投稿日：2022.10.27

山口県を中心に活動する 「Ａ４」１枚アンケート広告作成アドバイザーの吉本辰夫です。

長年の飲食・宿泊業の現場における様々な経験を活かし状況に応じたアドバイスを致します。

中でも全国の宿泊業・中小部門において健康経営優良法人を日本で一番最初に取得した経験があります。

集客・販促に加えメンタルを含めた健康面のサポートも可能です。

全国旅行支援も始まり、私のかつていた飲食・宿泊業の現場が再び活気を取り戻してきたことはうれしいことです。

コロナ禍で不要不急のサービスと言われた外食産業や宿泊業にとって、ぜひこの支援策を追い風に、より多くの方が自分たちのお店の存在とその良さを知ってもらいたいところです。

しかしながら、よく言う自分のことは自分が一番知っているようで実は知らないといったことがあります。

自分のお店の強みも、自分たちが思っている部分とお客さんから選ばれる理由が違ったりすることはあることです。

では、その思い違いをどうやって知るのか？

それには「A4」１枚アンケートが有効なのです。

しかしながら、なかなか飲食店で「A４」１枚といっても、５つの質問をしっかり書いてもらうには、それなりの時間(５分～１０分)をとるものです。

今回は飲食店の方に「ぜひ、お客さんに聞いておいてもらいたい一言」とそしてありがちな「聞いてはいけないこと」をお伝えします。

１．聞いておきたいその一言は「どんな理由で当店を選ばれましたか？」

まず、聞きたいその一言は何故当店を選んでくれたか？その理由です。

安くてはやい、料理にボリュームがある、店内に流れているBGMが落ち着くなど様々な理由があるハズです 。

アンケートで書いてもらってもいいですし、口頭で聞いてもいいでしょう。

まずはお店が選ばれている理由を知ることからです。

２．売りとなるメニューのわかるたった一つの質問

お店の選ばれた理由もわかれば、お店の売りとなるメニューもわかります。

聞き方は簡単です。

オーダーを受けた時やレジで精算する時にひと言「本日は何故、Aランチを選ばれましたか？」

その選ばれる理由、例えば「地の有機野菜をふんだんに使った〇〇」とか「料理長が丸１日かけて仕込んだ〇〇」など様々でしょう。

そしてその理由をメニュー表にひと言付け加えたり、お店の入り口に貼ったり、ホームページに掲載したりと露出させます。

加えて売れ筋メニューがわかれば、バリエーションを増やし「上Aランチや特上Aランチ」などの松竹梅のメニュー構成、いわゆるアップセルのようなことも可能となり売上増や客単価アップにもなります。

ここまでは「A4」１枚アンケート広告作成法の考案者である岡本達彦先生の著書「売れない」が「売れる」に変わるたった１つの質問に書かれてますのでご参考下さい。

３．聞いてはいけないひと言

飲食店で聞くべきひと言があれば、聞いてはいけないひと言もあります。

それは「お味はいかがでしたか？」

相当おいしかったか？もしくはその逆でない限り、お客さんの本音はつかめません。

ほとんどの場合「おいしかったですょ　ごちそうさまでした」と社交辞令的な言葉が返ってきます。

この聞き方はお店にとって自己満足的な言葉かもしれませんが、売上アップや集客増には繫がりません。

同じ聞くなら「何故、当店にお越し下さったのか？」や「当店のメニューから、何故〇〇を選ばれましたか？」を聞きましょう。

聞くのは一時の勇気だけ。

聞かぬは今後の機会損失にもつながりかねません。

コロナ禍で大変な時期を過ごされた飲食業が再び賑わいを取り戻すことを私、吉本は心から願っております。

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