「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会

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「AIで完璧!」は危険な勘違い?ターゲット設定で本当に見るべきは”事実”だけ

投稿日:2025.04.16

新潟の「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー 朝妻拓海です。広告予算が少なくても「最小投資で売上を最大化する」掘り起こしプロモーションを提供しています。特にLINE公式アカウントを活用して売上を作ることが得意で、LINE公式のお友達150人以下で420万の売上を作った実績もあります。

最近、マーケティング界隈でAI活用がすごい勢いで進んでいますよね。特に、ペルソナ作成やターゲット設定、さらには配信コンテンツのアイデア出しまで、AIがサポートしてくれるようになりました。

「ターゲット設定って苦手だったんだよね…」「ペルソナ作り、時間がかかって大変だった」

そんな風に感じていた方々にとって、AIはまさに救世主のような存在。

ボタン一つで、それらしいターゲット像やニーズを提示してくれる。

この利便性は本当に素晴らしいと思いますし、多くの方がその活用法を発信されているのも納得です。

でも、ちょっと待ってください。

長年、現場でお客様と向き合う「販促マーケティング」に携わってきた私から見ると、AIが提示するターゲット像には、一つ大きな疑問符がつくのです。

それは、「そのターゲット設定、本当に”事実”に基づいていますか?」ということです。

AIが導き出すのは「推論」であって「事実」ではない

なぜ疑問に思うのか? 理由はシンプルです。

お客様の「本音」や「真のニーズ」は、膨大なデータから導き出される「推論」ではなく、生々しい「事実」の中にこそ存在するからです。

AIは、インターネット上の膨大な情報を学習し、パターンを見つけ出し、「おそらくこういう人がターゲットだろう」「おそらくこんな悩みを抱えているだろう」という、非常に高度な推論を行います。

それは確かにある程度の精度を持っているでしょう。

しかし、AIはあなたの目の前にいる「リアルなお客様」そのものではありません。

AIは、お客様がアンケート用紙に書き込むときの逡巡や、インタビューでポロッと漏らした本音、商品を使ったときの微妙な表情の変化といった「事実」そのものを持っているわけではないのです。

AIが提示するのは、あくまで可能性の中から導き出された「推論」。

その推論が、あなたのビジネスにとって本当に的を射ているのか、深く疑ってみる必要があると私は考えています。

「事実」を手に入れる最強の方法:A4一枚アンケート

では、どうすればAIの推論に「事実」という名の魂を吹き込めるのでしょうか?

私が強く推奨し、実践しているのが「A4一枚アンケート」です。

これは、実際の購入者や見込み客の方に、A4用紙1枚程度のシンプルなアンケートにご協力いただくというもの。(もちろん、Webアンケートでも構いません)

聞くべきは、複雑な設問ではありません。

  • なぜこの商品(サービス)に興味を持ったのか?
  • 購入(利用)する前に、どんなことで悩んでいたか?
  • 実際に使ってみて、どう変化したか?
  • どんな人に勧めたいか?

といった、お客様の購買行動や悩みに直結する「事実」を引き出すための質問です。

AI × リアルな声 = 最強のターゲット設定

「じゃあ、AIは使わない方がいいの?」

いえいえ、そんなことはありません!私もターゲット設定を行う際には、AIを積極的に活用しています。ただし、使い方が少し違います。

私のやり方はこうです。

  1. まず、リアルなお客様から「A4一枚アンケート」で声(事実)を集める。
  2. そのアンケート結果(お客様の生の声、悩み、言葉遣いなど)を、要約したり、重要なポイントを抽出したりして整理する。
  3. その整理した「事実」データをAIにインプットし、「この顧客データに基づいたターゲット像(ペルソナ)を作成して」と指示する。

この手順を踏むことで、何が起こるか?

AIは、「事実」という強力な根拠を得て、より具体的で、よりリアルなターゲット像を描き出してくれます。

それは、単にAIが推論だけで生成したものとは、解像度が全く違うものになります。

  • AIだけの推論: 「30代女性、都内在住、美容に関心が高い。エイジングケアに悩み。」
  • AI × リアルな声: 「38歳女性、都内でパート勤務。子育て中で自分の時間がなく、鏡を見るたびに増えるシミと乾燥小じわにため息。高価な化粧品は続けられないが、最低限のケアで”疲れて見えない”肌をキープしたいと切実に願っている。情報収集は主にインスタグラム。」

どちらがより「刺さる」メッセージを考えやすいかは、一目瞭然ですよね。

まとめ:AIを賢く使うために

AIは、私たちのマーケティング活動を劇的に効率化し、新たな視点を与えてくれる素晴らしいツールです。

しかし、その能力を最大限に引き出すためには、AIに丸投げするのではなく、必ず「リアルな顧客の声」という名の”事実”を与えることが不可欠です。

AIが提示したターゲット像を鵜呑みにせず、

「この悩みって、本当にお客様が口にしていたことだろうか?」
「この言葉遣いは、リアルなお客様のものと比べてどうだろう?」

と常に問いかける姿勢が重要です。

ぜひ、あなたも一度、お客様に「A4一枚アンケート」をお願いしてみてください。

そこから得られる「事実」は、AIを最強のマーケティングパートナーに変える、何よりの武器になるはずです。

AIの便利さに「リアルな顧客の声」という裏付けを加えて、より深く、より正確なマーケティングを展開していきましょう!

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