投稿日:2025.08.08

「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会 の広島県福山支部 寺戸です。
(▶︎寺戸のプロフィール)
普段はパソコンサポート、ホームページ制作・運用の仕事をおこなっており地元の中小企業をサポートさせていただいています。
中でも必須になるIT環境(パソコン設定・通信設定・トラブル対応)を「訪問サポート」で、広告の原稿づくりとあわせて提供するのを得意としています!

乾麺の「そば湯」はもったいない宝!隠れた魅力を伝えきれていない「売り手の説明不足」とは?
暑い時期の冷たい麺といえば素麺(そうめん)ですが、続けて食べているとさすがにあきてきます。
そこで、趣向を変えてざるそばにしようと思い、店頭に並んでいる乾麺のそばのパッケージを見比べてみました。
みなさんは、乾麺のそばを食べる時、その後に残る「そば湯」を楽しんでいますか?
中には「乾麺のそば湯なんて飲めるの?」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
実はここには、「売り手」がお客様に伝えきれていない、大きな「もったいない」ポイントが隠されています。
お客様が抱く「そば湯」への疑問と期待のズレ
多くのお客様にとって、そばの乾麺のゆで汁が「そば湯」として本当に飲めるのか、どのような品質のそば湯が出るのか、という点は意外と知られていません。
特に、蕎麦屋さんで出てくる少しとろみのあるそば湯をイメージしている方からすれば、さらっとした乾麺のそば湯に対して「これはそば湯ではないのでは?」と感じてしまうこともあるでしょう。
重要なのは、そば湯の「とろみ」の有無が品質の良し悪しを直接示すものではない、という点です。
そば粉の種類によってはさらっとしたそば湯も存在し、それが決して品質の低いものではありません。しかし、お客様はその事実を知らないため、商品が持つ本来の価値を見落としてしまっているのです。
「A4」1枚販促アンケートの考え方では、「自分達では気づけない隠れた強みや購入時の不安」を見つけることが重要とされています。
乾麺のそば湯に関するお客様の疑問や誤解は、まさにこの「購入時の不安」や「売り手の当たり前」が原因となる「説明不足」に該当すると考えられます。
原材料がもたらすそば湯の品質と、その「説明不足」の深層
そば湯の品質、そして飲めるか否かを大きく左右するのは、その原材料です。
- そば粉100%の乾麺は、そば湯をだいたい美味しくいただける
- そば粉と小麦粉と塩を使っている乾麺のそば湯は、飲めないか、飲んでも美味しくない
- そば粉と小麦粉の2つのみを使っている乾麺のそば湯は、飲める場合がある
この情報は、まさに乾麺の「そば湯」の品質を左右する核心部分です。
「そば粉100%のそば」の他に、「そば粉と小麦粉をブレンドしているのに『そば湯がいただけます』と書いてあるパッケージ」があること、そして「なぜブレンドしているのにそば湯が飲めるのか」という疑問が示唆されています。
これは、原材料の違いがそば湯の出方に影響を与えることを示しています。
にもかかわらず、せっかくそば湯が美味しく飲める品質であるにもかかわらず、そのことを商品のパッケージや販促物で明確に伝えていないことが多々あります。
「〇〇産の石臼挽きそば粉使用」とうたっていても、「そば湯がいただけます」という記載がない場合、お客様は「ゆでたあとのそば湯が飲めるんだろうか?」と疑問を持つ可能性があります。
売り手側からすれば「品質の良いそば粉100%なのだから、そば湯が飲めるのは当たり前」という認識かもしれませんが、お客様にとってはそうではありません。
この「当たり前」が伝わっていないことが、大きな「説明不足」であり、「もったいない」状況を生み出しているのです。
「もったいない」価値の喪失と機会損失
もし、お客様が購入した乾麺から「美味しいそば湯」が出ると知っていれば、それは単なる麺としての価値を超え、「食後の楽しみ」や「健康的な飲料」といった付加価値を提供することになります。
この付加価値は、お客様の満足度を向上させ、リピート購入に繋がる強力な動機となり得ます。
しかし、この情報が伝えられていないことで、お客様は単に乾麺を食べるだけで終わり、その後の「そば湯を飲む」という体験自体を知らずに終えてしまうことになります。
これは、商品が持つ魅力の一部がお客様に届かず、結果として「もったいない」状態を生み出しています。
「A4」1枚販促アンケートの理念である「ただお客様を集めるのではなく、利益を沢山もたらしてくれるファンだけを集める」 に照らすと、このような「隠れた強み」を伝えないことは、まさにファン化の機会を逸していると言えます。
そば湯を楽しみにしているお客様は、単価が高くても品質の良いそばを選ぶ傾向があり、一度その価値を理解すれば、そのブランドの熱心なファンになる可能性を秘めているからです。
売り手がなすべきこと:「当たり前」の言語化と価値の明確化
では、この「もったいない」状況を打開するために、売り手は何をすべきでしょうか?
それは、自社にとっての「当たり前」を言語化し、お客様に伝わる形で商品の価値を明確にすることです。例えば、以下のようなメッセージが考えられます。
- 「当社の乾麺は、良質なそば粉を100%使用しているため、風味豊かなそば湯をご家庭でお楽しみいただけます。食後に温かいそば湯を飲んで、そば本来の栄養と香りをお楽しみください。」
- 「そば粉と小麦粉の絶妙なブレンドにより、麺の美味しさだけでなく、風味豊かなそば湯もお楽しみいただけます。」
このように、原材料とそば湯の関連性を明確にし、具体的なメリットを伝えることで、お客様の理解を深め、購買意欲を高めることができます。お客様が「このメーカーは、ちゃんと考えてくれているな」という信頼感を抱くことで、それが「利益を沢山もたらしてくれるファン」を育む土台となります。
まとめ
乾麺のそば湯に関する「売り手の説明不足」は、商品が持つ隠れた価値を伝えきれていない「もったいない」状況を生み出しています。お客様の「購入時の不安」や「隠れた強み」を掘り起こし、原材料とそば湯の品質の関連性を明確に伝えることで、お客様は商品の真の価値を理解し、より深い満足を得ることができます。
これは単なる情報提供に留まらず、お客様との信頼関係を築き、最終的には「利益を沢山もたらしてくれるファン」を獲得するための重要な一歩となるでしょう。ぜひ一度、ご自身の商品の「当たり前」の中に隠れた「もったいない」価値がないか、お客様目線で再確認してみてはいかがでしょうか。
ここまで読まれて「自分のところの説明不足対策はどう取り組めばいいのか?」「わからないときには誰に聞けばいいのか?」と思われたなら、全国各地にいる「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーへご相談ください。
アドバイザーにはそれぞれの得意分野があります。あなたのビジネス、悩みに合ったアドバイザーがきっと見つかるはずです。
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