投稿日:2025.07.01

沖縄で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、販促・集客コンサルタントとして活動している豊平尚哉です。
中でも、フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店舗、大阪)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
今回の記事は、小さなフィットネスジムの大手フィットネスジムとの違いを見つけ、独自化を図るための整理資料「フィットネスジム版マンダラ広告作成法シート」についてお伝えします。
現在、コンサルティングを実施している2つの小規模フィットネスジムでは、近隣に有名な大手フィットネスジムが出店したため、新規入会者減、退会者続出という現象が起こってます。
しかし、長野県にある小規模の女性専用フィットネスジムでは、そんな中でも新規入会者アップ、退会率も抑えられ売上・利益に貢献していると順調な様子です。
*長野県の女性専用フィットネスジムは、コンサルティングスタート時に設定した目標を6月上旬に達成
*後日、成功事例として紹介予定
大手フィットネスジムは、とにかく入会の間口が広く「入会金無料」「2ヶ月会費無料」などの特典を付与し、入会促進へと繋げます。
通常のジムなら、大手には新規を取られたくない、顧客を逃したくないという思いから同じような「入会金無料」「2ヶ月会費無料」などの施策を図るため、価格競争が激化しているのに気付かず、売上・利益に貢献できずに疲弊だけ残るケースがほとんどです。
そうならないために、大手フィットネスジムとの違いや真似できない施策を打つのが懸命といえます。
1、焦らずに自社の現状を振り返る
近隣に大手フィットネスジムが進出した場合、多くの経営者は焦ってあれもこれも打ち出してしまいます。特に多いのが期間限定のキャンペーンです。
新規入会促進の場合、先述したように「入会金無料」「2ヶ月会費無料」など安易に打ち出したり、既存顧客には紹介キャンペーンやギフト券の配布、オリジナルグッズのプレゼントなどを実施するのではないでしょうか?
それが悪いわけではありませんが、まずは自社の現状を整理する必要があります。
2、フィットネスジム版マンダラ広告作成法シートで現状整理
一般的に出回ってませんが、私のコンサルティングを受けているジムオーナーさんへ整理資料として、フィットネスジム版マンダラ広告作成法シートを使い現状を振り返ってもらいます。

①オファー:最低入れなければいけないサービス情報(8項目)
②ボディコピー:競合ジムより勝っている所(8項目)
③キャッチコピー:サービスを利用することによってのメリット(8項目)
④ターゲットコピー:あなたのジムを利用して喜ぶ人(悩みや欲求)(8項目)
⑤裏付けとなる証拠:その人に信用してもらえる証拠・語れる資格は?(8項目)
⑥リスク対策:何があれば、不安なく入会できる?(8項目)
⑦行動喚起:今、入会しないといけない理由(8項目)
⑧お問い合わせ:ジムの情報&入会方法(8項目)
上記の8つのパーツからなるそれぞれの8項目を埋めることで、現状の整理が可能となります。
3、大手フィットネスジムの打ち出し方を調査する
近隣に進出した大手フィットネスジムが誰に何をどのように打ち出しているのか調査する必要があります。
調査項目も上記の8つのパーツとそれぞれの8つの項目を使い、フィットネスジム版マンダラ広告作成法シートを埋めます(記入・入力)。
4、比較する
自社のジムと大手フィットネスジムの整理ができたら、次は自社と大手の項目の回答が被ってないか、同じこと書いていないかをチェックします。
もし、大手フィットネスジムと「②ボディコピー:競合ジムより勝っている所」が被っている、同じことを書いている場合は、とても危険な状況です。顧客は同じ良さと認識したとき、金額や安さ、特典で判断してしまいますので、大手フィットネスジムとは異なった「②ボディコピー:競合ジムより勝っている所」を書き換える必要があります。
逆に、大手フィットネスジムが「⑥リスク対策:何があれば、不安なく入会できる?」などの項目に着手していないならチャンスといえます。不安なく入会できる要素をしっかりと打ち出すことで、大手との違いを明確に打ち出し入会促進へつなげることが可能となります。
このように、自社の小規模フィットネスジムと大手フィットネスジムの違いをフィットネス版マンダラ広告作成法シートを使うことで簡単に整理することができるため、誰に何を打ち出すべきなのか?を明確にし、大手との違いをチラシやWebサイト、店頭看板、横断幕、SNSなどを使いしっかりと説明する必要があります。
まとめ
よくある間違いですが、小規模フィットネスジムは大手フィットネスと同じコピーや施策をしてしまう。という点です。見栄えの良い、カッコいいWebサイトでも良いのですが、打ち出すためのキャッチコピーや特徴、自社ジムの良さは、大手が真似できない・大手がやりたがらない内容や施策にしなければなりません。
Webサイトに書いている内容が大手と全く同じ状態だと、顧客は大手フィットネスジムへ流れてしまいます。知名度、認知度の高く有名なジムのほうが安心感があるからです。それに加えて「入会金無料」「2ヶ月会費無料」などの施策をするので、新規顧客や既存顧客は大手へ流入してしまいます。
そうならないために、まずは現状を整理し「誰に」「何を」「どのように」打ち出すべきか、再考する必要があります。
おかげさまで、私のブログをご覧になり、沖縄県のフィットネスジム3店舗、長野県の女性専用フィットネスジム、栃木県のフィットネスジムなどの小規模フィットネスジムから多く相談が入ってます。どのジムも同じように「大手フィットネスジムの進出による客数減」です。
もし、この記事を読まれているあたのジムも同じような悩み、課題をお持ちならぜひご相談ください。
現状を確認し、突破口をお伝えします。
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この記事を書いた人
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
豊平尚哉(フィードバックドリブン株式会社 代表取締役)

フィットネス系キックボクシングジム・小規模会員制フィットネジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店、大阪1店)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
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