「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会

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オンラインVSオフライン~ お客様目線による地域ビジネスの認知度向上策

投稿日:2023.10.05

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー 静岡支部の神南です。
経営者が現場の第一線で活躍しながら、自身がお店の広告塔として情報発信にも力を入れている 小さなお店を対象に集客や販促コンサルティングを行っています。
中でも、ライバルが多くても「あなたの商品だから買いたい!」と何度も喜んで買ってくれるファンを増やす「ショート動画を取り入れた SNS×LINE集客法」を得意としています。

オフラインの繋がりがもたらす店舗の認知度向上

お店を経営していると、効果的な集客や販促活動が不可欠です。しかし、どの媒体やメディアを選ぶかは常に頭を悩ませる問題ですよね。今回は、地域密着型の店舗ビジネスにおいて、お客様とのオフラインでのつながりが、SNSなどのオンラインメディアよりも効果的な場合があり、店舗の認知度向上に大きく貢献する可能性があるというお話をしたいと思います。

アンケートから見えてきたSNSとリアルなつながりの違い

最近、ある食品製造小売業の店舗で、「A4」1枚アンケートを実施しました。このお店は、認知度向上や集客のために、SNS(Twitterやインスタグラム)に力を入れています。SNSのフォロワーもTwitterは1万人越え、インスタグラムも数千人クラスです。また、Googleビジネスプロフィールの評価点も4.5点と高く、閲覧数も非常に多いのが特徴です。

しかし、お客様へ「A4」1枚アンケートを実施したところ(大半が3回以上来店されているファン客)、Q2の質問、「何がきっかけで当店を知りましたか?」に対する回答は興味深いものでした。

と言うのも、「お店の前を通って知った」という回答が圧倒的に多く、次いで「紹介」「贈答用でもらって知った」という回答が続いたのです。一方で、SNSで店舗を知ったという回答はあまりありませんでした。

お店は2店舗あるのですが、両店とも、お店の外観は特徴的で、その外観のかわいらしさが、確かに目に留まります。歴史ある本店に関しては、SNSが広まる前から営業をされていたため、そのような回答が多かったと推察しました。しかし、2年目を迎えた新店舗のアンケート分析を行ったところ、ほとんど同様の回答が得られたのです。

これらの結果は、商圏エリア内に在住している方々における、そのエリア内での行動や地域コミュニティ内の人々とのつながりが、店舗の認知度向上において重要であることを示唆しています。

認知度向上のための具体的な施策

「A4」1枚アンケートのQ2の質問「何がきっかけで当店を知りましたか?」の回答からわかることは、「力を入れるべき媒体・ルート」です。

では、「お店の前を通って知った」や、「紹介」「贈答用でもらって知った」という回答が多かったとしたら、経営者であるあなたは、認知度を高めるためにどのような施策を講じますか?

お店の方々で検討していただいた結果、以下のようなアイデアが出てきましたので共有します。

●外観と可視性の向上
お店の外観は地域の人々にとって第一印象を与える要素です。事実、スタッフの一部は可愛らしい外観がきっかけで来店し、その後ここで働くことを選びました。既に特徴的な外観が目に留まっているので、車で通る人、歩行者などの視点に立ち、看板やディスプレイを更に工夫したりしながら、通りを通る人々の注意を更に引くことができないか検討することになりました。

●贈答用製品のプロモーション強化
贈答用や手土産に適した商品のプロモーションをこれまで以上に積極的に行うことで、店舗の認知度を地域コミュニティ内でさらに高めていく方針を取りました。

●地域イベントへの参加
既に実施していますが、地域のイベントに積極的に参加することで、店舗は地域コミュニティと直接的につながり、新しい顧客を引き寄せることを目指すことにしました。

これらの取り組みを通じて、お店の前を通りかかった人へ更に目に留まる工夫をしながら、紹介や贈答品からお店の存在を知っていただく機会を増やしていくことになりました。

オンラインとオフラインのバランス~ 新しい顧客獲得への道

この事例から、オンラインの集客活動だけでなく、オフラインでの視認性や地域コミュニティとの関係も重要であることが確認できました。特に、地域密着型の店舗ビジネスでは、店舗の外観や地域イベントへの参加、そして贈答用商品のプロモーションは地域の人々とのつながりを深め、店舗の認知度を高める要素となります。

また、SNSやオンライン広告も重要である一方で、それらだけに頼るのではなく、地域コミュニティとの実際の交流を大切にし、それら複数のチャンネルを組み合わせることで効果的な集客と販促活動を実現することが可能です。

もちろん、今回の事例は「A4」1枚アンケートの結果がもとになっているので、「うちは地域密着型ビジネスだから」と言って、この内容を鵜吞みにせず、まずはあなたのお店で「A4」1枚アンケートを実施することをおススメします。

最後に、この事例を通じて、店舗の認知度向上や新しい顧客獲得のために、オンラインとオフラインのバランスを見直し、そして地域コミュニティとのつながりをどのように強化できるかを考えてみる良い機会となるでしょう。そして、それがあなたのお店のさらなる成功につながることを願っています。

 

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この記事を書いた人

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー 神南 臣之輔

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー 静岡支部の神南です。
経営者が現場の第一線で活躍しながら、自身がお店の広告塔として情報発信にも力を入れている 小さなお店を対象に集客や販促コンサルティングを行っています。
中でも、ライバルが多くても「あなたの商品だから買いたい!」と何度も喜んで買ってくれるファンを増やす「ショート動画を取り入れた SNS×LINE集客法」を得意としています。

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