投稿日:2022.01.22
医療機関や保険薬局業界は「令和4年度診療報酬改定の基本方針」も示され、制度変更への対応方法を確認、検討する時期になりました。
医療を取り巻く様々な課題への対応は必要ですが、患者さんに選ばれる取り組みによって集客・集患をしていくことは、引き続き変わりません。
そこで今回は、患者さん(顧客)に選ばれる取り組みを考えるうえで、
- 選ばれる理由(強み)を伸す
- 選ばれない理由(弱み)を無くす
の違いについて、保険薬局を題材に考えてみます。
集客・集患がうまくいかない場合、サービスや商品の視点でいくと
「選ばれる理由(強み)」がない
「選ばれない理由(弱み)」がある
が考えられます。
しかし、集客・集患がうまくいかない場合に何か改善が必要となると、「選ばれない理由(弱み)」ばかりに着目していませんか。
特に、保険薬局のように差別化が不足している業界では、強みを探して伸すよりも、弱みを把握して無くすことに注力されるケースが多いとに感じます。
強みを伸すよりも、弱みを無くすことに注力すると何が起こるかというと、強みも大したことがなく弱みも大したことがない、何もかもが大したことない商品・サービスが出来上がってしまいます。
集客・集患においては、何もかも中途半端というのが最悪です。
「選ばれない理由(弱み)」がなくなっても、「選ばれる理由(強み)」がなければ、集客・集患はうまく行きません。
例えば、保険薬局で患者さんに一般的なアンケートを実施して、
- スタッフの応対が雑
- 店舗の清潔さが気になる
- 待ち時間が長い
- 薬の説明が不十分
などの不満の声があったとします。これらは「選ばれない理由(弱み)」です。
もちろん、不満の声を解決することは大事です。
不満の声を解決して、
- スタッフの応対が雑ではない
- 店舗の清潔さが気にならない
- 待ち時間が長くはない
- 薬の説明が問題ない
など「選ばれない理由(弱み)」を無くすことは必要です。
しかし、前述の
- スタッフの応対が雑ではない(普通)
- 店舗の清潔さが気にならない(普通)
など、他にもありそうな薬局に患者さんが選んで来てくれるでしょうか?
あの薬局に行けば、
- 私の健康状態や悩みに共感してもらえるスタッフがいる
- 薬だけじゃなく、健康や食事について相談できる
- ドライブスルーの窓口がある
など、何かしらの「選ばれる理由(強み)」がないと、他の薬局を利用されることになります。
要は、選ばれる理由(強み)を伸すことと、選ばれない理由(弱み)を無くすことは、別の取り組みということです。
そして、選ばれる理由(強み)がない限り、集客・集患は成功しないということです。
「A4」1枚アンケートの手法は、ファンの方にアンケートをとることで、選ばれる理由(強み)を伸す手法です。
どの薬局にも、薬局を選んで利用してくれた患者さんがいるはずです(例:かかりつけ薬局としてなど)。
その方に「A4」1枚アンケートをぜひお願いして、「選ばれる理由(強み)」を把握することが、患者さんに選ばれる取り組みの第一歩と考えます。
活用に悩まれた時は、ぜひ、全国の「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーに、お問い合わせください。
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