投稿日:2022.01.01
沖縄で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、販促・集客コンサルタントとして活動している豊平尚哉です。
中でも、フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム2店舗(沖縄、大阪)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
あけましておめでとうございます。
元旦ということもありビジネス意識が高まり、目標など設定した方も多いと思います。「一年の計は元旦にあり」という言葉もあるぐらい、とても大切なことです。
今回のコラムは、私が経営しているフィットネス専門のキックボクシングジムで実際に取り組んでいる「入会率を上げる」方法をご紹介します。
1月のフィットネスジム、スポーツジムといえば「習い事需要が高まる」時期に入るタイミングなので、体験や入会が4月、5月に向けて高まります。その際、本記事を参考に入会率を上げてもらえれば幸いです。
このような悩みがある方へ読んでほしい記事
- 体験の件数は多いが入会が少ない
- スタッフによって入会率が違う
- 「一度帰ってから考えます」と言われることが多い
この記事を読んで得られるメリット
- 体験された方の入会率(件数)が上がる
- どのスタッフでも同じように入会率が上がる(ほとんど差が出ない)
- 即日入会される方が増える
体験案内したのに入会率が低い訳
多くのフィットネスジムやスポーツジムでは、ジムの雰囲気、設備の特徴、マシンの豊富さ、営業時間、スタッフの人柄など、見込み客にジムの良さ伝えるための取り組み「無料体験」があります。
※有料で体験を案内しているジムもあり
ホームページやチラシ、紹介で興味を持ってくれた方へさらにジムの良さを伝えて、入会へ繋げる取り組みです。
しかしながら、全ての方がすぐに入会するわけではなく、「少し考えます」「家族と相談します」など、持ち帰って検討する方が多いのも事実です。
なぜ、すぐに入会しないのか考えた時にいくつか要因が挙げられます。
入会率が低い理由①ジムの良さが伝わっていない
前述したように体験では、ジムの雰囲気、設備の特徴、マシンの豊富さ、営業時間、スタッフの人柄などを伝える必要があります。
体験にお越しになった方が「何が決め手になって体験に来たのか」を聞かずに、売り手目線の特徴を説明するだけでは、体験にお越しになった方へ良さが伝わってないので入会することはありません。
ですので、体験にお越しになった方へ「なぜ、当ジムの体験を受けようと思ったのか」「何が決め手になって体験に来たのか」を聞く。その後、その意見に対するジムの特徴を説明することで良さが伝わりやすくなります。
入会率が低い理由②広告(チラシやホームページなど)とのギャップがある
チラシやホームページ、SNSなどの媒体で良い雰囲気のイメージを出してみたり、会員様と仲良くトレーニングをしている様子を伝えたりなど、「良いイメージ」を創り上げるケースです。この場合、実際に体験にお越しになった際、伝えている媒体と現実にギャップがある場合には「イメージと違う」という理由で入会しません。
この場合は、無理して良いイメージを創らずに「いつもの雰囲気」「普段の様子」を伝えることが重要です。
入会率が低い理由③入会説明を工夫していない
一通り、体験(トレーニングやジム内の案内)を終えたら、入会説明へと移ります。
一般的なの無料体験と入会説明の流れでは
①無料体験(プログラム)
②料金説明(入会案内)
③いかがでしょうか?ご検討ください。
のような流れが一般的です。
ここで入会率が高ければ、そのままの流れで案内してもいいのですが、この流れで入会率が低いという方は工夫が必要です。
なぜならば、体験を終えた方の心理として「どうしようかな。」「家に持ち帰って検討してみよう」という気持ちになり、その場で入会することは少なくなってしまいます。体験を受けた多くの方は「検討してみよう」という躊躇(ちゅうちょ)している理由が心の中にあるので、まだ入会しようという気持ちになれません。結果、入会率は低くなってしまいます。
入会説明を工夫して入会率を上げる
体験を終えた方がどのようなことで躊躇(ちゅうちょ)、検討しているのかを知ることが、入会率を上げるための突破口となります。
その躊躇(ちゅうちょ)している、検討している理由を知るために新しく入会した会員様や既存の会員様へ「A4」1枚アンケートのQ3の質問を行い、意見をもらうことです。
<「A4」1枚アンケートのQ3の質問>
Q3 当ジムを知ってすぐ入会しましかたか?もし、すぐに入会しなかった場合、どのような不安がありましたか?躊躇ったことがあればお聞かせください。
この質問をすることで躊躇(ちゅうちょ)している理由、検討している理由がわかります。
例えば
「他のスポーツジムと比較した」という検討している理由があれば、入会説明の際に、比較表を提示する(対策)。※どのような点を比較したのかもしっかり聞きましょう
また、
「初心者なのでどんなトレーニングをしたらいいのか不安」という躊躇(ちゅうちょ)した理由があれば、入会説明の際に「入会間もない頃は、トレーナーがトレーニング内容をお伝えし、指導しますのでご安心ください。」と伝える(対策)。
さらに、
「仕事や家事と両立できるか不安」という理由があれば、入会説明の際に「ご入会から30日通ってみて両立が難しく退会する場合は全額返金保証をつけますので、まずは試しに通ってみませんか?」などの対策を用意する(対策)。
この躊躇(ちゅうちょ)している理由と対策を入会説明の流れに加えると
①無料体験(プログラム)
②よくある質問(躊躇している理由の対策)
③料金案内(入会案内)
という流れになります。
無料体験後、よくある質問としてお客様の中にある不安を一つ一つ取り除く。そして、入会案内する流れで説明すると成約率は劇的に改善するとともに、入会説明をマニュアル化すること誰でも同じように入会率を上げる仕組みができます。
入会率を上げたいのであれば既存の会員さんの意見を聞く
お金を支払ってくれた会員様の気持ち「Q3」の理由を聞くことです。売り手では出てこない「躊躇(ちゅうちょ)している理由」を知ることで入会率を上げる突破口が開けます。
また、その不安は1つだけではなく、様々な理由が出てきますので、その対策も一つ一つ取り除く入会説明をすることをオススメします。
1月から「習い事需要」が高まります。ピークは4月5月ごろではないでしょうか?そのピークを迎える前に少しでも入会率を上げたい方は是非取り組んでみましょう。逆転ホームランは狙えませんが、ヒットを連発し少しずつ得点を稼ぐイメージで取り組むと年末には驚くほどの結果がついてくると思います。
「一年の計は元旦にあり」
2022年は何人の新規客が欲しいのかを是非目標設定してくださいね。
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