投稿日:2025.08.05


「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー沖縄県支部の比嘉と申します。
普段はホームページ制作やシステム制作などを行ってます。
中でも、WordPressを使ったホームページ構築や、販促のシステム構築などを得意としており、当「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会の方でも「販促アンケートPOP自動作成システム」や「オンライン広告原稿作成システム」なども制作させて頂いてます。
はじめに|Xでも“お客様の声”は強力な武器になる
前回は、Facebookで「A4」1枚アンケートを活用する方法をご紹介しましたが、今回はその続編としてX(旧Twitter)編をご紹介します。
X(旧Twitter)は140文字制限があるため、Facebookのような長文ストーリーポストはできません。
しかし、短文×連続投稿(スレッド)形式にすれば、「A4」1枚アンケートの回答を自然なストーリーとして届けることが可能です。
本記事では、Facebook編と対比しながら、「A4」1枚アンケートを活かしたX投稿の具体的な作成法や構成テンプレ、プロンプト例をご紹介します。
なぜ「A4」1枚アンケートがX投稿でも有効なのか?
「A4」1枚アンケートのQ1〜Q5は、購入前の悩みから満足までを時系列で語れる構成になっています。
その流れを分割して投稿することで、以下のようなストーリーが自然に展開できます:
- ・共感(悩み)【Q1】
- ・出会い(きっかけ)【Q2】
- ・迷い(購入までの心理)【Q3】
- ・決め手(購入理由)【Q4】
- ・満足(感想)【Q5】
このように、1投稿140文字でストーリーを段階的に綴っていくことで、「読む人の感情に訴える投稿」になります。
投稿構成テンプレート(X用スレッド形式)
投稿の基本構成:
- 【起点ポスト(Q1中心)】
- 共感を呼ぶ悩みや状況から始める
- 【スレッド1(Q2+Q3)】
- 出会ったきっかけ&購入までの迷い
- 【スレッド2(Q4)】
- 決め手(なぜ買ったか)
- 【スレッド3(Q5)】
- 実際に使ってみての感想
- 【スレッド4(導線)】
- 気になった人への導線(リンクや問い合わせ先など)
ChatGPTに依頼するプロンプト例
以下の「A4」1枚アンケートの回答をもとに、X(旧Twitter)のスレッド投稿(5連投稿)を作成してください。
【条件】
・各投稿は140文字以内
・1人の体験談として語る構成
・Q1〜Q5を順番に反映
【厳守事項】
・アンケート回答に書かれていない情報は一切補足しないこと
・想像によるエピソードや、効果の過剰な描写は禁止
・文言はアンケートの記述に忠実に、表現の言い換えにとどめること
【投稿構成】
・【1ポスト目】Q1を中心に、共感を呼ぶ悩みや状況から始める導入文にしてください。
・【2ポスト目】Q2+Q3をベースに、出会ったきっかけと購入までの迷いを描写
・【3ポスト目】Q4をもとに、購入の決め手を端的に
・【4ポスト目】Q5をもとに、実際の感想を語る
・【5ポスト目】気になった人への導線(リンク、DM促しなど)
【アンケート回答】
Q1(購入前の悩み):[Q1のアンケート回答]
Q2(何で知ったか):[Q2のアンケート回答]
Q3(購入までの流れ):[Q3のアンケート回答]
Q4(決め手):[Q4のアンケート回答]
Q5(実際の感想):[Q5のアンケート回答]
ChatGPTでの出力結果(2事例)
以下は、実際に「A4」1枚アンケートの回答をChatGPTに投げて作成したX(旧Twitter)投稿文の事例です。
① ハンドメイドアクセサリー購入者(個人EC)
使用アンケート回答:
- Q1(購入前の悩み):市販のアクセサリーはどれも似たようなデザインで、気に入ったものが見つからず困っていました。
- Q2(何で知ったか):Instagramの投稿で。
- Q3(購入までの流れ):すぐには買いませんでした。少し高めだったので、一度お気に入りに入れてしばらく悩みました。
- Q4(決め手):他では見ない一点モノ感と、作者さんの丁寧な説明に惹かれたからです。
- Q5(実際の感想):想像以上に細部まで丁寧で、着けていると「それどこの?」ってよく聞かれます。自分だけのお気に入りが見つかって嬉しいです。
