「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会

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紙媒体(チラシ、DM等)からLPへのアクセスを計測する方法

投稿日:2022.02.16

大阪で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、不動産コンサルタントとして活動している浅野と申します(プロフィール)。 中でも、「賃貸マンション・アパート」などの不動産に関する販売促進が得意です。30年以上、累計1万室を扱ってきた実績をベースに、「A4」1枚アンケートのノウハウを不動産に活かしていくための提案を行います。

先月の記事で『チラシの効果測定をする(田部井アドバイザー)』がありました。チラシを配布し、どのエリアからLP(ランディングページ)へのアクセスがあったかを計測できるという興味深い内容でした。今回、その内容も踏まえて、私も実践している紙媒体からのアクセスを計測し、効果測定していく方法についてお伝えしたいと思います。

1.『小さな会社は、ランディングページで「チラシの弱み」を補う!』(岡本先生、ダイヤモンドオンライン記事より)

スマホが普及し、簡単にQRコードを読み取れるようになった現在では、〇〇Payなどの決済含め、多くの人がQRコードを使うことに慣れています。そして、手軽に受け取って読み事ができるチラシと、QRコードを通じてその商品やサービスについて、より多くの情報を伝えることができるランディングページは相互に補完し合う重要な存在になっています。

『小さな会社は、ランディングページで「チラシの弱み」を補う!』

>チラシを配ったお客様が、「ここに書いてあることをもっと詳しく知りたいな」と感じたとき、まずアクセスしてもらうために用意するページになります。

ランディングページは、あくまで「チラシとして配ったこと」に対応するページですから、アクセスした方が目にするのは、チラシで宣伝されていることの補足になります。

「「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法」記事一覧(ダイヤモンドオンライン)

商品やサービスについての販促チラシを見て、より興味関心を持って、更に知りたいと思った人はQRコードを読み込んで、ランディングページ(LP)へアクセスしてくれることになります。そのような導線を意図している場合、わざわざQRコードを読み込んで、LPを見てもらうというアクション(行動)を取ってもらうことは重要な中間指標となります。

以前に、お客様が購入にいたるプロセスと「A4」1枚アンケートの広告で必要な8つのパーツについて整理した表をご紹介しました。以下に再掲します。

そう考えると、「チラシ⇒LP」へどれだけアクセスしてくれたかというデータが計測できれば、チラシの改善に役立つはずです。そのアクセスデータを踏まえて、裏付けとなる証拠やボディコピーが弱かったのか、あるいはQRコードからLPを見ることへの「行動喚起」が不足していたのか、そもそもターゲット(の悩みや欲求)とオファー(商品サービス)がズレていたのかなどを検証、改善していくことができます。

2.チラシのQRコードからのアクセス計測を行う方法(第2弾)

ここで前提を整理してみたいと思います。

<問題意識・目的>
・紙媒体(チラシ、DM、広告等)のQRコードからどれだけWeb(やLP)へ誘導できたかを計測したい
・その閲覧計測結果から改善を行い、成果を上げていくためのPDCAサイクルを回せないか?

<具体的には>

1 媒体別の計測
・新聞広告、チラシ他の媒体別にどれくらいアクセスがあったかを調べたい。どの媒体(どの新聞のどのスペースへの広告)からのアクセスが多いのか?

2.顧客対象別の計測

・DMにおいて、1社1社のユニークQRコード(1社毎別のQR発行)を印刷し(シール添付や差し込み印刷)、そこからLPへアクセスがあったかを計測したい。アクセスするということは興味関心が高い=ホット客と想定できるため。

いわば、「紙媒体(チラシやDM等)におけるマーケティングオートメーション」ができないかということです。

ちなみに、DM送付の際に、顧客毎にユニークQRコードの発行し、誰がWeb(やLP)にアクセスしてくれたかを計測することは、今までも可能でした。ただ、そういったサービスの大半は、印刷会社のパッケージサービスとなっており、印刷とセットで、かなりの高額を支払わないと実現できないというネックがありました。

比較的安価で(無料でも一定の件数までは利用可能)簡単な操作で上記を実現する方法として、「キューRクラウド」というシステムがあります。大量のユニークQRコードを発行し、アクセスの計測ができることが特長です。 ちなみに、『チラシの効果測定をする(田部井アドバイザー)』 で紹介されていた「クルクルmanager」とは一長一短があり、使い分けています。

ただ、顧客別にユニークQRコードを発行し、印刷してDM送付することは、一定の手間と費用が必要になります。目的に応じて、どれくらい対象を区分するか(QRコード発行の単位をどれだけ細かくするか)を判断していくことになります。

3.実際の利用イメージと可能性

現在、私は顧客毎にQRコードを発行してDM送付するという使い方よりは、主に媒体別に広告からのアクセス数を検証したりすることに活用しています。例えば、新聞広告における媒体別のデータは下記のようになります。

上記から、有力な媒体の選別、日時、スペース等の検証や改善を行っていくことになります。

まとめ

私の専門である不動産の販促チラシにおいても、「A4」1枚アンケートでの8パーツをすべて紙チラシ(A4片面)で表現することは難しいと言えます。となると、伝えたいことはWeb(やLP)へ誘導し、文章や動画で訴求していくことは、今後、さらに重要になってくると思われます。

その意味では、今後もチラシからWeb(やLP)へ誘導できたかを見える化していくことは、重要な課題になってくるかと思われます。引き続き、研究・実践していきたいと思います。

読んでいただき、有難うございました。

「A4」1枚アンケートでの8パーツを詳しく知りたい方は、こちらの本を読んで参考にしてみてください。

「A4」1枚アンケート実践バイブル

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