投稿日:2022.09.27
山口県を中心に活動する 「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの吉本辰夫です。
飲食・宿泊業の現場に長くおり、その裏も表も様々見てきた経験を活かし状況に応じたアドバイスを致します。
中でも全国の宿泊業・中小部門において健康経営優良法人を日本で一番最初に取得した経験があります。
集客・販促に加えメンタルと健康面のサポートも可能です。
いい商品やサービスを持ちながら、お店に人が来ない・・・、また飲食店にありがちな料理はおいしいのに最近はインスタ映えしないと難しいのか・・・など。
知ってもらう為の媒体に頭を悩ます方も少なくありません。
そんな中、私自身はSNSや広告の運用ではなく、0円PRと呼ばれるプレスリリースをメディアに向け発信し何度も取り上げてもらい、そして知ってもらう機会を作った経験があります。
しかしながら、プレスリリースを書くにあたって、何をどう書いていいのか?頭をひねりながら時間ばかりが過ぎることもあります。
最近は本だけでなくユーチューブでもプレスリリースの書き方など見かけます。
ですが書く技術はわかっても多くの人が書けない理由とは何か⁉
そしてストレスなく書く為の方法をお伝えします。
1.書く為には料理でいう仕込み、いわゆる書く為の準備が必要です
どんなに腕のいい料理人でも、まずは野菜の皮をむいたり、肉に塩コショウをしたり、魚のウロコを落としたりなどなど。
いわゆる調理に取りかかる前の準備である仕込みができてないと自慢の腕も振るえません。
プレスリリースを書くのも同じです。
むしろ料理と違って文章力(腕)に自信がなくても書く前の準備がしっかりできていれば、レシピを見ながら料理をするように迷わず、悩まず書けるものです。
2.料理の仕込みにあたる部分がマンダラです
下記のマンダラ広告作成法シートを見て頂ければ、左側のアイディア出しの部分の発想マンダラの真ん中に自分がメディアに取り上げてもらいたい商品・サービスを書きます。
(※ こちらのマンダラ広告作成シートは「A4」1枚チラシで今すぐ売上を上げるすごい方法に付録としてついてますので、詳しくはぜひ本をご参照ください)
まずはマンダラ広告作成シートの左側にある8項目の64マスを埋めます。
そして、この左側の64のマスを埋めれるだけ埋めていきます。
これで書く為の仕込み作業の半分以上が終わったと思ってください。
そしてこの8項目64マスを参考に、プレスリリースの原案となる文章をつくります。
※社会性・話題性・新規性や独自性、そしてビフォーアフター、最後にメディアの問合せ先を発想マンダラからふさわしいものを拾います。
それぞれの選んだ内容を短く文章にまとめていく作業は、まず発想マンダラ(左側)⇒作成マンダラ(右側)と同じです。
ちなみにマンダラ広告作成法シートの右側にあたる作成マンダラとは下記のようなものです。
この作成マンダラ(右側/本文上部)にあたる部分をつくることがプレスリリースを書く前の原案づくりとなります。
どこのどの部分を8項目の64マスから拾ってきてくればいいのか?を次にお伝えします。
【プレスリリースを書く為の原案シート】
[1.ネタとタイトル部分]
〇社会の解決しなければいけない問題は?
⇒マンダラ⑤(商品を買って喜ぶ人はどんな人か)から当てはまりそうな内容を記入します。
[2.タイトルとリード部分]
〇話題性のネタ(時流・季節性・旬なもの)
⇒マンダラ①(商品・サービス情報)、④(信頼してもらえる証拠)、⑦(今購入すべき理由)の中から選びます。
[3.タイトルとリード部分]
〇新規性や独自性(業界NO1やオンリー1)
⇒マンダラ②(ライバルに勝っている/目新しさ・新規性)から記入します。
[4.メインの内容部分]
〇その商品・サービスで誰がどのように変われるのか?
⇒ビフォーの部分が⑤(商品を買って喜ぶ人) ☞ アフターの部分が③(商品を使うことによってどんないい状態になるのか)
⇒ビフォーアフターの写真も有効
[5.メディアの問合せ先]
〇プロフィールや会社情報、問い合わせ先
⇒④(信頼してもらえる証拠、語れる資格)と⑧(会社やお店の情報、購入方法)
この1~5までを書き出し、プレスリリースを書く為の原案シート作成は完了です。
では例文を見ながら、もう少し説明していきます。
3.原案を作成してみましょう(例文)
[1.ネタとタイトル]
〇社会の解決しなければいけない問題は?
⇒マンダラ⑤(商品を買って喜ぶ人はどんな人か)から当てはまりそうな内容を記入します。
医療費の高騰や健康寿命の頭打ちなど、日本は世界でも類を見ない超高齢化社会を迎えようとしています。
[2.タイトルとリード部分]
〇話題性のネタ(時流・季節性・旬なもの)
⇒マンダラ①(商品・サービス情報)、④(信頼してもらえる証拠)、⑦(今購入すべき理由)の中から選びます。
山口県の生産農家さんの規格外野菜を使って、粉末製造技術を持つ○○産業が100%有機野菜の粉末を開発しました。
[3.タイトルとリード部分]
〇新規性や独自性(業界NO1やオンリー1)
⇒マンダラ②(ライバルに勝っている/目新しさ・新規性)から記入します。
大手ではできない100%の有機野菜の粉末は県内初、これから全国に向けて商工会と販路開拓に乗り出します。
[4.メインの内容]
〇その商品・サービスで、誰がどのように変われるのか?
⇒ビフォーの部分が⑤(商品を買って喜ぶ人) ☞ アフターの部分が③(商品を使うことによってどんないい状態になるのか)
今では、一人暮らしで野菜の摂取が難しい方にも栄養サポート面で大変喜ばれ、薬を飲むのを忘れても100%の有機野菜粉末を飲むのは忘れないとの声も出てます。
地域には元気な高齢者が増え、早朝のラジオ体操の参加者も平均3名が8名に。健康面の維持や運動習慣の向上につながっているようです。
[5.メディアの問合せ先]
〇プロフィールや会社情報、問い合わせ先
⇒④(信頼してもらえる証拠、語れる資格)と⑧(会社やお店の情報、購入方法)
創業60年の○○産業 問合せ先☎〇〇-〇 担当:吉本 🔎HPの検索は「健康粉末」
☞オレンジ部分、1~5をつなげば原案となる文章ができます。
これらに写真や文章に少し肉付けをしてプレスリリース文を仕上げていきます。
(注)この事例は例文ですので実際の話ではありません。
4.マンダラを書くことで広告と広報、同時にできます
まずはマンダラ広告作成法の左側の発想マンダラ、8項目の64マスを埋めることからがスタートです。
マンダラ広告作成法の原案シートが完成できるだけでなく、プレスリリースを書く為の原案文章もできます。
いきなり白紙の紙の上でチラシ(広告)をつくろうとしたり、または紙、もしくはパソコンに向かってプレスリリース(広報)を書こうとすることは、書くハードルが高くなります。
まず白紙の紙に向かう前にマンダラ広告作成法の内容に沿って、8項目64マスの発想マンダラを仕上げましょう。
そのことでまずチラシ(広告)、次にプレスリリース(広報)まで作成することできるのでおススメ致します。
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