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無料SNSで集客の限界を感じているお店は、販促チラシを試してみよう

投稿日：2023.07.05

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー静岡支部の神南です。
経営者が現場の第一線で活躍しながら、自身がお店の広告塔として情報発信にも力を入れている小さなお店を対象に集客や販促コンサルティングを行っています。
中でも、ライバルが多くても「あなたの商品だから買いたい！」と何度も喜んで買ってくれるファンを増やす「ショート動画を取り入れた SNS×LINE集客法」を得意としています。

無料SNSで集客の限界を感じているお店に取り組んでいただきたい販促とは？

どんな業界でも、商品やサービスを販売したければ、継続的な販促活動は必要です。
これをおろそかにしていると、一時的に売上が上がったとしても、継続的に売上を伸ばしていくことはできなくなります。

一般的に、広告宣伝や販促と言えば、無料で情報発信ができるSNSや有料のSNS広告、リスティング広告、それ以外には、従来からあるチラシやDM、POP、看板、新聞・雑誌の広告、テレビ・ラジオCMなど、様々な広告媒体や販促物を思い浮かべるでしょう。

しかし、小規模の個人店では、広告宣伝費にかけられる予算が限られているという理由から、無料のSNSを中心に集客や販促活動を行っているところがほとんどです。

ところが、実際には

「SNSだけでは、思ったように集客できない・・・」
「SNSだけでは売上が安定しない・・・」

という相談を多数受けているのが現状です。

このようなお店に対して、SNSの効果的な活用法をお伝えすることもありますが、即効性を求める方には、近隣エリアへの折込又はポスティングチラシを提案させていただいております。

それはなぜか？

店舗系ビジネスの多くは、地域密着型ビジネスであり、商圏エリアというものが決まっています。

しかし、どれだけSNSでフォロワーがいたとしても、どれだけ「いいね！」や「コメント」が沢山ついたとしても、これらの方々が、この商圏エリアの人たちとは限りません。

また、商圏エリア内の方が、インターネットでお店を検索したときに、Googleビジネスプロフィールの情報やホームページなどが検索結果に表示されなければ、「存在しないお店」となってしまうのです。

言い換えれば、Web上においては、商圏エリア内の見込客にお店の存在を知ってもらったり、商品やサービスの価値が伝わるまで「待ち」の状態が続くのです。

一方、チラシは、エリアを絞って、こちらのタイミングで”攻めの広告展開”をすることができます。

これまで、お店の存在を知らなかった人たちに、お店の存在を知っていただくことができます。
お店の存在を知っていても、どんな商品が買えるのか？どんなサービスを受けられるのかわからなくて来店しなかった人たちに、その魅力を知っていただくことができます。

つまり、チラシは、こちらから積極的に商圏エリア内の見込客へ直接アプローチできるため、新規客の獲得には最適なツールなのです。

（効果的なチラシの作り方については、書籍：『「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法』をご覧ください）

徒歩10分圏内に販促チラシをポスティングして50人の新規客を獲得した天ぷら料理店

最近の私のクライアント様の事例を紹介します。
都内某所にある、45年続く老舗天ぷら料理店さんが事業承継を行いました。

新たな大将のもと、屋号はそのまま残し、コース料理中心のメニュー構成に変更しました。こちらの大将はこれまで、天ぷら料理店の名店で料理長をされていた方です。

しかし、女将さんが毎日SNSで料理や季節の食材の紹介を中心に情報発信を行っているにもかかわらず、なかなか新規客が増えないという状況が続いていました。

そこで、こちらのお店にポスティングチラシの提案をさせていただいたのです。

チラシには、屋号はそのままで、料理人が変わったこと（どんなキャリアで、どのような想いでお店を始めたのか）、どのようなメニューがどのような価格帯で食べられるのか、料理やお店の魅力やこだわり、お客様の声など、一通り記載しました。

そして、徒歩10分圏内の商圏エリアに、6,500部ポスティングしたところ、1ヶ月間で50名の新規来店客を獲得することが出来ました。既に、そこからリピート来店にもつながっています。

これに掛かったコストは、チラシ印刷代とポスティング料を合わせて、56,000円、売上は50万円を優に超えています。

女将さんには、来店者へ「A4」1枚アンケートの質問のひとつでもある「何が決め手で来店してくれたのですか？」と尋ねるように伝えておきました。すると、

「お店の存在は知っていたが、どんなメニューなのか、いくらくらいなのかわからなかったので来れなかった。チラシにはしっかりメニューが載っていたので、安心して予約できた」

「この料理（特定の食材）が食べたいと思った」

「こんなお店があるとは知らなかった」

「名店で修業された大将の天ぷらを食べてみたいと思った」

という、声が多数寄せられたのです。

こちらのお店では、この成功体験をきっかけに、定期的にポスティングチラシを行う方針になりました。

「お金がないから、お金をかけて広告を作るのは怖い」とおっしゃる方は多くいらっしゃいます。

しかし、それは逆です。

お金がないからこそ、顧客を獲得して利益を生み出していく必要があり、それは少額の金額からでも十分スタートできるのです。

そして、顧客が増えてきたら、利益の中から次の顧客を獲得するための広告宣伝費や販促費を出して、新たな顧客を増やしていく。これをやり続けることで、事業全体が伸びていくのです。

コストを抑えて効果的なチラシを作る方法

先ほどの天ぷら料理店では、6,500部の両面カラーのA4サイズチラシを作り、ポスティング料まで込みで、56,000円だったとお伝えしました。（1部あたり、8.6円の計算になります）

通常、広告代理店や制作会社へ依頼すれば、その何倍ものコストが掛かります。また、ポスティングや折込を依頼する会社を探して、打合せを行う労力も伴います。

結論から申し上げると、コストがかかっても、費用対効果の高い販促物を作れる会社であればOKです。
私自身は、信頼できるアドバイザー仲間にいつも制作を依頼しています。

　
しかし、最初はできるだけコストを抑えたいという方のためにおススメしているサービスを２つ紹介します。

◆ラクスル
https://raksul.com/
テレビCMでもおなじみのネット印刷サービスです。

特徴
・無料デザインテンプレートが豊富にあり、テンプレートを使って自分でデザインをすることができる（チラシ以外の様々な販促物のテンプレートもあります）

・作成したデザインの印刷を発注する際に、ポスティングや新聞折込までセットで依頼できる

デザインテンプレートは、私が所属する、「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会が推奨する、8つの広告パーツで構成しているものではないため、それに合わせてカスタマイズする必要があります。しかし、ご自身で１からデザインすることを考えたら、時間の削減になりクオリティ的にも質の高いものを作ることができます。

YouTubeライブでも解説していますので、よろしければご覧ください。

◆チラシテンプレートセンター

https://www.chirashi-template.jp/

特徴
有料テンプレートになりますが、当協会が推奨する８つの広告パーツに沿ったデザインテンプレートが豊富にあるため、制作時間を抑えながら、訴求力の高いデザインを作りたい方におススメです。
（パワーポイント・イラストレーターでの作成を選ぶことが可能です）
こちらで作成した後、ラクスルなどのネット印刷サービスを利用することができます。