投稿日:2024.08.01
沖縄で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、販促・集客コンサルタントとして活動している豊平尚哉です。
中でも、フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店、大阪1店)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
今回のコラムは、新規入会を検討している見込客へのヒト押しになるプロフィールについて解説します。大手のフィットネスジムは投資型運営(複数人の投資家による運営)が一般的なため、オーナーがジム運営に対する想いは表に出てきません。そこを逆手に取り、小さなスポーツジムの経営者は想いを綴ったプロフィールで一気に差を広げることができます。
大手フィットネスジムでは絶対に真似できない小さなスポーツジムだからこそできる取り組みなので、ジム経営者はぜひ参考にしてください。
最近では、フィットネスジムの倒産が過去最多を更新している背景には、コロナ禍が落ち着いたあとには駅前フィットネス、安価、24時間年中無休のフィットネス(いずれも大手資本)が乱立し、競争が激化している状況だからだと言えます。
2024年もその傾向は顕著に現れており、過去最多の廃業を更新すると予想も。
実際に私が住んでいる沖縄県でも経営難のスポーツジムやパーソナルジムが増えだし、廃業寸前と噂が広まってきました。
このように廃業にならないために、まずは新規入会を増やすための取り組みや継続率を上げるための取り組みが必要です。
そのため、小さなスポーツジムは、大手には真似できない逆手を取った打ち出し方と工夫が重要になります。
意外と見落としがちなプロフィール
パーソナルトレーナーや小さなスポーツジム経営者から集客相談が増えてきている中で多いのがチラシやWEBサイト、SNSの使い方についての相談です。
販促物やSNSを確認したところ、ほとんどのスポーツジムが「入会金無料」「初月会費無料」を打ち出しているだけなので、ジムの良さや他との違いなどが全く伝わらずにいるため、顧客としては「安い」「近い」でしか比較できません。
また、スタッフの簡単なプロフィールは載っているものの肝心な経営者のプロフィールがないことも多く見られます。
私が「何故、プロフィールを載せないのでしょうか?」と質問すると、ほとんどの経営者は「私のプロフィールなんて載せる必要あるの?」「簡単な経歴があるので十分では?」とおっしゃる方が多いのが現実です。
ですが、企業のWEBサイトの「会社概要」と同じぐらい、経営者のプロフィールは重要です。
体験へ行こうか悩んでいる人は、「誰が経営しているのか」「どんな人なのか」「どんな想いで経営しているのか」は知りたいものです。
実際にWEBサイトの会社概要やプロフィール、スタッフ紹介などのアクセスが高いのも納得できるはずです。
どんなプロフィールが良いのか?
マンダラ広告作成法の「オファー」の中にも「プロフィール・想い」というマスがあります。
一般的なプロフィールは、名前や経歴、実績はもちろんのこと趣味や特技などを載せることが多いです。しかしながら、それだけでは十分とは言えず、「想い」も併せて載せる必要があります。
ここで例を挙げます。
①一般的なプロフィール
ABCパーソナルトレーニングジム代表の佐藤です。
小学校5年生でサッカーを始め、小学校、中学校、高校で全国大会出場。
東京都内のスポーツクラブスタッフやスポーツ系専門学校講師を経て、都内の有名ジムや加圧トレーニングジムでプロスポーツ選手や芸能人、モデルに加圧トレーニングを指導。
健康のため、どんな目的にも応えられるジムを目指して、2022年にABCパーソナルトレーニングジムをオープン。
自身の成功体験を基にダイエット、筋力アップ、競技力アップを目的としたトレーニング指導を専門とし、安全・効果的・楽しい運動指導を心がけています。
②想いを併せたプロフィール
ABCパーソナルトレーニングジム代表の佐藤です。
小学校5年生でサッカーを始め、小学校、中学校、高校で全国大会出場。
東京都内のスポーツ系専門学校講師コースへ進学し、スポーツクラブでスタッフとして学んでいた頃、ダイエットに悩んでいた40代男性と出会う。
学校や職場で学んでいた知識で指導にあたっていたが、全く結果が出ずに失望させてしまい、結果解約へ。
はじめての挫折感を味わい途方に暮れていた頃に、とあるトレーニングと出会う。それが私が得意とする加圧トレーニングです。加圧トレーニングを学び、自身で実践した結果、みるみるうちに体の変化に気付きました。
もっと早く加圧トレーニングと出会っていたら、あの男性の結果も変わっていたはず。と、今でもその気持ちを忘れずに想いをもって指導しています。
失敗したことがきっかけに、現在は健康のため、どんな目的にも応えられるジムを目指して、2022年にABCパーソナルトレーニングジムをオープン。
自身の失敗体験、成功体験を基にダイエット、筋力アップ、競技力アップを目的としたトレーニング指導を専門とし、安全・効果的・楽しい運動指導を心がけています。
いかがでしょうか?
①一般的なプロフィールよりも②想いを併せたプロフィールのほうが相談しやすくなりませんか?
どのような想いがありトレーニングを指導しているのか?ジムを運営しているのか?を伝えると共感されることが多いです。
この想いが共感に繋がれば、強みとして打ち出すことができ、他との違い・独自性が生まれ、大手資本のフィットネスジムではなく小さなスポーツジムへ通う人が増えてきます。
想いを併せたプロフィールを打ち出そう
商工会の専門家派遣で相談にいらしていたパーソナルトレーナーのEさん(女性)へも同じようにプロフィールのアドバイスをしました。
これまでのプロフィールは資格や実績、コンテスト入賞などを紹介してましたが、それ以外にも失敗した経験、成功体験、指導への想いなど過去を振り返って書いてもらいそれをSNSやチラシ、ホームページで紹介。
その結果、その想いに共感した人が新規入会へと繋がり、売上は好調に伸びはじめ、スタッフを増やし他のコンテンツ作成へと順調に進んでいます。
まとめ
いかがでしたか?
大手フィットネスジムのオーナーが絶対に真似できないことの一つが想いを併せたプロフィールです。
先述したように大手フィットネスジムは投資型運営が多いため、オーナーひとりひとりの想いを伝えるのはかなりハードルが高いです。
逆に小さなスポーツジムの経営者は、何かしらの想いがありジムを運営しているはずです。
なぜ、このジムを運営しようと思ったのか?をご自身の経験を振り返り、プロフィールとして綴ることで共感が生まれ、新規入会者も増えるはずです。
今日はここまでとなりますが、私もプロフィールを見直したい、もっと詳しく知りたいという方は、ぜひ私か近隣のアドバイザーへご相談ください。
想いが伝わる販促物やSNSの投稿など親身になって相談に応じます。
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この記事を書いた人
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
豊平尚哉(フィードバックドリブン株式会社 代表取締役)
フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店、大阪1店)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
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