投稿日:2022.01.23
この記事に目を通してくださりありがとうございます。
お客様アンケートを実施する際に、あなたが最も心を配る点は次のどれですか?
①なぜアンケートを実施するのか(why)
②何を聞くのか(what)
③誰に回答してもらうか (who)
④いつ実施するのか(when, where)
実は、すべて重要です。
売上UPにつながるヒントをお客様から正確に取得するためにはすべてに心を配る必要があります。
ところが、ほとんどの方が①や②と回答されたのではないでしょうか?
③や④については、「気にも留めていなかった」という方もいらっしゃるかもしれません。
実際私もアドバイザーになる前は、「誰に」「いつ」アンケートを実施するのかは、さして大事だとは思っておりませんでした。
そこで今回の記事の中では、ほとんどの方が見落としがちな「2つの盲点」について触れたいと思います。
1つ目の盲点:「誰に実施するのか」
アンケートを実施する相手は「購入を決めた決定権者」です。
購入を決めた人、というのは「自分の貴重なお金を使うだけの価値がある」と思ったからこそ購入してくれるはずです。
そして、お客様が感じた価値に「本当の強み」が隠れています。
誰にアンケートを実施するのか、その例をご紹介します。
カーディーラーに50代男性(父親)が20代の娘を連れて来店しました。
父親には「新社会人になる娘に車をプレゼントしたい」という想いがあるのです。
この場合、購入を決める決定権者とは誰のことでしょうか?
それは父親です。
つまり最優先にアンケートを取得するべきは父親なのです。
きっとこんな回答をするかもしれませんね。
「この車なら安全性が高い。運転の苦手な娘でも安心だよ。」
2つ目の盲点:「いつ実施するのか」
アンケートを実施するタイミングは、質問内容によって異なります。
「A4」1枚アンケートという手法を使うと、お客様の購入プロセスが正確に把握できます。
質問内容は以下の5つです。
Q1(商品名)を買う前に、どんな事で悩んでいましたか?
Q2何がきっかけでこの(商品名)を知りましたか?
Q3(商品名)を知ってすぐ購入しましたか?しなかったとしたらなぜですか?
Q4何が決め手となってこの商品を購入しましたか?
Q5実際に使ってみていかがでしたか?
です。
「A4」1枚アンケートと取るタイミングは、商品を購入してもらった直後や、契約してもらった直後です。
そのほうが、お客様のリアルな感情や言葉が現れます。
ただし、Q5「購入後(契約後)の感想」は購入後すぐには答えにくい場合もあります。
その時には別々に聞いていただいても構いません。
Q1~4までは購入直後に、Q5だけはアンケート用紙を分けてください。
お客様の気持ちがより正確に分かるようなアンケートが実施できるはずですよ。
お客様アンケートを使って売上UPにつなげたい方へ
ここまで読んで、お客様アンケートの活かし方を体系的に学びたい方には「A4」1枚アンケートがおススメです。
お客様に「5つの質問」に答えてもらうだけで、お客様があなたのサービスを購入するまでの『購入プロセス』が手に取るように分かるようになります。
一見難しそうに聞こえますが、実は、この「A4」1枚アンケート、マーケティングに詳しくない方でも実践できるのです。
Amazonで本も販売しておりますので、ここまで記事を読んで頂いた方には、役に立つと確信しています。
ぜひご覧ください。
◆新刊のご案内
「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法 「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!
11月3日~発売中
全国の商工会議所・商工会で大好評の『マンダラ広告作成法』が書籍になりました。
◆メルマガ登録
「A4」1枚アンケート販促アンケート広告作成アドバイザー協会のメルマガに登録するにはこちら