投稿日：2022.03.15

こんにちは、神奈川県支部「A4」1枚アンケ－ト広告作成アドバイザ－の金子あやです。中小企業向けに、広報・SNS・Web集客をアドバイスしております。中でも強みを正しくアピ－ルするアイデアでファンをつくり、自ずと集客が成功する方法を得意としています。
年間最大１０００件の相談を受けて１２年！目の前の相談者さんが上手く行ってほしい一心で活動しています。

【トリミングサロンの事例】強みを活かして新聞に取り上げられた方法

中小企業の皆様は日頃からマスメディアに取り上げていただく活動をされていますか？

まだしたことがない。そんな方法があるの？？と思われた方は、是非この記事を読んでください。

相談内容

今回の相談者さま沼津市の愛犬トリミング＆マッサージ パウサムライフ Pawesome Lifeの奥様は新店舗オープンに備え、神南氏（静岡県アドバイザー）と金子で開催していた女性起業家の講座に参加していました。

勉強会ではマンダラ広告作成法を活用し、起業に備え「強み」「ターゲット」を明確にする講座、プロフィールづくり、商品づくりなどをワークショップ形式も含めて行いました。

いよいよ2020年4月新店舗をOPENすることが決まり、金子の方から

「新規OPEN、新事業、新サービス、新商品はマスメディア向けに発表するチャンス」

であることをお伝えし、メディア取材を受けるためにチャレンジすることとなりました。

マスメディアから取材を受けるには

マスメディアから取材を受けるには、プレスリリースという「お手紙」を送る方法があります。

プレスリリースというのは共同通信PRワイヤーさんのWebサイトに分かりやすく書いてありました。下記に引用させていただきます。

プレスリリースとは、新商品の発売や新サービス、新規事業の開始、あるいは経営・人事などの企業情報を、ニュース素材としてメディアの記者が利用しやすいように、文書や資料としてまとめたものです。

企業・団体がメディアを通して社会へメッセージを届けるための基本的なツールとして活用されています。

プレスリリースの目的は、メディアに一次情報を提供し、「第三者の視点」で報道・記事化され、読者や視聴者からの認知と、社会的信頼性を獲得することです。

　共同通信PRワイヤー『よくあるご質問　プレスリリースとは、どのようなものですか？』より引用

つまりは、中小企業から正式な文章として、ニュースになりえるであろう事実を報道各位に送る資料のことです。ここまで読んで、さらにどのように書いたらいいの？と思われた方は引用しました共同通信PRワイヤーさんの記事を読んで基本を押さえることをお勧めします。

私は20代の時に社会人インターンとして大手出版社に行きました。広報研修を１週間受け、プレスリリースを知りました。その後自社の広報や旅館の広報代行などでプレスリリースを行い、時には全国ニュースで放映されたり、雑誌や新聞にも多数掲載していただきました。

パウサムライフさんのプレスリリース

まずはパウサムライフさんにご自身でプレスリリースを書いていただきました。

はじめてプレスリリースを書くということで、アドバイスチーム内に在籍していた元新聞記者に書き方などの指導をお願いしました。

書いてきていただいたのが「４月１日　沼津花園町にペットサロンパウサムライフオープン」というテーマでした。

とても分かりやすくまとまっていましたが、プレスリリースのポイントとして、記事にしていただくには、各媒体の読者が読みたい！と思う内容が必要となります。

具体的には、意外なことであったり、時事的なことであったり、その人物にある物語だったり、オンリーワンの希少性があることだったりというニュース性が必要となります。このニュース性こそが広告とプレスリリースの大きな違いです。

さらにいうと、広告で好まれるようなターゲットコピーやキャッチコピーを大きく打ち出したプレスリリースは逆にメディアから嫌がられることがあります。

※先日、ある記者さんが「時々、チラシのようなプレスリリースがくるんだよね。」と困ったようにおっしゃっていました。なので、プレスリリースにチャレンジする方はご注意ください。

私は、パウサムライフさんのプレスリリースにも新店舗OPEN＋αのニュース性を考えてあげたいなと思い知恵を絞りました。

その当時、大手企業がこぞって４５歳の早期退職を促しているというニュースを目にしていた私は、

４５歳で起業したスタイルこそ読者が読みたいと思うことなのではないかと感じました。

・大手自動車会社を40代で退職したこと

・トリマーという全く違う職種に転職したこと

・４５歳で新店舗を構えるということ

以上を踏まえてテーマを以下のように変更するようアドバイスをいたしました。

「４５歳からの起業！大手自動車会社を辞して、トリマーへ転身

愛犬の美容と健康をサポートするペットサロンが沼津市花園町に４月１日オープン」

45歳で大手企業を早期退職したサラリーマンが思わず読みたくなるようなタイトルではないでしょうか？

この結果、東京新聞と中日新聞の２紙に掲載されることが決まりました。

強みを活かして新聞に掲載される方法

ここまで読んで、上記のプレスリリースの内容ではマンダラ広告作成法で洗い出した”強み”を発信できていないのでは？と感じる方もいると思います。

プレスリリースには、上記でも説明した通り、広告で好まれるようなコピーをいれることができません。しかし、強みを活かした情報発信をしたいという中小企業の方は多いと思います。

実は取材時に大きなチャンスがあります。

パウサムライフさんが取材を受ける前にアドバイスのメッセージを送らせていただきました。

「マンダラ広告作成法でまとめた自社の”強み”と”想い”は旦那さんと共有して取材時に話せるようにしておいてください。」

パウサムライフさんの強みは

愛犬がみんなに褒められるカットスタイルを作る

取材時に自社の強みと想いをしっかり話してくれたことにより、掲載されたときの新聞記事の見出しは

東京新聞の見出し「みんなの犬かわいく」

中日新聞の見出し「後継者育成も目標」

もし、取材前に自社の強みを明確にしないまま、当日を迎え ”強み”や”想い”を 説明できなかったら、どんなタイトルになっていたでしょうか？

おそらく「45歳の起業」「大手企業からトリマーへの転身」

などのタイトルが並んでいたでと思います。

それが、「みんなの犬かわいく」とまさに強みが見出しになり、記事にしていただけたのは中小企業にとってもよい宣伝効果があったのではないでしょうか。

掲載された新聞記事は、パウサムライフさんのホームページやカウンター横に貼り付け、お客様にみていただいています。

ホームページに掲載した内容はこちらからご覧ください。

既存のお客様に見てもらうことで、強みである「 愛犬がみんなに褒められるカットスタイルを作る」 の裏付けとなる証拠としても効果を出しています。

新聞記事に掲載されたら、パウサムライフさんみたいに活用されると、さらにいい循環が起こりますね。

「またメディア向けにプレスリリースをチャレンジしてみたい」とお話されていたので、前向きなパウサムライフさんとお話できる日が楽しみです。

皆様も、愛犬をみんなに褒めてもらいたい！と思ったらパウサムライフさんにご予約することをおススメします。

パウサムライフさんホームページ

プレスリリースを出してみたいという方も、まずは、「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法 「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!を手に取って読んで、強みを明確にしてから取り組んでくださいね。

それでは、 神奈川県支部「A4」1枚アンケ－ト広告作成アドバイザ－の金子あやでした。

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