今年のお盆はコロナによる行動抑制が開放されていて、観光施設、宿泊施設、飲食店など賑わいを見せていましたね。地域によっては台風の影響もあり大変だったと思いますが、人の行動が本来の姿に戻りつつあるので良かったと思います。

この需要を取り込もうとサービス業を中心に期待していたと思いますが、その中でも上手く取り込めた所とそうでない所の差が大きく感じられます。

上手く取り込めた所に関しては、「A4」1枚アンケートを取って更にリピーターを増やせれば良いのですが、上手く行かなかった所は何が原因だったのでしょうか？

立地が悪い、スタッフが少なくサービスが引き届かったなど、様々な原因は考えられますが、まずは新規を取り込む上で重要になってくるのは販促です。

広告や販促に触れなければ、どういう店や会社かわからず、お客様が来る事が難しくなるからです。上手く行かなかった所はこの販促でお店や会社の良さが伝わらなかったり、お店や会社がお客様が求めているものを提供しているのか、この２点に原因があったと思います。

この２点を改善するには、「お客様目線」で考える必要があります。この「お客様目線」を身に付けマスターするまでには時間はかかりますが、今から簡単にできる最初のステップをお伝えしたいと思います。

まずは日常であなたも、お客様側になって、買ったり利用したりしている時にどういう行動を取っているのかを考えて見て下さい。

旅行に行く前に宿を選ぶ時に何を基準に選んだか、その時に意識してメモなどを取っておきましょう。

例えば、露天風呂がある、温泉がついている、サウナがある、バイキングがある、部屋食がある、景色が綺麗など。

そしてそれが、旅行サイトを見た時にその特徴が分かりやすいものをお気に入りにいれるなどで記録しておきましょう。

いくつか絞った中で、最終的に予約した宿が何が決めてだったのかもメモしておきましょう。そして実際に宿に行ってみて、来て良かった、次の機会があればまた泊まりたいと思ったらメモを取りましょう。

そんな簡単な事でいいの？と思うのかも知れませんが、多くに人はお客様になっている時には感覚的になっていて意識しなければ、どうしてこれを選んだのかが分からないです。なのでそのプロセスを明確にする事でお客様目線の作り方の訓練ができます。

これに飲食店やスポーツジム、Amazonとかでポチる時にもこのお客様目線の決定までのプロセスとその後の感想をメモる様にクセ付けしていけば、そのうちメモらなくても、日常でお客様目線のセンサーが働く様になります。

また、パートナーや友人や家族にも聞いてみて、自分の選んだ基準だけでなく様々な選ぶ基準を把握しましょう。自分だけの基準でしたら自分の好みと同じお客様しか獲得できないので幅を拡げる意味でも他者の基準の把握も大切です。

これを日常生活で繰り返し行っていけば、メモを取らなくてもお客様目線のセンサーが働く様になり、自分のお店や会社でもお客様目線の商品作りやサービス作りと、その良さが伝わる販促展開ができる様になってきます。

メモは難しいなどあれば、まずは普段の日常生活で意識する事からはじめて見て下さい。それだけでもお客様目線に近づいていけます。

上記は直ぐにできる事ですが、訓練するまで時間がかかるので、すぐにマスターしたい方は、是非こちらの書籍をお読みください。

読むだけで、お客様目線の作り方が分かってきます。分かりやすい事例付きで、道しるべとなり、忘れてしまった時なども手元にあれば復習できます。

新刊で今月発売されたばかりですので、ライバルに差をつけるなら今です！

今回の記事を参考にして、お客様目線を身につけて行きましょう！