投稿日:2023.06.26
山口県を中心に活動する 「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの吉本辰夫です。 スポーツクラブ産業に18年、飲食・宿泊業に15年と長く実店舗の現場に関わってきました。 中でも人材不足に悩む飲食店の採用だけでなく、労使問題のトラブル、資金繰りなどの困難な時にこそ力になれると自負してます。 私自身の苦い経験を乗り越えてきたことが店舗経営をされる方に何らかのお役立ちになると自負してます。
1.インタビューすることでオンリー1の理由が見えてきます
「A4」1枚アンケートの質問は顧客の購買心理がわかります。
効果的な販促媒体が何であって、購買に至った理由、つまり購入に至った決め手までがわかるのです。
この「A4」1枚アンケートの数が多ければ多いほど、選ばれる理由は具体的に見えてきます。
さらに他との差別化、他が真似できないモノ・コト、いわゆるオンリー1を知るのにも役立ちます。
そして、今回お伝えするインタビュー(アンケートを書いてくれたお客さんへのヒアリング)を合わせると、扱っている商品・サービスのオンリー1がよりハッキリと見えてくるのです。
2. インタビューをする時間と引き換えに得られるモノ
ただし、お客さんといっても誰れかれ聞く訳にもいきません。
インタビューの相手は繰り返しますが、アンケートを書いてくれたその方です。
私の場合も30分ぐらいのつもりで話を伺いますが、やはり1時間~1時間半ぐらいになってしまう場合もあります。
ですが
この時間は無駄ではなく、アンケートでは見えてこない、アンケートをより深掘りした内容の話が聞けるというメリットがあります。
3.書いてもらうより、多くの情報が具体的に聞けます
話される側はアンケートの回答欄に収まりきらない程のボリュームある話を聞かせてくれるので、よりオンリー1が掴みやすくなるものです。
加えて、アンケートの数が少ない場合もインタビューで深掘りし補うこともできます。
また、お客さん側からすれば、直接当人を前にして話ずらい部分もあるかもしれません。
しかしながら基本「A4」1枚アンケートはイイ部分を書いてもらうものです。
聞く内容はイイ内容を聞くのであって、強みがわかる質問で構成されています。
言いにくい改善点を聞くアンケートではありません。
さらにインタビューは、一方方向でなく双方向によるものです。
より具体的に強み、選ばれる理由が聞けるというのが大きなメリットと言えます。
4.ポイントはどれか一つに絞って聞くことです
喜んで「A4」1枚アンケートを書いてくれる、お客さんは間違いなく優良顧客であり応援者です。
気持ちよく協力してくれますが注意が一つあります。
それは、アンケートの5つの質問を書いてもらうだけでも約10分、さらに同じ内容を一つ一つ深掘りして質問すると大切なお客さんから、かなりの時間を奪ってしまいます。
なので、「A4」1枚アンケートを深掘りしてお客さんに聞く場合は、5つの質問のうち、どれか1つに絞る注意が必要です。
5.アンケートと決め手を併せて聞くことはおススメです
お客さんが本人やお店側に直接伝えることに対し、照れが生じる場合もあります。
ですが紙に書くアンケートは、サラッと書いて本人やお店側に伝えられるというメリットがあります。
しかしその一方
字の上手い下手など気にして書くことを敬遠される方がいらっしゃるのも事実です。
インタビューの場合はこの字の上手いかどうか?は気にしなくてもよくなります。
また、インタビューの場合はお客さんに5つの質問を全部聞きたいところですけど、たった一つだけ決め手を深掘りして聞くのがイイでしょう。
(決め手を聞くには、「売れない」が「売れる」に変わる、たった一つの質問をご参照下さい。)
特に飲食店などは「たった一つの質問の答え」を紙に書いてもらうアンケートとは別にお客さんに一言聞く対応を取ってみるのもおススメです。
例えば「本日、このランチにされたのは?」と精算時に聞くような感じです。
聞く回数が増えれば、アンケートが増えるのと同様、よりあなたの選ばれる、他が真似できないオンリー1の理由が浮かび上がってきます。
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