投稿日:2025.04.13

京都の「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー小宮康義です。教育機関・スクール業・講座ビジネス・士業・専門家などの「教える業」「ビジネス支援業」のための実践的な販促やコンテンツ企画を専門としています。中でも、売り込まずに自然に価値を伝える見込客教育・セールスプロセスの設計が得意です。スクール業・士業事務所・各種専門家や先生業へのサポート実績多数。実務教育・スクール業界20年の経験を活かしてお手伝いします。
あなたは反応が無いランディングページ(LP)やチラシのどこをどう改善すれば良いのか、悩んでいませんか?
「文章はしっかり書いたし、写真だって良いものを選んだ。でも、全然反応がない」「せっかく時間をかけて作ったのに、全く申し込みにはつながらない」。
そんな声を、これまで何度も聞いてきました。もちろん、私も同様のことで散々悩んできました。
私は日頃、教育機関や士業事務所、専門家の先生など「カタチが無い商品サービス」の良さをどのように伝えるか、そのコンセプト企画からコンテンツ内容、販売の導線設計などの企画・制作に関わる仕事を中心に行っています。
ですからよく「このLP、反応がまったく出ないんですけど…見ていただけますか?」というご相談をいただきます。
拝見すると、よく勉強されている方が多いのでPASONAの法則などを使ってサービス内容、料金、実績、お客様の声、代表者の想いまで──盛り込まれている情報はどれも丁寧で、伝えたい気持ちがあふれているものが多いです。
でも、読み終わったときに、「このLPは、結局何を一番伝えたかったんだろう?」と思うことが少なくありません。
決して「内容が足りない」というわけではないのです。
むしろ、多くの場合は「情報が多すぎて、軸がぼやけてしまっている」ことに問題があるケースが多いと感じています。
情報が多いのに、なぜ伝わらないのか?
人は広告を見た瞬間、わずか3秒で「自分に関係あるかどうか」を判断するそうです。その3秒で「自分ごと」として受け取ってもらうためには、どれだけ情報を盛り込んだかよりも、どれだけ的確に構成されているかの方がよほど重要です。
広告を読む人は忙しくしている合間に読むことが多いのですから、選択肢が多ければ多いほど迷ってしまいます。そして迷った結果、「よくわからなかったから、今回はいいや」と、行動を起こさず離脱してしまうのです。
反応を生む広告に共通する“たった一つのコツ”
反応を取るチラシやLPには、読み手を迷わせない設計が共通して存在します。
具体的には、
・誰に向けて書いているのか
・何を一番伝えたいのか
・何をしてほしいのか
・どこに誘導したいのか
──これらがすべて「一つに絞られている」ということ。
つまり、
・一人のターゲットに向けて
・一つのメッセージ
・一つのオファーを用意し
・一つの出口に導く
という設計ができている広告は、情報量に関係なく、しっかりと反応が取れるのです。
ブレてしまうと、反応もブレる
この「一人のターゲット・一つのメッセージ・一つのオファー・一つの出口」の原則が崩れると、広告全体の軸もブレ始めます。
・誰に向けた広告なのかが曖昧だと、読者は「これは自分のことじゃない」と感じます。
・伝えたいことがいくつも混在していると、「結局何を言いたいのか分からない」と思われてしまいます。
・選択肢が多すぎると、読者は行動を選べずに離脱します。
・広告の出口がいくつも用意されていると、どこに向かえばいいのか判断がつかなくなります。
要するに、こちらが意図して設計していない広告は、読み手にも意図が伝わらず、反応にはつながらないというわけです。
文章量を減らすのではなく“導線を一本にする”
広告設計において大事なのは、「削る=情報を減らすこと」ではありません。そうではなく、「読者をゴールに導くために一本に整えること」です。
読み手に“こう動いてほしい”という出口をひとつ決め、そこに向かって迷いなく進めるように整えていく。そのためには、誰に、何を伝え、どう動いてほしいのかを、はじめに明確にしておく必要があります。
文章量が多くても構いません。要はその情報が、すべて目的に向かってつながっているかどうかなんです。
「A4」1枚アンケートは、この一本の道を見つける最短ルート
この一本の筋道をつくるために、もっとも効果的なのが「A4」1枚アンケートの活用です。
広告をつくるとき、どうしても私たちは「伝えたいこと」から考えてしまいがちです。
でも、実際に行動を後押しできるのは“伝えたこと”ではなく、“相手に伝わったこと”。
そのギャップを埋めてくれるのが、このアンケートです。
お客様に、「最初にどんな不安があったか?」「決め手になったポイントは?」といったことを聞いていくと、自分では気づいていなかった“ターゲット像”やそのターゲットに“本当に刺さるメッセージ”が見えてきます。
それが分かると、「誰に」「なにを」伝えるべきかが決まり、無理に盛り込まなくても“お客様が反応したくなる流れ”が自然にできていくわけです。
売るための文章を考える前に、「買った人の声に耳を澄ませる」。そこに、反応を変える一番のヒントがあると考えています。
広告は「伝えるもの」ではなく、「人を動かすもの」
LPやチラシで、本当に求めている結果は何でしょうか?
資料請求でしょうか? 無料相談でしょうか? もしかすると何かを購入してもらう事かもしれませんね。
その「ひとつの反応」を得たいなら、広告も「ひとつの行動」にフォーカスさせるべきです。
誰に読んでもらうのか。何を一番伝えたいのか。その人にどんな行動を起こしてもらいたいのか。そして、その行動に導くための出口はどこにあるのか。
この4つがひとつにまとまっていれば、チラシでも、LPでも、たった1枚で人を動かす力が生まれます。
広告の反応を高めたいと感じたら、まずはこの設計を見直してみてください。
そして、もし「自分では絞りきれない」「どうしても欲張ってしまう」というときは、ぜひアドバイザーに相談してみてください。<アドバイザー一覧>
“自分の伝えたいことを書く広告”から、“お客様の声に導かれてつくる広告”へ。
そこに、反応が変わる、たった一つのヒントが隠れています。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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とお考えであれば、「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの資格を取得するのが一番の近道です。 販促コンサルタントの岡本達彦先生公認『「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会』主催の認定アドバイザー試験に合格して資格を取得すると、「A4」1枚アンケートの商標・ノウハウ使用の権利を手に入れられ、実践勉強会や各種セミナーを開催することができます。
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