投稿日:2022.09.11
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー沖縄県支部の比嘉と申します。
普段はホームページ制作やシステム制作などを行ってます。
中でも、WordPressを使ったホームページ構築や、販促のシステム構築などを得意としており、当「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会の方でも「販促アンケートPOP自動作成システム」や「オンライン広告原稿作成システム」なども制作させて頂いてます。
今回は雑居ビルの2階店舗にて飲食店を経営されているオーナーさんから相談頂いた事を元に、私なりの考えをお伝えしたいと思います。
「A4」1枚アンケートを元にチラシを作ったけど結果が出ていない方は、是非読んでください。
今回のオーナーさんから頂いた相談内容は次のようなものでした。
「観光客を集客したいと思い、1ヶ月程前から周辺のホテルに協力頂き「A4」1枚アンケート方式のチラシを置いてもらっています。しかし全く集客に繋がりません。チラシのどこを改善すれば集客できますか?」
こちらのオーナーさんは一度、「A4」1枚アンケートセミナーにご参加いただき、その後本を買ってご自身でアンケートを作り、チラシも作ったとのことでした。
そこで早速チラシを拝見させて頂いたところ、全く「A4」1枚アンケート方式のチラシではありませんでした・・・
なので、まずは「A4」1枚アンケート方式のチラシの型の基本をお伝えしようと思い、実際にオーナーさんが取ったアンケートを例にしようと、アンケートを見せて頂きました。
するとアンケート自体は「A4」サイズでしたが、質問内容などが大幅に変更されており、「A4」1枚アンケートの体を成していなかったのです。
これではチラシを改善する以前の問題です。
そこで、「A4」1枚アンケートのそれぞれの質問の意図と、質問の答えからチラシ内容を作るまでの流れを、セミナーさながらにレクチャーさせて頂きました。
するとレクチャーも終わる頃、オーナーさんから「実は・・・」と話を切り出されました。
話を聞いてみると「実は経営が非常に厳しい状況なので、アンケートを取り直してチラシを作り直し、そこから集客を待っている時間がない。他に集客手段はないですか?」と打ち明けられました。
確かにアンケートを取り直してチラシを作り直し、そこから集客スタートでは少し時間がかかってしまいます。
そこで、それはそれで進めてもらう事とし、直ぐに集客に繋がる方法をお伝えさせて頂きました。
実はオーナーさんが作ったアンケートの回答から、来店のきっかけとなった理由だけは知ることができていました。
その中で多かった来店理由は「紹介」と「1階にある店の紹介看板」でした。
そして特にその中でも数少ない観光客(3名)から取ったアンケートでは、全員が「1階にある店の紹介看板」を見て来店したとありました。
これが実は非常に大事な事なのですがお分かりですか?
たった3名の観光客の来店ですが、これはこのお店での観光客集客の小さな成功事例になるわけです。
つまりこのお店で成功している事例な訳ですから、それをさらに強化すれば、さらに集客が期待できるわけです。
結果のわからない、そのほかの集客方法をあれこれやるより、すでに自分の店で結果が出ている集客方法をさらに強化する方が成功確率は格段に高いですよね。
これは「A4」1枚アンケートの基礎となる考え方と同じです。
「A4」1枚アンケートはあなたの商品(サービス)を購入してくれた方に対してアンケートを取り、その回答を販促に生かす方法です。
つまり
「あなたの商品(サービス)を購入してくれた方」イコール、一つの成功事例であり
「その購入してくれた方にアンケートをとる事」イコール、購入プロセスがわかるので、それを元に販促に生かしていくのです。
成功事例の再現です。
他店の成功事例を真似しても失敗する事は多いですが、自分のお店の成功事例を真似して失敗することはそうそうありません。
だから「A4」1枚アンケートでアンケートをとり、お客様のプロセスを再現、強化することで、より集客がうまくいくのです。
話が少しそれましたが、今回私がオーナーさんに伝えさせて頂いた、直ぐに集客に繋がる方法は「1階にある店の紹介看板」の見直しでした。
1階にある店の紹介看板を拝見させて頂いたところ、看板には料理の写真と、メニューが書かれていましたが、メニューには一風変わった料理が多く「ちょっと食べてみたいな」と思える内容でした。
しかし残念な事に、店舗が雑居ビルの2階でスナックなどが多く入っており、外からも、店の入口(窓無しアルミドア)からも、お店の中の様子が全く知ることができず、非常に入りづらい状況でした。
看板にもお店の雰囲気などを伝える内容も皆無で、正直なところ店に入るのに勇気のいる感じです。
アンケートが取れた観光客の方全員が「1階にある店の紹介看板」を見て来店されていることから、少なくとも観光客が全く店の前を通らないと言うことでもなく、看板自体も見てもらえている様子。
しかしお店の雰囲気がわからず、入口も入りづらく、スナックの多い雑居ビルという事で、入店するのに躊躇している観光客が一定数いると考え、看板の見直しを提案させて頂きました。
具体的には店内の雰囲気や様子が分かるように写真や簡単な説明など、また、どんな方がお店を経営されているのか、オーナーの人柄を伝えることや、できれば顔写真の掲載など、他にもどんなお客様に来てもらいたいのか?例えば「観光客の方大歓迎」と一言あれば観光客の方も入りやすくなりますよね。
こんな感じで看板の見直しを提案させて頂きました。
他にも集客案はありましたが、今回の事例ではまずは看板の見直しからですね。
なぜならこのお店の成功事例ですから。
集客がうまくいかないと、焦ってあれこれ新たな集客方法を試したくなりますが、まずは自分のお店の成功事例を強化するのが成功への近道でしょう。
せっかく自分のお店での成功事例があるのに、それを中途半端なままで放置し、集客出来るかどうかわからない他の集客方法を試すのは勿体無いし遠回りしてると思いませんか?
集客がうまくいっていない方は今一度、自店の成功事例を洗い直してみてはいかがでしょうか?
もちろん「A4」1枚アンケートを活用すれば、簡単に自店の成功事例とそのプロセスを知ることができますよ。
ぜひ「A4」1枚アンケートを活用ください。
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