投稿日:2024.10.01
沖縄で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、販促・集客コンサルタントとして活動している豊平尚哉です。
中でも、フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店、大阪1店)を経営し、コロナ禍を経た現在でも黒字運営を継続しています。
今回のコラムは、9月の入会促進期間を経て今月から12月にかけ少しずつ入会も増えますが1月から3月にかけ新規入会は減少することから、年内は一人も取りこぼしのないように成約率を高める取り組みが必要です。
そのため、入会を検討している人や躊躇している人のような見込客が抱いている「入会への不安」に対する対策を実施することがとても重要となってきます。
小さなスポーツジムは大手フィットネスジムとは違い、「安さ」で勝負しては売上・利益に貢献しないため、知恵と工夫そして行動が重要になってきます。
大手フィットネスジムでは絶対に真似できない小さなスポーツジムだからこそできる取り組みなので、ジム経営者はぜひ参考にしてください。
入会不安とは
一般的に高いお金を支払って入会するにあたり、見込客の中では「○○だったらどうしよう」「▲▲でも出来るのかな」「□□の場合、どうしたらいいの?」など、入会前に必ず不安や躊躇する理由が発生します。
それを「入会不安」と呼びます。
その入会不安が多ければ多いほど、体験や成約に至ることはありません。
ですので、その入会不安を一つでも多く取り除き、体験数や成約数を増やすことが小さなスポーツジム・フィットネスジムでは重要になってきます。
大手フィットネスジムで見る不安対策
大手フィットネスジムのWEBサイトにある「よくある質問」を見てみると
・見学について
・手続きについて
・感染対策について
・支払いについて
・設備について
など、どの店舗でも共通するような質問事項しか載っていません。
大手フィットネスジムは全国に多数の店舗を構えるので、一般的な質問と回答が共通となっています。
大手フィットネスジムの場合は「安さ」で入会促進を図っているため、このような「よくある質問と回答」でも、なんら問題はありません。
小さなスポーツジム・フィットネスジムが真似るのは危険
フィットネスジム(パーソナルジム)の経営者から集客や成約、継続率について相談されることがありますが、特に多いのは「WEBサイトのアクセスは多いが見学・体験の予約がほとんど入らない」というケースです。
そのフィットネスジム(パーソナルジム)のWEBサイトを拝見すると、よくある質問の項目はあったものの大手フィットネスジムを真似た質問と回答しか載っていなかったのです。
WEBサイトに訪れたユーザーが抱える「本当の不安」に対して答えがないので、見学や体験への申し込みに繋がらない。そのようなケースは多く見られます。
逆に対面で見学や体験の案内をするとスムーズに予約を受け付けることができていたのはなぜなのか?
対面で見学や体験の予約を取ることができたのは、会話の中で「よくある質問と回答」を無意識に話していたことで受け付けることができていたのです。
このように1対他勢を意識した場合、大手と同じような無難な「よくある質問と回答」になるわけですが、対面のように1対1の状況になると、その一人一人の不安に見合った回答が必要となるわけです。
それが、ユーザーの抱える「本当の不安」に当たるわけなので、WEBサイトにも大手とは違う「よくある質問と回答」を載せなければ、見学や体験の予約が増えることはありません。
よくある質問の作り方
では、どのように見学や体験予約が増える「よくある質問と回答」を作ることができるのか?
まず、大事になってくるのは実際に入会した方へ「A4」1枚アンケートを取ることです。
アンケートのQ3に「すぐに入会しましたか?しなかった場合、どのような不安や躊躇ったことがありましたか?」と書かれているように入会に対して何らかの不安や躊躇した理由を質問する項目があります。
その回答を元に対策を用意する必要がありますが、不安や躊躇した理由は1つだけではありません。
複数の回答で違った不安や躊躇した理由があるはずなので、その回答を元に対策を考える必要があります。
例)
<不安や躊躇した理由>
Q3:部活や運動などやったことがない私(女性)でもパーソナルを受けることができるか躊躇っていた
回答:ご安心ください。一人一人の体力や筋力に合わせてトレーニングメニューを作るので運動経験のない方でも安心してパーソナルトレーニングを受けることができます。
Q3:人見知りなのでトレーナーさんと相性が悪かった場合、続けることができるか不安です。
回答:ご安心ください。今月で4回通ってみてトレーナーと相性が合わないとご判断され退会を申し出る場合、いただいた月謝は全て返金します(全額返金保証制度)。
このように、大手フィットネスジムとは違った独自の「入会不安」がわかることで、質問の回答で対策を打つことができます。
WEBサイトを訪問したユーザーは不安対策を探している
多くのユーザーは、わざわざ入会もしないWEBサイト訪問なんてしません。WEBサイトへ訪問し「入会する理由」や「不安と対策」を探しています。
そのユーザーが訪問した時に、不安対策がしっかり載っているのか?見つけやすいページになっているのか?が見学や体験の予約数に影響してきます。
WEBサイトの見せ方も大事ですが、まずは実際に入会された会員さんから「A4」1枚アンケートを取り、Q3を集計・分析し、しっかりと対策を打ち出すことをおすすめします。
そうすることで、見学や体験の予約数がアップすることでしょう。
今日はここまでとなりますが、具体的にもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ私か近隣のアドバイザーへご相談ください。
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この記事を書いた人
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
豊平尚哉(フィードバックドリブン株式会社 代表取締役)
フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店、大阪1店)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
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