「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会

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販促の精度を上げるには「テスト」あるのみ!

投稿日:2021.05.24

こんにちは。

「A4」1枚販促アンケート広告作成

アドバイザー協会京都支部の小宮です。

 

1年ほど前に、自宅の近くに新しい

トレーニングジムができました。

 

実はそこのジムに興味があって、

何となく折り込みチラシが入るたびに

熟読していましたが、

 

「いま通っているジムも悪くないし」

 

と、

決断できないまま何度もやり過ごし、

そのくせチラシだけは熟読するという

ことを何度か繰り返すうちに、

 

毎回少しずつチラシ内容が変わっている

ことに気が付いたのです。

 

たぶん、私が住む町の反応を、ターゲットを

変えたり、コピーを変えたりしながら反応を

テストしているのでしょうね。

 

通販などの業界では、キャッチコピー

だけが違う複数の広告原稿を、

WEBやチラシでお客様に見せて、

一番反応が良い原稿はどれか、

データーをとっているのが普通かと

思います。

 

その他にも、ターゲットを変えたり、

オファー(提供商品そのもの)を

変えて反応をみたりするケースも

あります。

 

集客効果や広告効果を判断するために、

AとBの2つの方法を比較するテスト

なので、A/Bテストなどと呼ぶそう

ですが、

 

ターゲットやキャッチコピー、

商品名や写真、全体の色彩といった

重要箇所を「1か所だけ」変えて

テストするのがポイントです。

 

2か所以上変えると効果がわからなく

なってしまいますので注意が必要です。

 

これをランディングページやDM、

FAXDM、折り込みチラシ、

ポスティングなどの媒体を

通じて仮説検証を行っていくわけです。

 

こういった仮説検証のテスト手法は、

WEBでこそ効果を発揮するものだ

という風潮もあるのですが、

 

チラシ等のオフライン媒体でも十分

使えますし、古くから使われている

手法です。

 

今回は、

身近なチラシでABテストを行う方法

についてお話しを進めていきます。

 

チラシでABテストを行う方法

 

皆さんも「A4」1枚アンケートをとり、

広告を作成しようとする際に、

いくつかタイプの違う魅力的な回答が

あった場合、どれを採用すべきか迷う

ことがあるのではないでしょうか。

 

例えば、先ほどのスポーツジムで

「A4」1枚アンケートを実施して

広告原稿を作成する場合に、

 

Q1、当ジムにお越しいただく前に

どのようなことで悩まれていましたか?

 

という問いに対し、

 

A,「夏に向けてたるんだお腹

を何とかしたい」

 

B,「テレワークになって運動不足が

気になっている」

 

という2種類のアンケート結果のどちら

を選ぶかで迷ったら、

 

ターゲットコピーを

A、薄着になる夏に向けて、

たるんだお腹を引き締めたいあなたへ

 

B,在宅勤務での運動不足が気になるあなたへ

 

 

以上のような2種類のターゲットコピー

をもとにAチラシとBチラシを

配布して、効果を計測していきます。

 

同様に、Q4の「自社を選んだきめ手」や、

Q5から導かれたキャッチコピーなども、

目新しいアンケート結果が得られたら、

順次テストして効果を計測すると良い

と思います。

 

このように「A4」1枚アンケートを

使いながらきめ細やかな仮説検証テスト

を繰り返し、精度の高い販促手法を確立

していけるようになると、

 

非常にシステマチックに手順通り進め

られるので、

販促担当の育成も容易になりますし、

他地域に店舗展開した際にも同様の

精度での販促展開が可能になります。

 

 

ABテストの注意点

 

ABテストを実施する際に気を付ける

ことをいくつか挙げておきます。

 

まずは、先ほども記載したように、

比較検討する要素は「1か所に絞る」

ということです。

 

ターゲット、キャッチコピー、

自社を選んだ決め手、イメージ写真

など、

 

Aチラシから複数個所を変更して

Bチラシを作成してしまったら、

たとえ良い反響を得られたとしても、

どの要素が効果に貢献したのか

判断することが難しくなります。

 

それともう一点、

配布方法や配布場所などの条件もできる

限り同じ条件にするほうが、公平な

結果を得ることが出来ます。

 

配布を実施する地域や施設、配布する

曜日などの条件が変われば、得られる

結果もその条件に

影響されることが大いに考えられます。

 

そして最後に、

 

チラシの効果が測定しやすいように、

必要に応じて下記のような工夫を取り

入れてみてください。

 

◯電話番号の横に「予約番号」

(一桁でOK)

を記載し、予約の際に聞くようにする。

 

◯期限日付入りのクーポンを付けて、

来店の際に回収する

 

◯WEB申込も可能にする際には、

QRコードを付けて専用

ホームページに

アクセスするよう誘導するか、

 

申込時に予約番号を入れる

フォームにする。

 

 

 

上記以外にも、効果測定の方法は

様々あります。

ターゲットの年齢層や、地域性、

商品サービスによっても違いがある

と思いますが、

 

効果測定できる仕組みは大変重要です

ので、是非色々試しながら最適なもの

を見つけて頂ければと思います。

 

いかがだったでしょうか?

 

本日は「A4」1枚アンケートをとり、

複数の異なる結果が得られた場合に、

ABテストで仮説検証を行い、販促の

精度を上げていく方法についてお伝え

しました。

 

販促はやればやるほど上手くなるもの

でもありますので実践あるのみですね。

 

集客が上手くいかずに悩んでいるので

あれば、

アドバイザーに相談してみてください。

 

多くの成功事例を生み出した再現性の高い

ノウハウと、あなたの会社の熱心な

サポーターを手に入れることが出来ますよ。

 

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