投稿日:2025.09.01

沖縄で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、販促・集客コンサルタントとして活動している豊平尚哉です。
中でも、フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店舗、大阪)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
こんにちは、「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの豊平尚哉です。
私は沖縄と大阪でキックボクシングジムを3店舗運営しながら、全国の小規模ジム経営者さんへ向けて販促・集客のサポートをしています。
本日は、小さなスポーツジムが「秋の商戦」で成果を出すための新規入会と継続率アップを“同時に”実現するための戦略についてお話しします。
なぜ「秋」が勝負なのか?
まず、秋(9〜11月)は1年の中でも「入会率が伸びやすい第2の繁忙期」です。
- 暑さが和らぎ、運動への意欲が戻ってくる
- 年末年始に向けて「痩せたい」「習慣を整えたい」という人が増える
- 仕事や学校が落ち着き、生活リズムが安定しやすい
特に2025年は猛暑続きで7〜8月の集客が鈍かったジムが多く、ここで巻き返せるかどうかが「年間売上」に大きく影響します。
ただ集めるだけでは意味がない。カギは「定着」
多くのジムがやってしまいがちなのが、
「とにかく人を集めよう」と、入会金・初月会費無料キャンペーンを打つこと。
ですが、その後続かずに退会されてしまっては意味がありません。
小さなジムに必要なのは、
「来てほしい人を集めて、長く続けてもらう設計」です。
新規入会を増やすための3つの視点
① ターゲットの明確化と“共感”の設計
最初に考えるべきは、「誰に来てほしいのか?」ということ。
私はいつも「継続率が高い会員の特徴を調べよう」とお伝えしています。
たとえば、継続理由アンケートのQ4を聞いて
- トレーナーがしっかりと指導してくれる
- 仕事帰りに週2ペースで通う30代男性会社員(通いやすさ)
- 健康のために長期的に通いたい60代の方(無理なくトレーニングできる)
このように、すでに続いている人と“同じ属性”を集めれば、継続率は自然と上がります。
② 不安を取り除く情報設計
入会前に最も強いブレーキになるのは「不安」です。
実際、私がジムでとったアンケートにはこんな声がありました:
- 「どんな雰囲気か分からず不安だった」
- 「どのスタッフが担当してくれるか知りたかった」
- 「私でも続けられるか心配だった」
だからこそ、ホームページやチラシ、SNSでは
- Q&A形式で事前の不安を解消
- スタッフ紹介や会員の声を丁寧に掲載
- 実際のトレーニング風景の写真や動画を活用
こうした「安心」を感じてもらえる設計が重要です。
③ 地域密着型のポスティング戦略
大手フィットネスジムがやりにくい、
“徒歩圏の住民だけを狙った” 地道なポスティングこそ、小さなジムの武器。
- 徒歩圏・自転車圏だけに絞って配布する
- 同じエリアに2回以上繰り返し届ける
- 土日は自分でも配って「顔を売る」
また、チラシの中身には
「強み」や「違い」だけでなく、しっかりと「裏付け」「体験の導線」「不安対策」「行動を促す特典」まで入れ込むことで、反響率はぐんと上がります。
継続率を上げる3つのポイント
① 入会時に“継続設計”を仕込んでおく
例えばこんなオファー設計:
- 「3ヶ月以上の継続で◯◯特典」(継続率がアップする特典にする)
- 「入会金と初月会費をしっかりいただく」
- 「目的、目標をヒアリングし継続すると良い結果につながる理由を伝える」
これは「継続させたい」ではなく、
「続けたい人にだけ入会してもらう」という視点です。
② 続けやすい習慣と環境を提供する
継続率が高い人に共通するのは、「生活の中にジムが組み込まれている」こと。
だからこそ、
- 自分のペースで通える仕組み
- 仲間とゆるくつながれる懇親会や親睦会を図る
- 成果を感じられる小さな変化のフィードバック
このあたりの仕組みがあるかどうかで、継続のしやすさが大きく変わります。
③ “紹介”を見える化する
私のジムでは、紹介キャンペーンの設計をこうしています:
「紹介した人」と「紹介された人」にオリジナル商品券を提供。
なぜなら、「誰かに勧めてもらった」という事実が、
本人にとって“安心材料”になるから。
この設計だと、「紹介されたから来たけど、合わなかった」というミスマッチも少なく、結果として継続率も高くなります。
まとめ:秋は「続く関係性」を提案するタイミング
秋の入会シーズンは、ただ“人を集める”のではなく、
「ここなら続けられる」「この人たちと続けたい」と思ってもらえる仕掛けを用意することが重要です。
- 継続者の特徴を分析して、似た人を集める
- 不安を取り除く情報を事前に設計する
- 地元密着で、顔が見える集客をする
- 最初から継続を見据えた仕組みを用意する
この4点を徹底すれば、広告費をかけなくても、入会数も、継続率も、自然と伸びていきます。
おかげさまで、私のブログをご覧になり、沖縄県のフィットネスジム3店舗、長野県の女性専用フィットネスジム、栃木県のフィットネスジムなどの小規模フィットネスジムから多く相談が入ってます。どのジムも同じように「大手フィットネスジムの進出による客数減」です。
もし、この記事を読まれているあたのジムも同じような悩み、課題をお持ちならぜひご相談ください。
現状を確認し、突破口をお伝えします。
ご質問や相談はいつでも歓迎です。一緒に、あなたのジムの「継続率を高める仕組み」をつくりましょう!
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この記事を書いた人
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
豊平尚哉(フィードバックドリブン株式会社 代表取締役)

フィットネス系キックボクシングジム・小規模会員制フィットネジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店、大阪1店)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
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