投稿日:2025.03.12

大阪で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している浅野と申します (プロフィール) 。現在は独立系の不動産コンサルティング会社を経営しています。 30年以上にわたり、一貫して不動産オーナーの土地の有効活用や賃貸マンション・アパートの入居率改善のお手伝いを行っています。中でも「事業総額80億以上、累計1万室の募集実績」をベースに体系化した「賃貸マンション・アパートの入居率を高める販促プログラム」の提供が得意です。「A4」1枚アンケートやマンダラ広告作成法を使っての「マイソク(募集チラシ)」作成や改善も定評があります。空室に困っているオーナー、入居率を高め戸数拡大を図りたい管理会社を応援していきます。
これまでも、生成AIのChatGPTを使って「A4」1枚アンケートの8つのパーツを使ってのラフ原稿を2~3分で作成できるようになっていました。ですが、チラシのレイアウトを含めたチラシラフ案は、どうしてもAIでの作成は難しかったといえます。ただ、AIの進化に伴い、ついにチラシのラフデザインや簡単な図解であればAIで2~3分で作成することができるようになりました。今回はその流れをお伝えしたいと思います。
1.図解作成能力が飛躍的に高まった「Claude3.7 Sonnet」とは?
「Claude3.7 Sonnet」とは、ChatGPTの競合として成長してきたAIの代表といえます。簡単に概要を見てみます。特に図解やデザイン生成能力が飛躍的に高まり、実務に使えるレベルに近づいてきていることが特筆されます。
Claude 3.7 Sonnetってどんなもの?
Claude 3.7 Sonnetは、2025年2月24日に登場したAnthropic(アンソロピック)社が開発した最新の大規模言語モデル(LLM)です。このモデルの最大の特徴は「ハイブリッド推論」と呼ばれる新しい技術を採用していることです。
ハイブリッド推論とは?
質問やタスクの内容に応じて、2つのモードを使い分けることができる機能です:
- 標準モード:素早く回答が必要な質問に即座に対応
- 拡張思考モード:複雑な問題に対してより深く考え、正確な回答を生成
販促ライティングとチラシデザインでの活用
Claude 3.7 Sonnetは、販促ライティングやチラシデザインにおいて以下のような活用が期待できます:
- キャッチコピーの生成:商品の特徴を伝えると、魅力的なキャッチコピーを複数提案してくれます
- ターゲット層に合わせた文章作成:「20代女性向け」「シニア層向け」など、ターゲットに合わせた文章表現を調整できます
- チラシのレイアウト提案:商品情報を入力すると、効果的なチラシのレイアウトや構成を提案してくれます
- 画像の説明と分析:商品画像を見せると、その特徴を分析し、販促ポイントを抽出してくれます。

2.図解作成サンプルの紹介
では、「claude3.7sonnet」を使って、図解(説明チャート)を作ってみた事例を紹介します。これは、太陽光発電や蓄電池の設置に関するフローを分解して、わかりやすく表現してもらったものになります。これは、プロンプトで簡単に指示し、1~2分で作成されたものです。

これは「SVG(Scalable Vector Graphics)」というファイル形式で生成されています。AIによって、カラーデザインやレイアウト、テキストは、ここからさらにプロンプトで指示して変更することもできます。ある程度の完成レベルに至れば、イラストレーターやその他のソフトへデータを移して人が細部を調整して完成させることができます。
では、次に今日の本題である「チラシ」のラフ案に応用できるかについて見てみます。
3.チラシラフ案を作成するプロセス
チラシラフ案を作成する場合、単純に「チラシラフ案を作成して」と指示しても良いアウトプットは出てきません。そこで、「A4」1枚アンケートのノウハウを活用していきます。これも、簡単にAIでフローチャートで図解してもらいます。

今回は、サンプル事例なのでやや遊びの要素を入れています。知人に「松田聖子」のファンがいたので、その方をイメージしながら、コンサートを告知するチラシ案を作成してもらいました。かなり、ボリュームがある内容だったため、裏、表の2面構成にしています。一部、デザインのズレの修正や文章の修正などが必要になりますが、このデータをダウンロードして、人の手で仕上げます。

3.まとめ
今回は、AIによって、チラシラフ原稿を作成する流れをご紹介しました。
もちろん、全てAIに任せて完成させることは不可能です。ですが、70点くらいまでの文章とデザインを数分、十数分で作成できるようになれば、そのたたき台をもとにお客さまとイメージのすり合わせ、さらに完成度を高めることに時間を使っていけるようになります。
この間のAIの進化によって、ようやくデザインまでたたき台を作れるレベルになってきました。ですが、重要なのは、「誰(の期待や悩み)」に「何(どんな強み、特徴)」を「どの順番」で「どう配置」して伝えるかになります。ここはAI任せにするとありきたりの内容になってしまいます。70点以降の完成までは、全国各地にいる専門分野の違う「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーが伴走します。
読んでいただき、有り難うございました。
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AIツールから生成された内容は、あくまでも予測や推測に基づいています。「A4」1枚アンケートをとり、生成された内容と比較することをお勧めします。これにより、AIの予測と現実のギャップを把握することができ、より効果的なコピーを作成することができます。
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