投稿日:2023.04.07
こんにちは。鹿児島で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している佐々木こづえと申します。普段は広告デザイン会社でチラシやホームページを制作しており、中でも見る人が親近感を持つ、「親しみのあるデザイン」が得意です。
マンダラ広告作成法でラフを書く勧め
今月4月に新規オープンしましたピラティス治療院のチラシを作成させていただきました。
新規オープン前でお客様の声がなかったため、マンダラ広告作成法で作りました。
ラフの様子と完成したチラシをご紹介いたします。
①マンダラ広告作成法でキーワードを書き出す
新商品・新サービスを広報するときは、基本的にお客様が集まる前の段階になります。
なので自分たちで「お客様に魅力が伝わるチラシの情報」を整理して作成する必要があります。
そこでおすすめなのが、マンダラ広告作成法です。
こんな本です。
②コンセプトをまとめて広告の原案を作る
こちらの本の後ろについているシートへ、左側からキーワードを引き出し、右側のシートにまとめていきました。
原稿がこちらになります。
③原案をもとにラフを書く
情報をまとめた原案を参考にラフを書いていきます。
原案はこのようにできました。
原案をもとに作成したラフがこちらです。
それでは今回のラフを解説していきます。
裏表で作成するラフ案
広告の配置
今回は両面でチラシを作成しましたので、広告のパーツを表裏で分割しました。
例えば裏付けとなる証拠の一つ、「お客様の声」(開業前に利用された方々から貰ってお持ちでした)は裏面に掲載しました。
また、商品内容(offer)や問合せ方法などは裏表両方に配置しました。
今回のポイント
ターゲットコピー・キャッチコピー編
今回の「差別化」は「ピラティス」を活用した治療院だということです。
しかし、もしかしたらピラティス自体があまり知られていないかもしれない…
ピラティスの一番の特徴は「体を器具などを活用して”動かす”ことで整える」という部分だったので、チラシの上部分にすぐに目につくように写真とコピーを配置しました。
「決め手」の表現方法
よく、チラシに決め手を紹介するときは「〇〇が選ばれる3つの理由」と見出しを入れます。
今回の決め手は「ピラティス」のノウハウを利用することだったので、(ピラティスで)動いて改善するまでの3ステップを紹介することで、ピラティスを利用して良くなるまでの流れを表現しました。
リスク対策編
ピラティスってどんなの?ヨガとどんな風に違うの?ボキボキしたりしない?
という「施術についての不安」と、お支払い・他のお客様も一緒に施術するのか・キッズルームはあるか?という、「商品を理解したうえでの不安」と二つの要素を予想しました。
なので2段階で表現し、1つ目の「施術についての不安」は紹介(うんちく)文で説明し、それ以外の不安は一言に整理して配置しました。
完成したチラシがこちらです
店内が木目や緑の多い雰囲気でしたので、できるだけその雰囲気が伝わるようにデザインさせていただきました。
また、過去のお客様の声に関してはせっかく手書きの原稿がありましたので、そのまま掲載するとともに大事な部分にラインを引いて認識しやすいように調整しました。
折り込みをする際の審査の都合で一部文章は修正しましたが、お客様も喜んでくださいました!
まとめ
このように「A4」1枚アンケートやマンダラ広告作成法を活用して作成する「A4」1枚チラシは両面でのデザインも可能です。
特に高齢のお客様や情報が多いチラシは無理に片面に詰め込まず両面活用をおすすめします。
今回の内容はyoutubeでも配信しておりますので、気になる方はぜひご覧ください!
皆様の販促に役立てれば嬉しいです!
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