投稿日:2025.09.05


「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー東京支部の比嘉と申します。
普段はホームページ制作やシステム制作などを行ってます。
中でも、WordPressを使ったホームページ構築や、販促のシステム構築などを得意としており、当「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会の方でも「販促アンケートPOP自動作成システム」や「オンライン広告原稿作成システム」なども制作させて頂いてます。
はじめに|“写真×短い物語”で伝わるのがInstagram
前回のX(旧Twitter)編では、140文字×スレッドで体験談をつなぐ方法をご紹介しました。
今回はその続編としてInstagram編です。
Instagramはテキストよりビジュアルが主役。
とはいえ、難しい撮影や編集は必須ではありません。
「A4」1枚アンケート(Q1〜Q5)の言葉を骨組みに、写真や図を合わせれば、物販はもちろん、形のないサービス業でも売り込まずに伝わる投稿が作れます。
本記事は、初心者でもすぐ実践できて効果が出やすい最短ルートをまとめました。
なぜ「A4」1枚アンケートがInstagram投稿でも有効なのか?
「A4」1枚アンケートのQ1〜Q5は、共感が生まれる順番で並んでいます。
Instagramではこの流れをビジュアル×短い言葉に落とし込むだけで、無理なく伝わる構成になります。
基本構成(5枚カルーセル)
※Q3(すぐ決められなかった理由/不安)は具体理由がある場合は必ず入れる。理由がない場合のみ省略(=4枚に自動切替)。
5枚の並び
- S1:タイトル(悩み共感) … Q1の“悩みの核”を12〜18字で。語尾は「〜な方へ/〜に悩む方へ」など。CTAは載せない。
- S2:Q1(連結) … 悩みを要約+語尾で継続(「私が/…方が」)。
- S3:Q3(連結) … 購入不安の具体理由を要約+語尾「が/けれど」で継続(※文頭に「でも/けど」を置かない)。
- S4:Q4(連結) … 決め手+「で/だから」+【アクション語】(購入へ/入会へ/相談へ…)。
- S5:Q5+CTA(完結) … 結果+「ようになりました」で締め。サブ行に小さく「詳しくはプロフィールへ」。
Q3が空・不明・「すぐ買いました」等なら、S3を削除して4枚(S1→Q1→Q4→Q5)へ切替。
リール動画構成
目的:動きと音で“体験の空気”を伝える。テロップは1フレーズずつ、読める尺(0.6〜1.0秒/語)を確保。
5枚時(18秒:タイトル入り/Q3あり)
- 0–2s:タイトル(S1) … 画面テロップ:S1文/被写体:悩みが分かる一瞬の表情・場面
- 2–6s:Q1(S2) … 画面テロップ:S2文/被写体:状況カット(商品・場・手元)
- 6–10s:Q3(S3) … 画面テロップ:S3文/被写体:比較・ためらい(価格表・スケジュール・レビューを眺める手元)
- 10–14s:Q4(S4) … 画面テロップ:S4文+【アクション語】/被写体:決め手の瞬間アップ
- 14–18s:Q5+CTA(S5) … 画面テロップ:S5文+小さく「詳しくはプロフィールへ」/被写体:変化の表情・結果一部
4枚時(15秒:タイトル入り/Q3なし)
- 0–2s:タイトル(S1)
- 2–6s:Q1(S2)
- 6–10s:Q4(S3)
- 10–15s:Q5+CTA(S4)
プロンプト:カルーセル(4/5枚)・キャプション・リールを一括生成
下記プロンプトの最下部【アンケート回答(ここに貼る)】の部分にアンケート回答を入れたものを、ChatGPTに貼れば、カルーセル(4/5枚)+キャプション+リール台本が一度に出ます。
分岐はQ3の有無で自動切替。
【役割】
例:少し高めでしばらく悩みました**が**
- **S4(Q4|連結)**:決め手+**「で/だから」**+【アクション語】
例:一点モノ感に惹かれた**ので【アクション語】**
- **S5(Q5+CTA|完結)**:結果+**「ようになりました」**で締め
例:今は「どこの?」と**よく聞かれるようになりました**
※サブ行で小さく「詳しくはプロフィールへ」(字数カウント外)
【アクション語の自動選択(重要)】
- 文脈に応じて下から**最も適合する1つ**を選ぶ(矛盾しない一般語のみ/誇張・固有名詞不可)
- 物販・プロダクト:**購入へ**
- 学習塾・スクール・講座:**受講へ/入会へ**
- 予約型(美容・医療・飲食・宿泊):**予約へ/来店へ**
- B2B・SaaS・ツール:**導入へ/契約へ/利用へ**
