投稿日:2022.08.24
前回は 販促:ウェビナーのときの一工夫というタイトルで、ウエビナー開催時に事前にアンケートを取ることで、よりお客様の悩み・困り事の解決により貢献することが出来ます、ということを書きました。
当日のスタート時にはアンケートにご記入頂いたことを思い出してもらうように促して紙媒体の時同様に参加される方の頭に入りやすくなるようにしています。
クラウドツールの活用が進んだことや環境の変化に合わせてやり方を一工夫してみてはいかがでしょうか。
もちろん、紙の良さもありますのでお客様の層に合わせて使い分けるとよいと思います。
もしまだ読んでない方は読んでみてくださいね。
大量の紙のアンケートの場合はどうするか
今回は「A4」1枚アンケ-ト の中身ではなく、大量に紙で 「A4」1枚 アンケート を取る場合に役立つシステムについてお話します。
セミナー等で件数が少ない場合はよいのですが、量が増えてくるとそのままでは見切れなくって折角頂いたのに目を通せなくなっちゃいますよね。
じゃあ、データ化してみやすく、といってもデータ化するのも大変だと思います。
これまでだと自社で頑張って転記していくか、外部の業者に委託するような形かと思います。
最近ではそういう場合は紙ではなくGoogleフォームの活用をお勧めするのですが、紙でしか取れない場合もあるかと思います。
そんなとき、解決策としてOCR(光学的文字認識)を利用するという方法があります。
普通のOCRは手書きは苦手なのですが、最近はAIが活用されるようになり以前に比べれば精度が高くなってきています。
こういうサービスをAI OCRといいます。
AI OCRにはどんなものがあるか
AI OCRはこれからまだまだのびてくる技術です。
しかし、皆さんの身近でも使われています。
例えばGoogleアプリのカメラ機能やLINEの文字認識機能などです。
既に使われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、多量のデータだとそのようなスマホで撮影するものでは対応できませんのでしっかりとした仕組を使う必要があります。
手書きに対応した最近の代表的なAI OCRはこちらになります。
DX Suite/AI inside株式会社
Tegaki/株式会社コージェントラボ
AIRead/アライズイノベーション株式会社
CLOVA OCR/LINE株式会社
以前より技術も伸びて手書きも読めるようになってきていますし、ここのところかなりサービスも増えてきて選択肢もありますので一度試されてはいかがでしょうか。
殆どのサービスは試用期間を用意していたり、事前評価を行ってくれますよ。
AI OCRの課題
期待が高くなるAI OCRですが、まだ課題もあります。
・技術が伸びてきたとはいえ精度は100%ではない。
精度は高まっていますが、目視でのチェックなどは行う必要はまだあります。
・費用
以前よりは安くなってきているのですが、安くて3万円/月くらいからで
10万円/月を越えるものも普通にあります。
コスパ的に合うかという問題はあります。
どんな場合に使えそう?
多数を招くセミナーを比較的頻繁に開催している場合には 上記のような費用でもコスパが合うと想定されます。
逆に参加者が少なく開催頻度も低い場合は費用を回収できません。
AI OCRはアンケート専用に使う必要もないので、登録用のエントリーシートや注文書、請求書、その他の帳票にも使えばコスパも良くなりますよ。
最後に
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました。
僕は今後は毎月24日に発信させて頂いています。
今後も何かお役に立てる情報を提供したいと考えています。ぜひまた読みに来てくださいね!
次回はアンケートの情報をデータ化した後、帳票を作るのに便利なシステムをご紹介します。
そもそも「A4」1枚アンケ-トって何?という方はこちらの書籍をお読みください。
「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 岡本 達彦氏
あらゆる販促を成功させる「A4」1枚アンケート実践バイブル 岡本 達彦氏
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