投稿日：2023.03.17

「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会 の広島県福山支部 寺戸です。
（▶︎寺戸のプロフィール）
普段はパソコンサポート、ホームページ制作・運用の仕事をおこなっており地元の中小企業をサポートさせていただいています。
中でも必須になるIT環境（パソコン設定・通信設定・トラブル対応）を「訪問サポート」で、広告の原稿づくりとあわせて提供するのを得意としています！

3月13日から、新型コロナ対策としてのマスクの着用について、屋内・屋外を問わず「着用するかどうかは個人の判断が基本となる」と変わりました。やっと行動規制が緩和されてホッとしているかたが多いのではないでしょうか？

そんななか、2月に行われた「体験販促コンサルティング」で作った広告原稿をホームページに反映させるためにお客さまのところにうかがって取材させていただきました。

ひさびさに現場で、リアルでの取材でした。

その際リアルで取材するからこそわかることがある一例をご紹介します。

選ばれる理由は「店主のひとがら」

「体験販促コンサルティング」で作った広告原稿のなかで選ばれる理由のひとつに「店主のひとがら」と書かれていました。

ひとがらが良いのは取材してて分かるんですが、これを広告の中に入れるにはどうするべきか・・・。

ひとがらとひとことで言っても伝わらないので、何か表現できるとっかかりを探さなければなりません。

こちらのお客さまは既存のお客さまからのご紹介で「話し好きなひとだから」というのはあらかじめお聞きしていたので、以下の質問を投げかけてみました。

「鉄板のトークってなにかありますか？」 --> 特に無い・・・。

「どんなことをよくお話されてますか？」 --> 急に言われても思いつかない・・・。

「商品についてどんな風に語ってますか？」 --> 商品についてはそんなに語らないかなぁ。

と広告の中に入れ込める内容はなかなかでてきません。

「ひとがら」を店主ご自身に語っていただくには？

そこで一息入れた際に、なにげなく壁に貼ってあるポスターや写真について聞いてみました。

そうすると、さっきとはうって変わってご自分が思っていることをくわしく語っていただけました。

貼ってあるポスターについて「経験こそが宝」とご自身の職歴と重ね合わせながら、
しんどい思いをすることもあるけれどそれが自分の経験として生かされるし、
「自分のなかでは経験しなければ価値がないと考えている」と熱く語っていただきました。

たくさん貼ってある写真についても、
「これ撮ったときのエピソードってお話できますか？」とお聞きしたら、
「もちろん、くわしく話せるよ」とのことでしたので、

「ご要望いただければ、壁に貼ってある写真についてのエピソードを楽しくお話いたします。」といった一文を広告文に入れさせていただきました。

コミュニケーションを取れるきっかけを提示しておくと、店主ご自身の経験をもとにお話されるので
「他のお店には真似できない強み」になります。

お客さまも店主がどんな方なのかを話しているうちに感じていただけるはずです。

個人のお店の「ひとがら」は「真似できない強み」

今回は壁に貼ってある写真でしたが、ひとがらを苦もなく伝えたいのなら店主ご自身が好きなものを
お店の一角において置いても良いのではないでしょうか？

こちらから話しかけるのは苦手だとか、遠慮があると思っていても、興味を持ったお客さまから積極的に話しかけていただけるきっかけになります。

広告の中で「店主はこういうひとです」というのをみかけますが、書いてあるとおりか実際のところは分かりません。

「店主のひとがら」は「話してみてはじめて実感できるもの」です。

個人でお店をされているかた、まずはご自身がなにが好きなのかを思い返して、それを掲示なり、展示してみてください。

きっとご自身の「他のお店には真似できない強み」になります！

今回は「店主のひとがら」を強みのひとつに挙げましたがほかの強みも探したい方、まずは下記の書籍をご一読ください。
強みのみつけ方がくわしく書かれています。

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