ChatGPTによる出力投稿文:
【1/5】
市販のアクセサリーって、どれも似たようなデザインばかりで…
「これ!」って思えるものになかなか出会えず、ずっと困ってました。
【2/5】
そんな時、たまたまInstagramの投稿で見かけたアクセサリーに目が留まりました。
でも少し高めで、すぐには買わず、お気に入りに入れて悩む日々。
【3/5】
それでも最終的に決めた理由は、
他では見ない“一点モノ感”と、作者さんの丁寧な説明に惹かれたから。
【4/5】
届いたものは想像以上に細部まで丁寧な作りで、
着けていると「それどこの?」ってよく聞かれるほど。買って正解でした。
【5/5】
他と被らないアクセサリーを探しているなら、ぜひチェックしてみてください。
気になる方はDMでもどうぞ🕊️
② 個別指導塾への入会(サービス業)
使用アンケート回答:
- Q1(購入前の悩み):子どもが学校の授業についていけてないようで、勉強が嫌いになってしまうのではと心配していました。
- Q2(何で知ったか):近所の掲示板でチラシを見て。
- Q3(購入までの流れ):体験授業を受けてすぐ入会しました。
- Q4(決め手):子どもが「先生が分かりやすいし楽しかった」と笑顔で話してくれたこと。
- Q5(実際の感想):今では「勉強楽しい」と自分から机に向かうように。親としても驚いています。
ChatGPTによる出力投稿文:
【1/5】
子どもが学校の授業についていけてない様子で、
このまま勉強が嫌いになってしまうんじゃないかと心配していました。
【2/5】
ある日、近所の掲示板で塾のチラシを発見。
まずは体験授業を受けてみたところ、すぐに「ここだ」と思い入会を決めました。
【3/5】
入会の決め手は、体験後に子どもが
「先生が分かりやすいし楽しかった!」と笑顔で話してくれたことです。
【4/5】
今では「勉強楽しい」と言って、自分から机に向かうように。
あの頃を思うと、親の私もびっくりしています。
【5/5】
同じような悩みを抱えてる方には、まずは体験だけでもおすすめします。
気になる方はチラシやHPを見てみてください📄
Facebook編との違いと使い分け
「A4」1枚アンケートを使った販促ストーリーポストは、FacebookとX(旧Twitter)で適した表現方法が異なります。
Facebookでは、長文を1投稿にまとめて投稿できるため、購入前の悩みから購入後の感想までを一気に語るストーリー展開が可能です。背景情報や細かな心情、商品の詳細なども含めて、じっくり読ませる投稿に向いています。読者との深い共感を生むには非常に適した媒体です。
一方、Xでは1投稿が140文字に制限されているため、Facebookのように一度にすべてを語ることはできません。その代わり、1つのストーリーを複数の投稿(スレッド)に分けて届ける「連投スタイル」が有効です。各投稿は短くても、感情に訴える一言や共感ポイントを意識して分割することで、最後まで読んでもらいやすくなります。
また、Xは「スクロールしながら目に入る投稿」に強いため、感情を引きつけるワンフレーズを冒頭に持ってくるなど、構成にも工夫が求められます。
このように、Facebookでは“じっくり読ませる長文型ストーリー”、Xでは“流し見でも刺さる短文連投ストーリー”として、同じアンケート内容でもSNSに応じて最適化することで、より効果的な情報発信が可能になります。
スレッド投稿の基本的なやり方(X活用初心者向け)
- 最初のポストを通常通り投稿する(Q1:悩みの内容など)
- 投稿後すぐに「その投稿に返信する」形で、次のポストを追加していく(Q2・Q3)
- それを繰り返して、Q4、Q5、導線と続ける
このようにして作られた一連の投稿は「スレッド(連投)」としてまとめて読まれやすくなります。
まとめ|ストーリーは短くても“伝わる”
「A4」1枚アンケートの力は、短文制限のあるXでも十分に活用できます。
1投稿で完結させようとせず、スレッド形式で丁寧に分けて投稿することで、読者の感情にしっかり刺さるストーリーが伝えられます。
長文に頼らずとも“売り込まない共感型投稿”は作れます。ぜひXでも実践してみてください。
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