投稿日：2023.05.24

京都の「A4」１枚アンケート広告作成アドバイザー小宮康義です。教育機関・スクール業・講座ビジネス・士業・専門家などの「教える業」「ビジネス支援業」のための実践的な販促やコンテンツ企画を専門としています。中でも、売り込まずに自然に価値を伝える顧客導線・セールスプロセスの設計が得意です。スクール業・士業事務所・各種専門家や先生業へのサポート実績多数。実務教育・スクール業界２０年の経験を活かしてお手伝いします。

私にとってこの４月５月は、取引がある教育機関や企業向けに説明会資料やパワポ資料をつくったり、アドバイスさせていただいている先のチラシ原稿やランディングページの原稿を書いたりと、時間に追われながらパソコンに向かってひたすら文章を考える仕事が多い時期になります。

どんどんアイデアが浮かんで思いのほか短時間で面白いものが完成することもあれば、何時間もうんうん唸って書いてはみたものの、どこかで見たようなものが出来上がってしまうこともあります。

あなたもご自身でチラシなどの販促物をつくる際に、マンダラ広告作成法の本や「A4」１枚アンケートの本を読んで、チラシや販促物の原稿を書いてみたけれど、あまり特徴が無く他社と大差のないものが出来上がってしまったという経験はないでしょうか？

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ただ単純にサービスや商品の仕様や特徴などの機能面で比較すると、絶対的な差をアピールするのが困難な時代になっています。これだけ情報が出回ると、せっかく磨いてきた技術力やサービス内容で勝負しても、すぐにキャッチアップされてしまいかねません。

でも、会社の歴史や創業のストーリー、社長の想い、社員やスタッフの人柄、会社で取り組んでいることなど、会社のソフト面ならどうでしょうか。そこには自社だけの「らしさ」があるはずです。

完成したチラシやLPなどの販促ツールを作っては見たものの、他社と似通った技術やサービスの紹介が中心で、あまり差が感じられないものが出来てしまったなら、『らしさ』を出せないかを考えてみませんか。

「らしさ」ってなんだろう？　

そもそも「らしさ」はどうすれば表現できるのでしょうか？「らしさ」を表現するのにインパクトの強いネタや、かっこいいエピソードなんて全然必要ありません。

大切なことは、その販促物を通じて自社とお客様との信頼関係を構築することですから、まずは「誰と」「どんな」関係性をつくりたいかを明確にしたうえで、以下の項目を参考にイメージしてみてください。

＜「らしさ」を表現するための項目例＞

◯社長の想いや熱意

◯どんな人が働いているのか？（社員の顔や人柄・雰囲気がわかるイラスト）

◯会社として大切にしていること（企業文化）

◯お客様への想い

◯商品サービスはどんな想いから作られたのか？

他にもまだまだありそうですが、ザっとこんなところでしょうか。

もちろん全部必要なわけではなく、あくまでも「誰と」「どんな」関係性を作りたいかを検討しながら、ターゲットに合った項目をチョイスしていくことが大切になります。

※ご注意ください

この「らしさ」を表現する際にしてはいけないこと。それは、表面的に取り繕ったいわゆる「盛った（盛りすぎた）」表現をするのはNGです。

お客様はあなたの会社の商品を購入し、サービスを受ければ、どんな会社かを肌感覚で感じてしまいます。ですから実態とかけ離れた表現は、反感を買いマイナスの口コミが生まれやすくなりますので注意が必要です。

「らしさ」はお客様の声で強化される

上記で挙げた「らしさ」を表現する項目例を参考にしていただき、ぜひ御社らしさを表現してみてください。

でもチラシなどの販促物を見ている見込客から信頼を獲得するために、実はまだ一つ足りないモノがあります。

それは「お客様の声」です。

前記しましたが「らしさ」を表現する上で大切なことは、項目出しをする前に「誰と」「どんな」関係性を作りたいのかを明確にすることです。

もっと言えば「どのようなお客様が理想」で、「そのお客様に何と言って褒めて欲しいか」を明らかにする必要があるのです。

「らしさ」を表現するのは、未だ接触がない見込客から信頼されるためですよね。

ですから「らしさ」を打ち出し、そのことについて既存客が「ほんとにそうだね」と受け取ってくれているところまでを見込客に見せてこそ「らしさ」は信頼になります。

ＨＰなどで「一人一人と丁寧に向き合います」という文言があって、実際にお客様からも「とても親切に対応していただきました」という声があれば、読んでいる私達はあっ、本当にそうなんだなと納得しますよね。

そういった意味では“「らしさ」とはお客様との約束”ともいえるかもしれません。

「A4」１枚アンケートで「らしさ」を強化しよう

「A4」１枚アンケートは購入のプロセスと、あなたの会社やお店から買い物をして良かったことや嬉しかったことを書いてもらうアンケ―トです。

◎どのような経緯であなたの会社から購入したのか？

◎困りごとがどのように解決したのか？

◎あなたの会社から商品をかった決め手は何だったのか？

◎具体的にどんなところが良かったのか？

繰り返し問いかけながら、何をどのように打ち出していくべきか？を検証することができます。

まずはアタマに汗をかいて「らしさ」を自社発信で見込客に伝える
➡買ってくれたらアンケートをいただき、自社の良さや「らしさ」を教えてもらう

最初はココから始めることになるでしょう。でもアンケートが集まり始めたら、お客様のアンケートを分析し「らしさ」を強化していきましょう。

まだ「A4」１枚アンケートを良く知らない方は、是非こちらの書籍から読んでみることをオススメします。私もこの本がスタートでした。

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もちろん、わからないことがあれば全国のアドバイザーが相談に乗りますよ

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