投稿日:2024.09.05
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー 静岡支部の神南です。
経営者が現場の第一線で活躍しながら、自身がお店の広告塔として情報発信にも力を入れている 小さなお店を対象に集客や販促コンサルティングを行っています。
中でも、ライバルが多くても「あなたの商品だから買いたい!」と何度も喜んで買ってくれるファンを増やす「ショート動画を取り入れた SNS×LINE集客法」を得意としています。
新商品や新サービスを出すとき、広告を作るのは結構時間がかかりますし、「どうしたらお客様に響くのか」悩みますよね。そこで今回は、「マンダラ広告作成法」とAIツール「Insight Journey」を使って、もっと早く、もっとターゲットに響く広告原稿を作るための具体的な方法をご紹介します。
マンダラ広告作成法とは?
マンダラ広告作成法は、広告を構成する8つの要素をわかりやすく整理し、それぞれにアイデアを具体化していく手法です。この方法を使えば、わずか1時間で広告全体の流れがしっかりまとまり、効果的なメッセージを発信できる広告原稿を作れるようになります。
▼マンダラ広告作成法シート
マンダラ広告作成法シートを使えば、広告を構成する各要素を具体的に考え、アイデアを書き出していくことができます。
シートの左側には、広告を構成する8つのパーツ(ターゲットコピー、キャッチコピーなど)を作成するためのヒントが書かれているマスが各8つ、計64個用意されています。まず、このマスを使って、思いついたアイデアをどんどん書き出していきます。
例えば、洋菓子店の新作スイーツを宣伝したい場合、この64マスに「食後にちょっと贅沢な気分を味わいたい」「自分へのご褒美として楽しみたい」といった顧客の欲求や、商品・サービスの強み(例:「一流シェフによる手作り」「地元の新鮮な食材を使用」)を埋めていくことができます。
次に、それらの中から一番ターゲットに響きそうなアイデアを選び、シートの右側にある広告レイアウトの中の8つの要素に当てはめていくのです。
マンダラ広告作成法から作成する広告8つの要素
- ターゲットコピー: 「これはあなたのための広告ですよ」と気づいてもらうフレーズ
- キャッチコピー: 「その悩み・欲求を解消できる商品・サービスがありますよ!」と伝えて興味を引くメッセージ
- 裏付けとなる証拠: キャッチコピーが本当だと信じてもらうための証拠や実績
- ボディコピー: キャッチコピーを裏付ける具体的な理由や詳細を伝える部分
- オファー: 商品やサービスの詳細情報をしっかり書く
- リスク対策: お客様が不安に思っていることを解消する対策を提示
- 行動喚起: 「今すぐ購入しないといけない!」と思わせる理由
- お問い合わせ: 購入方法をわかりやすく、どこでどう買えるかを丁寧に提示
この手法を使えば、広告の流れがしっかりまとまります。もっと詳しく知りたい方は、こちらの書籍『「A4」1枚チラシで今すぐ売り上げをあげるすごい方法』も参考にしてください。
AIツール「Insight Journey」の役割
広告を作る際にターゲットの悩みや欲求、商品を購入することでどんな成果を得たいかを具体的に洗い出せるか否かが重要な鍵になります。
ここでAIツール「Insight Journey」が活躍します。このツールは、ターゲットとなるペルソナの悩みや欲求を掘り下げ、広告作成に必要な情報を引き出す助けをしてくれます。
特に、新商品や新サービスのように顧客のフィードバックがまだ少ない場合にInsight Journeyは非常に効果的です。顧客がいない段階でも仮想のペルソナを作成し、その人が抱える悩みや欲求、そしてその悩みが解決されたときに得られる喜びを具体的に言語化してくれるからです。
これは、マンダラ広告作成法シートにある、次の質問に対する解答に直結します。
- 「商品を買って喜ぶ人はどんな人?」
- 「商品を買ったらどんな良いことがある?」
これにより、まだ実在するお客様がいなくても、ターゲットの明確なイメージを持って広告メッセージを作成できるのです。
例えば、飲食店の場合、幼児がいる家族でレストランを探す母親のペルソナを作成し、そのペルソナの深層の欲求を引き出すことができます(下図)。
ここから、ターゲットが抱える悩みや欲求(図ではペイン)が明確になるため、ターゲットコピーへ反映したり、解決された後のベネフィット(図ではゲイン)をキャッチコピーに反映させることで、ターゲットに響く広告メッセージが作成できるのです。
実践例:美容室・飲食業での活用
例えば、美容室の新サービス「ヘアケアトリートメント」を考えたとき、多くの方は「きれいな髪になりたい」など表面的なニーズを把握していると思います。
しかし、本当に大事なのは、その先に求めることで、例えば「パートナーに褒められたい」「職場での印象を良くしたい」といった深層の欲求です。
このような深層の欲求を「Insight Journey」で引き出し、マンダラ広告作成法の8つの要素に落とし込むことで、よりターゲットに響く広告を作ることができます。
まとめ:新商品でもターゲットに響く広告原稿を作るために
「マンダラ広告作成法」は、短時間で効果的な広告を作るための頼もしい手法です。これに「Insight Journey」を組み合わせることで、ターゲットのお客様の悩みや欲求を深く理解し、心に響く広告メッセージを作ることができます。
今すぐ「Insight Journey」を使ってペルソナを作成し、マンダラ広告作成法シートを活用して、ターゲットに響く広告原稿を作ってみてください!
これが、ビジネスを次のステージに押し上げる第一歩になるでしょう。
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この記事を書いた人
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
神南 臣之輔
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー 静岡支部の神南です。
経営者が現場の第一線で活躍しながら、自身がお店の広告塔として情報発信にも力を入れている 小さなお店を対象に集客や販促コンサルティングを行っています。
中でも、ライバルが多くても「あなたの商品だから買いたい!」と何度も喜んで買ってくれるファンを増やす「ショート動画を取り入れた SNS×LINE集客法」を得意としています。