投稿日:2025.09.14

新潟で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している桑原と申します 。私は主に従業員30名以内・店舗経営者を対象に販促・営業の課題は見えているものの経費・スキル・時間の関係で対策が出来ていないというジレンマを抱えて方を対象に現地での営業、必要な施策・コンテ ンツの作成実行を代行し販促営業をサポートを提供しています。特に新規顧客開拓の課題や見込み客との関係強化・維持施策に課題を持たれている方はご相談ください。
タイトルに表記した、3Mの表記を見てあれの事かな?と思った方は、ダイレクト・レスポンス・マーケティングやセールスコピーライティングに関わられているか、学んだ事がある人でしょう。
言葉の主は、「億万長者メーカー」とも称され、フォーチュン500社を含む500社以上ものクライアントに対して、具体的な成果を生み出すマーケティング戦略を提供してきた実績で有名な「ダン・ケネディ」。
私は、彼の書籍を何冊か持っていて時々見返していますが、「ビジネスの成功は、個人の行動や感情論ではなく、再現性のある「システム」の構築にかかっている」という考えが好きで、システム化って難しいですが、「A4」1枚販促アンケートに通じて言うなら、このチラシを撒けば、〇〇人は来店してくれる・〇〇%の人が購入してくれると行った武器をもし手に出来たら、どんなに気持ちが楽になるでしょうか…
そこで、今回は「3M」とは何かを紹介しつつ、「A4」1枚販促アンケートに通じるのがあるな思ったので、その事について紹介したいと思います。
マーケティングの本質は3角形で表せる
ダン・ケネディが提唱する「3M」とは、マーケティングを成功させるために不可欠な3つの要素である「マーケット(Market)」「メッセージ(Message)」「メディア(Media)」の頭文字をとったものです 。
彼は、この3つのMがまるで強固な「3角形」のように相互に連携し、支え合っていることが重要であると伝えていて、どれか一つでも欠けていれば、全体として機能せず、マーケティングは成功しないと言っています。