- 受託・サービス(制作・撮影・清掃・相談など):**依頼へ/相談へ/申込へ**
- コミュニティ・サブスク:**登録へ/入会へ**
- **判断がつかない場合の既定値**:**申込へ**(最も汎用的)
- 例:Q4に「先生/授業/講師」→**受講へ**、Q4に「相談/カウンセリング」→**相談へ** 等
【Q3の扱い】
- “具体的な購入不安の理由”がある場合のみ、S3に要約して反映(上記テンプレ準拠)
- **購入不安が無ければ一切書かない。**補完・推測はしない(→4枚カルーセルへ自動切替)
【CTAの扱い】
- 5枚時:**S5のサブ行**に小さく「詳しくはプロフィールへ」
- 4枚時:**S4のサブ行**に小さく「詳しくはプロフィールへ」
- キャプション末尾は1行で「▶詳しくはプロフィールへ」または「気になる方はDMでもどうぞ」
【出力フォーマット(分岐を適用し、該当パターン“のみ”出力する)】
【出力1:カルーセル(各1フレーズ|連結仕様)】
# 5枚パターン(Q3理由ありのときのみ)
S1(タイトル/悩み共感):〜な方へ
S2(Q1|連結):〜**私が/…方が**
S3(Q3|連結):〜**が/けれど**
S4(Q4|連結):〜**で/だから**【アクション語】
S5(Q5+CTA|完結):〜**ようになりました** ※小さく「詳しくはプロフィールへ」
# 4枚パターン(Q3“購入不安なし”のときのみ)
S1(タイトル/悩み共感):〜な方へ
S2(Q1|連結):〜**私が/…方が**
S3(Q4|連結):〜**で/だから**【アクション語】
S4(Q5+CTA|完結):〜**ようになりました** ※小さく「詳しくはプロフィールへ」
【出力2:キャプション(会話調ストーリー)】
- 行数:6〜10行+CTA(短文・改行で間を作る)
- 5枚時:Q1 →(任意でQ2を1行)→ Q3(理由ありのみ)→ Q4 → Q5 → CTA
- 4枚時:Q1 →(任意でQ2を1行)→ Q4 → Q5 → CTA
- 文体:一人称「私」。読者への呼びかけOK。固有名詞は一般名詞化。
【出力3:リール台本】
# 5枚時(18秒:タイトル入り)
0–2s:タイトル(S1)
2–6s:Q1
6–10s:Q3
10–14s:Q4
14–18s:Q5+CTA
(各カットに“被写体例”と“画面テロップ(12〜18字)”を併記)
# 4枚時(15秒:タイトル入り/Q3なし)
0–2s:タイトル(S1)
2–6s:Q1
6–10s:Q4
10–15s:Q5+CTA
(各カットに“被写体例”と“画面テロップ(12〜18字)”を併記)
【チェック】
- カルーセル各フレーズは12〜18字に収める(長い場合は言い換えで短縮)。
- **S3の文頭に「でも/けど」は置かない。**語尾で連結する。
- 【アクション語】は文脈に合う最小限の一般語を選択。判断不能時は「申込へ」。
- キャプションは必ず会話調の一人称で。
- アンケートに無い事実は書かない。抽象語は具体語に置換。
【アンケート回答(ここに貼る)】
Q1(購入前の悩み):
Q2(何で知ったか):
Q3(購入までの流れ):
Q4(決め手):
Q5(実際の感想):
ChatGPTでの出力結果(2事例)
① ハンドメイドアクセサリー購入者(個人EC)
使用アンケート回答
- Q1(購入前の悩み):市販のアクセサリーはどれも似たようなデザインで、気に入ったものが見つからず困っていました。
- Q2(何で知ったか):Instagramの投稿で。
- Q3(購入までの流れ):すぐには買いませんでした。少し高めだったので、一度お気に入りに入れてしばらく悩みました。
- Q4(決め手):他では見ない一点モノ感と、作者さんの丁寧な説明に惹かれたからです。
- Q5(実際の感想):想像以上に細部まで丁寧で、着けていると「それどこの?」ってよく聞かれます。自分だけのお気に入りが見つかって嬉しいです。
ChatGPTによる出力結果
✅【出力1:カルーセル(5枚)】
S1(タイトル) 似たデザインばかりに悩む方へ
S2(Q1|連結) 好みのアクセが見つからず困ってた私が
S3(Q3|連結) 少し高めでしばらく悩みましたが
S4(Q4|連結) 一点モノ感と説明に惹かれたので購入へ
S5(Q5+CTA|完結) 「それどこの?」と聞かれるようになりました ※小さく「詳しくはプロフィールへ」
✍️【出力2:キャプション(会話調ストーリー)】
市販のアクセサリーって、 どれも似たようなデザインばかりで。
これっていうのがなかなか無くて、 ずっと探し疲れてました。
Instagramで見つけたとき、 ちょっと高いかな…と思って お気に入りに入れてしばらく様子見。
