを考え告知した 2点
オンラインだったら、
・見込み客にメールした 2点/1人
・メルマガの登録者が増えた1点/1人
・メルマガを書いた 2点
・ブログを書いた 1点
・「A4」1枚アンケート結果を元にHPを改訂した 10点
・イベントを企画してSNSで告知した 2点
(Facebook・Instagram・Twitter・その他 各2点)
などなど、あなたの業務に合わせて目標から逆算してリストアップしてください。そして、リストを表にして、毎日コピーしてチェックリストとして活用しましょう。
お昼休みに午前中獲得した点数を集計しておくと、足りない点数分を今日の仕事終わりまでに補うよう業務をコントロールできるのでお勧めです。
「今日は20点まであと5点足りないから見込み客1人にメールして(2点)、チラシ500枚配りにいこう(3点)」という具合に、さらなる行動へのモチベーションになります。
日々の業務の忙しさに流されて何となく後回しにしてきた「重要だけど緊急ではない販促業務」を着実にこなしていくことが出来れば、売上数字に大きく跳ね返ってくることも想像に難くありませんよね。
さらにチームで成果を競い合うと、より大きな効果的が期待できますので是非スタッフや部下をお持ちの方はみんなで一緒に楽しんで実践してみてください。
最後に
目標達成するための行動計画の考え方は以上です。
いかがだったでしょうか?
かなり簡単に記載しましたが少しでも参考になれば幸いです。
「結果」ではなく「行動」にフォーカスするという考え方を、
是非、あなたの事業や販促活動にも取り入れてみてください。
そして、
この年末年始や新事業年度にむけて、売上アップのための販促計画を立てたい、
曖昧な手法ではなく再現性ある「A4」1枚販促アンケートを取り入れたいと
お考えなら是非、日々の業務でお客様から「A4」1枚アンケートをとることをお勧めします。
「A4」1枚アンケートは、「いつ(時期やタイミング)」購入してくれたのか、なぜそのタイミングで購入してくれたのかをお客様から教えてもらえます。
その購入タイミングや購入理由から行動計画や販促計画がつくれるので、新しく計画を立てるのに役立ちます。
来年こそ事業の販促計画・行動計画をたてて目標を達成したいという方は、是非お近くのアドバイザーにご相談ください!
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