「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会

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読んでもらうだけで信頼が積みあがる小冊子の秘密

投稿日:2025.12.12

京都の「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー小宮康義です。教育機関・スクール業・講座ビジネス・士業・専門家などの「教える業」「ビジネス支援業」のための実践的な販促やコンテンツ企画を専門としています。中でも、売り込まずに自然に価値を伝える見込客教育・セールスプロセスの設計が得意です。スクール業・士業事務所・各種専門家や先生業へのサポート実績多数。実務教育・スクール業界20年の経験を活かしてお手伝いします。

教育機関やスクールの仕事をしていて心から思うこと。それは 見込客に「知って欲しいことがすべて書いてある資料をお渡しするのは成約率向上にとても大切なことだ」 ということです。オンラインでの購買が全盛になっても、この原則だけはほとんど変わらないなと最近も確信したところです。

どれだけすべての情報が記載されたホームページをつくっても、LPをつくりお金をかけて広告を回しても、問い合わせからいきなり申し込みまで完結するケースはまだそう多くはありません。

もちろん、少額で良く知っている商品であれば“ネットで注文”は今や普通のことですが、高額で購入の意思決定をするまでに相当な時間を要するような商品、例えば100万円を超えるような語学教材を購入するときにネットだけで判断して、即購入する人がどれくらいいるでしょうか?

高額で、しかも競合会社がたくさんあって、お客様からすると「何が良いのか?」「他とどう違うのか」がとても分かりずらい商品の購入を検討する際には、より多くの情報を取り入れて判断したくなるものですので、スクールでいえばまずはしっかり作りこんだ 資料を見てもらうことが何をおいても重要であると言えるのです。

送られてきた資料を見るだけでも「信頼」は生まれている

私が教育会社にいた頃は、この資料送付に本当に神経を使っていました。パンフレット、講座のご案内、期間限定キャンペーンのチラシ、そして今なら動画のQRコードを付けるところまでやるのは普通のことですね。(昔はDVDをそのまま送付したりしていました)

どうすれば、封筒を開けた瞬間に「あっ、ここ、なんか良さそうだな」そう思ってもらえるか。どうすれば、その資料一式だけで“世界観”が伝わり、「話だけでも聞いてみよう」につながるか。

開封して貰えるように封筒にはティザーコピーを入れたり(中身を期待させるコピーのことです)、開封後に一番最初に目に入る順番を何度も組み替えたり、そこには本当にたくさんの工夫する余地がありました。

これがあってこそ、資料→ 問い合わせ → カウンターセールスという流れに見込客を乗せることが出来、高い成約率が実現できる。これがスクール業界の“王道の仕組み”であると言えると思います。

実はずっと前から、こうした資料→ 問い合わせ → カウンターセールスの流れを小規模の事業者でも取り入れることが出来ないのか?と考えていました。

小規模事業者ならどうするか

とはいえ、これは規模が大きいスクールだからできたことかもしれません。パンフレット制作に数十万円~数百万円、封入作業や発送コストもそれなりにかかります。そこまで神経を使って送付物をつくるのですから、発送を担当する人もしっかり内容や意図を理解していて、それでいて手早い人にお願いすると人件費だってかかります。

まして、小さなスクールや小規模企業、教室の先生や士業事務所、小さなデザイン会社、コーチやコンサルタントなど、“高額で良さがわかりにくいサービス” を扱う事業者にとって、このスキームをそのまま再現するのは現実的ではありません。

でも、「すべてを伝えるひとまとめの資料」が持つ “信頼獲得のチカラ” の効果は捨てがたい。資料一式を送付し“価値観” を理解して貰うことで、他との差別化が実現することだって充分考えられます。

そんな思いから、私がクライアントと一緒にはじめたのが小冊子づくり でした。小冊子なら「資料送付の本質」を低コストで実現できると考えたのです。

小冊子には大きなメリットがあります。

・印刷コストが安い
・PDFで配布すれば、ほぼゼロ円
・文章が中心なので、丁寧に“想い”を伝えられる
・営業感が薄く、読者が自然に読み進めてくれる

つまり、パンフレットや資料が果たしていた役割を、小冊子がほぼそのまま担ってくれるのです。いえ、それどころかパンフレットにつきものの営業臭さが無いため、純粋に読み物として読んで自然にファンになってくれることだってあります。