でも、他にない一点モノ感と 作り手さんの丁寧な説明に惹かれて、 思い切って購入しました。
届いたら想像以上に繊細で、 「それどこの?」ってよく聞かれるんです。
自分だけのアクセが見つかって嬉しいです。
▶詳しくはプロフィールへ
🎬【出力3:リール台本(18秒)】
0–2秒|タイトルカット 🎥 被写体例:アクセサリー売り場に立ち尽くす女性の背中 📋 テロップ:似たデザインばかりに悩む方へ
2–6秒|Q1(悩み) 🎥 被写体例:スマホでアクセを探しながらため息をつく 📋 テロップ:好みのアクセが見つからず困ってた私が
6–10秒|Q3(購入不安) 🎥 被写体例:商品ページを開きながら迷う表情 📋 テロップ:少し高めでしばらく悩みましたが
10–14秒|Q4(決め手) 🎥 被写体例:作家の説明文や商品写真を見ている様子 📋 テロップ:一点モノ感と説明に惹かれたので購入へ
14–18秒|Q5+CTA(感想) 🎥 被写体例:アクセをつけて街を歩く、友人に話しかけられる 📋 テロップ:「それどこの?」と聞かれるようになりました 📎 画面下:詳しくはプロフィールへ
② 個別指導塾への入会(サービス業)
使用アンケート回答
- Q1(購入前の悩み):子どもが学校の授業についていけてないようで、勉強が嫌いになってしまうのではと心配していました。
- Q2(何で知ったか):近所の掲示板でチラシを見て。
- Q3(購入までの流れ):体験授業を受けてすぐ入会しました。
- Q4(決め手):子どもが「先生が分かりやすいし楽しかった」と笑顔で話してくれたこと。
- Q5(実際の感想):今では「勉強楽しい」と自分から机に向かうように。親としても驚いています。
ChatGPTによる出力結果
✅【出力1:カルーセル(4枚)】
S1(タイトル/悩み共感) 授業についていけず不安な方へ
S2(Q1|連結) 勉強が嫌いになるか心配だった私が
S3(Q4|連結) 先生が分かりやすいと笑顔で話す姿に受講へ
S4(Q5+CTA|完結) 今は勉強楽しいと机に向かうようになりました ※小さく「詳しくはプロフィールへ」
✍️【出力2:キャプション(会話調ストーリー)】
うちの子、学校の授業についていけてないみたいで、 このまま勉強が嫌いにならないか心配してたんです。
そんな時に近所の掲示板でチラシを見つけて、 体験だけでもと思って参加してみたら…
先生が「分かりやすかった!楽しかった!」と 笑顔で話す子どもの姿にびっくり。
それからは「勉強楽しい!」って 自分から机に向かうようになって。
親の私が一番驚いてます。
▶詳しくはプロフィールへ
🎬【出力3:リール台本(15秒)】
0–2秒|タイトルカット 🎥 被写体例:ランドセル姿で元気なく帰宅する子ども 📋 テロップ:授業についていけず不安な方へ
2–6秒|Q1(悩み) 🎥 被写体例:保護者がノートを見ながら悩む表情 📋 テロップ:勉強が嫌いになるか心配だった私が
6–10秒|Q4(決め手) 🎥 被写体例:子どもが楽しそうに「楽しかった」と話す 📋 テロップ:先生が分かりやすいと笑顔で話す姿に受講へ
10–15秒|Q5+CTA(感想) 🎥 被写体例:子どもが自分から机に向かって勉強する様子 📋 テロップ:今は勉強楽しいと机に向かうようになりました 📎 画面下:詳しくはプロフィールへ
Facebook編・X編との違いと使い分け
Facebookは、背景や心情を時間の流れに沿ってじっくり語れるのが強みです。1投稿の中で「悩み→出会い→迷い→決め手→実感」までを丁寧に描けるため、読み物として腰を据えて読んでもらいたいケースに向いています。
X(旧Twitter)は、140文字という制限の中で要点をテンポよく積み重ねられます。スレッド形式で「悩みのひと言」を起点に、迷い・決め手・実感を短く連結すると、スクロールの流れに自然に乗りやすく、拡散も期待できます。
Instagramは、まず視線がビジュアルに向かうメディアです。そこで「タイトル(S1)」で悩みを端的に提示し、Q1→Q3→Q4→Q5の順に連結フレーズで短くつなぐと、“読む理由”を作りながら最後のCTAまで導けます。Q3の具体理由があるときは5枚、ないときは4枚に切り替え、同じアンケートでも媒体に合わせて見せ方を最適化するのがポイントです。
まとめ|“見た目+共感”で選ばれる投稿へ
Instagramは写真×短い物語で伝える場所。
「A4」1枚アンケートのQ1(悩み)→Q3(迷い)→Q4(決め手)→Q5(実感)を基本に、 商品もサービスもシンプルな手順で成果が見える投稿に変わります。
まずは1件のアンケートから始めましょう。
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