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販促：アンケート結果にＡＩ活用？！

投稿日：2022.06.17

振り返り

前回は　販促：電話・オンライン営業を強化するIT活用　というタイトルで、CTIというシステムについてお伝えしました。コロナの影響で対人営業が出来なくなった結果、伸びているシステムで、電話とコンピューターをつなぎ、それぞれが連携して動作するように統合・制御する技術、またはシステムです。
　1．通話時に顧客情報・履歴を表示してスムーズな電話をサポート
　2．対応履歴の記録
　3．電話応対の品質改善に役立てるための録音
　4．画面からのワンクリック発信
などが基本機能となっており、使うと大変便利です。
いくつかシステムのご紹介もしているので、もしまだ読んでない方は読んでみてくださいね。

アンケート結果を分析するツール

最近　ＤＸ　という言葉をよく耳にすると思います。
Digital Transformationの略語で平たく言うとデジタルを活用した新たな顧客価値創造といったところです。
ＤＸではＡＩの活用もポイントの１つなっているのですが、そのＡＩをアンケートにも活用することが出来ます。
どんなシステムかというと　ＡＩテキストマイニング　です。
テキストマイニングとは文字列から有益な情報を抽出するデータマイニングの１つです。

最近テレビでこんな映像みたことないですか？

これ、テキストマイニングの結果です。
テレビだと世論調査などでＳＮＳのデータを使うことが多いかと思います。
これをアンケート結果にも使ってみましょう。

こういった分析が最近手軽に出来るようになってきました。
以前なら何かシステムを導入しようとしたら、初期投資の費用が課題になることが多かったのですが、最近はクラウドという仕組が発達し、サブスク(サブスクリプション=Subscription)という考え方が広まって、初期投資をあまりかけず、月額費用だけで様々なシステムを導入することが出来ます。
中には無料のものもありますので　使ってみる　という感覚が大事です。

アンケート結果にＡＩを

実際に使ってみましょう。
僕は実は栗も販売しています。雪室栗と言います。
栗を雪室で熟成させ、糖度を２６度(メロンよりも高い)まであげた商品になります。
冬しか販売していない商品ですので今は全部品切れです(笑)

こちらを購入頂いた際に「A4」１枚アンケート形式でアンケートを取っています。
以前のデータで分析してみました。

こんな感じで分析されます。
販売量もまだ少ないためデータ量があまり多くなく、分析精度としては高くないのですが、
それでも色んな声があることが分かります。

こちらの分析では単語の出現度が分かります。

アンケート結果を読み込んでいくのも大事ですが、まず傾向を掴む、にはこういうツールは向いています。
ただ、あくまでテキスト解析なんです。頼りすぎるのは禁物です。本当に大事なキーワードは自分でしっかり目を通したときに見つかるかと思いますのでしっかり目を通すことをお勧めします。