ただ、問題は一つだけあります。いつもこの話をクライアントに説明する際に必ず出てくるのが「そんなに長い文章、書けませんよ」という反応です。

そこで生まれたのが、私が行っているインタビュー小冊子 という方法です。

インタビュー小冊子が生まれた理由

小冊子の良さはわかった。でも文章を書けない。いや忙しくてそんな時間が無い。めんどくさい。何をどう書けばいいかわからない。

そんな事業者さんの声を聞き続けるなかで、「だったら私が話を聞いて、文章にしてしまえばいい」というシンプルな発想で始めたのが、インタビュー形式でした。

インタビュー形式の小冊子と聞くと、聞き手と話し手の会話がそのまま記載されたものを思い浮かべると思いますが(それもアリです!)、私は基本的にインタビュー内容をもとにストーリー形式に文章を書きなおすことが多いです。

インタビューで聞き出した事業やお客様への想いを、物語を交えながら語っていくスタイルで信頼関係の創出を狙って作るように心がけています。

インタビューする項目ですが、やり始めた初期のころはまず章立てを考えて、読ませたい順番を想定して物語になるようにインタビューを実施していました。そしてそのインタビュー内容を文字お越しして、章立てごとにまとめてリライトしていくのです。

この文章のリライトにとても時間が掛かるのですが、今なら優秀なAIを活用すれば一瞬にしてそれらしく文章を纏めてくれます。AIを使って文章を作るというとAIっぽい文章を想定されるかもしれませんが、そもそもインタビューの書き起こしをリライトしているので、オリジナリティのある文章になるわけです。

いかがでしょうか?これだったらあなたにも小冊子が書けると思いませんか?

ただ一点、このインタビュー小冊子を成功させるポイントがあります。これまでお伝えしてきたように上手い文章を書いたり、ある程度の物語調に文章をリライトするということについてはAIに任せられる範囲が増えてきたのは事実です。

でも、それ以上に重要なことは小冊子の企画段階でしっかりとしたコンセプトを作っておくということなのです。「誰に」「何を」「どのように」伝えるのか?これが明確になっているかどうか、これこそが成功する小冊子づくりの要点になると考えています。

こうした企画やコンセプトを考えるとき、私はクライアントさんと一緒に「マンダラ広告作成法シート」を活用して、その先にいるお客様を想像しながら発想を広げていきます。

マンダラ広告作成法シートを活用して、直感で回答してもらいながらイメージを膨らませていきます。そうすることで「お客様がどんな人で」「そのお客様は何を求めているのか?」「あなたの会社に強みや物語」など、コンセプトを越えた心が動くストーリーの“骨組み”までが不思議とイメージできるのです。

小冊子があると、こんな未来が始まります

小冊子があるだけで、起こる変化は本当に大きいです。

・初回相談に“すでに興味を持った状態”で来てくれる
・価格競争に巻き込まれなくなる(価値が伝わりやすいから)
・紹介が圧倒的に増える
・そもそも何をお願いすれば良いかが明確に理解してもらえる
・SNSやLPより深い信頼が生まれる
・営業の時間が減る

つまり、小冊子はあなたの代わりに、あなたの価値を語り続けてくれる存在 になりえるわけです。

さらに「A4」1枚アンケートを取り続けるなら、得られたお客様の声をそのまま、もしくは物語として加筆しながら小冊子を育てていくこともできます。

年明けの1/16、小冊子を使った成功事例をお話しします

1月16日の成功事例発表会では、低単価での依頼に悩んでいたあるデザイン事務所が小冊子を使って 単価アップ・理想顧客の獲得 を実現した話をご紹介します。

・どんな課題があったのか
・小冊子をどう作ったのか
・どんな反応が起きたのか
・どう単価アップにつながったのか

派手な成功事例ではありませんが、小冊子マーケティングのチカラを少しでも感じていただけたら嬉しいと考えています。

おわりに

見込客に送付する「資料」は、スクールビジネスの世界では“信頼獲得への入口”でした。
その本質を、小規模事業者でも再現できるのが 小冊子 です。

文章が書けなくても大丈夫。想いをアツく語ることが出来るならこの手法は最適です。

あなたのストーリーは、あなたが思う以上に誰かの心を動かすチカラを持っています。
あなたの想いを一冊にまとめてお客様に伝えてみませんか?

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