上の図を見て、私的には全く言われる通りです!と平身低頭するしかないのですが、あなたはどう感じていますか?
この3Mフレームワークの真価は、単なる概念の提示にとどまらず、もし販促が思うように機能しないと感じた場合、この3Mの視点で確認することで、その根本原因がどこにあるのかを特定できる診断ツールとしても機能するのです 。
3Mフレームワークの徹底解剖
では、3Mをひとつずつ見て行きます。
1・Market(マーケット):誰に売るのか?
ダン・ケネディは、マーケティングにおいて、3つのMの中で最も重要な要素とされるのが「マーケット」だと言っています 。ここで言うマーケットとは、自社の商品やサービスに興味を持つ「見込み客」指します。成功するマーケティングの第一歩は、「誰に購入してもらいたいのか」「どんな人に見込み客になってもらいたいのか」を極めて明確に絞り込むことにあると言っています(痺れます...) 。
また、この絞り込みに関しては、ダン・ケネディは性別や年代といった人口統計学的な情報だけでなく、「どんな欲求があり、どんな日常生活を送り、どんな価値観を持つ人なのか」「どんな悩みを抱え、その解決を強く望んでいるのか」といった、より深い心理的な側面まで深く掘り下げてリサーチせよと伝えているのです。
さらに、「A4」1枚販促アンケートアドバイザーとして、思わず拍手してしまうような言葉があるので、お伝えしますね。
マーケットの明確化がなぜこれほどまでに重要なのか。それは、マーケットという最初の要素が、残りの2つのM、すなわちメッセージとメディアの方向性を完全に決定づけるからである。見込み客像が具体的であればあるほど、彼らの心に響くメッセージは自ずと具体的になり、彼らが最も接触するメディアも特定しやすくなる 。曖昧なターゲット設定は、結果として誰にも響かないメッセージと、非効率なメディア選択を引き起こし、マーケティング活動全体を徒労に終わらせる。この原則を無視することは、ビジネスの基盤そのものを脆弱にすることに等しい。
2・Message(メッセージ):何を伝えるのか?
マーケットを明確にした次のステップは、そのマーケットに向けて「何を伝えるか」を考えます。「A4」1枚販促アンケートに例えて言うならコンセプト設計の部分がやや当てはまるでしょうか。
「だからオファーなんだよバカ!」というダン・ケネディの有名な言葉がある通り、ここでいうメッセージとは、単なる商品説明ではなく、見込み客の行動を促すための「適切なオファー(提案)」を指していて、シンプルに言うと取引条件(夏の特別キャンペーンや期間限定)の事なんですが、つまり相手に「今すぐ行動しなければ損をする」と感じさせる「緊急性」を持たせることが重要だと言っているんですね。
普段販促に携わっている方なら、この事について頭を悩まされた事があるのではないでしょうか?
ただ、「だからオファーなんだよバカ!」とキツイ言葉を発するダン・ケネディもこんな事を言っています。
メッセージング戦略におけるもう一つの重要な要素は、「ストーリー」の活用である 。人々がモノを買うのは「数字」や「理屈」ではなく、「感情」であり、理屈は後付けに過ぎない 。だから広告には、必ずと言っていいほどストーリーが効果的に使われている。このストーリーは、見込み客がすでに頭の中で考えていること、つまり彼らの願望や悩みに焦点を当てることで、深い共感を呼び起こす 。特に個人の体験談は、顧客自身の可能性を想像させ、感情的なつながりを生み出す 。
個人の体験談を見て、気付かないうちに感情を動かされ”ポチッ”とした事がある方も多いのではないですか?
3・Media(メディア):どこで伝えるのか?
私は普段、お客様を連れてくる媒体・お客様がお店/商品(サービス)を知った媒体は何か?を調べた上で、販促を組み立てる事を伝えていますが、ダン・ケネディは、特定の広告媒体(Google広告、Facebook広告など)や、SEO(検索エンジン最適化)に依存しすぎると、一夜にして集客源を失い、ビジネスが立ち行かなくなるリスクを抱えることになると言っています 。このため、複数のチャネルをテストして組み合わせることを推しています 。
どちらが良いと言うことではなく、お客様を連れてくる媒体での販促を突き詰めるのもシステム化として当然ですし、様々なメディアがある中で、お客様を連れてくる媒体が複数出来ればより強固なシステムになるということです。
あなたの3Mを素早く構築する方法
試して頂きたい方法が、当記事でも既に何回か登場している「A4」1枚販促アンケートです。このアンケートは、まさに3Mを実践するための強力なツールとなります。

マーケット:アンケート内の質問Q1&Q4を通じて、顧客がどんな悩みを抱え、何に価値を感じているかといった、より深い情報を直接、生の声として把握できます 。
メッセージ:Q3から得られる顧客の「疑問・不安」から、本当に求めているオファーアイデアを発見し、ストーリーを組み立てるヒントを得られます 。
メディア:アンケートに「どこで当店を知りましたか?」という質問を入れることで、どの媒体が最も効果的であったかを測定し、今後の販促戦略に活かせます。
まとめ
「A4」1枚販促アンケートは、単なるマーケティングの基本要素の羅列ではありません。それは、販促が上手くいかない時に、その原因を感覚的に捉えるのではなく、論理的に診断し、体系的に改善策を立てることを可能にする、極めて実践的なフレームワークです。
そして、このフレームワークを最大限に活かすには、2つの行動原則を意識してください。一つは、常に「追跡と測定」を行うこと 。そしてもう一つは、その知識を「行動」に移すことです。
どれだけ優れた戦略を理解していても、行動に移さなければ何の成果も生まれません。まずは「A4」1枚販促アンケートを活用して、この3Mを実践してみてください。もし、詳しく「A4」1枚販促アンケート活用方法について知りたいと思ったなら、お気軽にお近くのアドバイザーにご相談されてみてください。
きっと、参考になる話が聞けると思います。
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