投稿日:2021.09.14
今回のブログは、
「これからSNS集客に取り組み、売上拡大を実現させたいという小売店様」
に向けて書きました。
伝えたいこと
SNSだけをがんばっても、店舗の「強み」をわかりやすくアピールし、SNS上と実際の店舗のイメージの統一感をもたせないと、来店者数だけは伸びても売上拡大にはつなげられなかったという例があったことです。
こんな例がありました
ある女性向け健康食品の小売店で起こったこと
売上を拡大したいため、店主(女性)がInstagram運営を開始。
試行錯誤の末、地域のフォロワーも増えInstagramを見てお店の存在を知ったという新規客が少しずつ増えてきました。
しかし来店者数が増えても利益は上がらず、むしろ以前と比べて平均客単価は低下していました。
失敗の小さな原因|イメージに統一感がない
確かにInstagramを拝見すると、いわゆるインスタ映えする写真、案内事、また時々地域で人気の観光スポット等が紹介されていたりとバランスよく投稿されています。
◆ Instagramから受け取る店舗のイメージは、
「ナチュラルな商品に囲まれ、観葉植物などが飾られているオシャレなお店」
一方、
◆実際の店舗のイメージはというと、
「オシャレ感を感じられない業務スーパー」です。
このイメージの差はInstagram経由で来店した顧客をガッカリさせるもの。
特にこういった《違和感》は男性よりも女性のほうが敏感です。
《違和感》 があると購買意欲は著しく低下します。
女性向けの商品やサービスを提供されている事業者様は、
《違和感》 が発生していないか特に注意しましょう。
失敗の大きな原因|強みがわかりにくい
先程と話は変わります。
マンダラ広告作成法シートにより、
「昔からある地域の健康食品や、こだわりの無添加食品を数多く取り扱っている」
ということが強みだとわかっています。
この点はInstagramからでもよくわかりますが、実際に店舗で買い物をする立場から考えると、商品の取扱数が多い場合は整理されていないと興味がある商品を見つけにくいものです。
商品の種類が多いということは、 下手をすると「商品をみつけにくい」というマイナス面につながることもあります。いかにプラス面として伝えられるかを意識しましょう。
この店舗の場合は、たくさんある商品をカテゴリー分けしどこに何があるかをわかりやすくすることが大事です。
(更に売上を上げるためには陳列方法を工夫したりPOPを設置することで、商品をより魅力的に魅せることも必要です。)
強みは顧客にわかりやすく伝わるようにしましょう。
まとめ
今回SNS集客は実現できたが売上拡大につながらなかったのは
●小さな原因としては、
インスタでのオシャレなイメージと、実際の店舗のイメージがかけ離れ購買意欲が低下した
●大きな原因としては、
「選りすぐりの健康食品を多数販売している」という強みをわかりやすくアピールできていなかった
という2点が原因でした。
Instagramで集客できたとしても、スムーズに購買行動につなげられなければ「売上拡大」という目的は達成できない、という例をご紹介させていただきました。
ご参考になりましたら幸いです。
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