投稿日:2023.08.07
「一部の人しかできない」やり方をそのままにしていませんか?
私自身、起業をしたのが約10年前です。
デザインの仕事をしたくて転職を考えていたところ、ひょんなことからお仕事をいただき、紹介が生まれ、あれよあれよと独立しました。
当時は27歳で若かったこと、性格が注目を浴びやすいことなどが幸いして、コツコツと目の前のお仕事を頂いて経営を続け、一人ひとりとスタッフが増えていきました。
その中で悩みが出来ました。
それは、スタッフみんなが自分と同じように働けるわけではないという事です。
もともとデザイン会社なので、スタッフにはデザイナーやコーダーが多く、その多くは内気で接客などは苦手な人が多かったのです。
にもかかわらず、弊社のアンケートで一番多かったのは
「佐々木こづえさんと話していてスッキリしました」など、私の接客をきっかけで生まれたクライアントが多かったので、「私ならこうするのに」「任せているけどなんかうまくいかない」ともやもやが続いていました。
さらに、周りの人に「あなたが関わるから育たないのでは?」「あなたが現場から離れたほうがいいのでは?」とアドバイスをもらい、思い切って任せました。
今思えばだいぶ無茶ぶりだったのですが、結果はクライアントだけでなく、共に働くスタッフも離れていき、経営が苦しくなりしました。
本当の会社の強みは「無理のない事」「当たり前にできる事」
アピールのアンケートを見直すと、個人に頼らない強みは「丁寧さ」です。
- 話は得意ではないにしても、接客姿勢が丁寧なこと。
- チャットやLINEを通しての連絡は「マメ」な事。
- 良い方法があると言われたこと以外にも提案ができること 等
できないことをしてくださいと言われると、当然ほとんどの人は苦痛になります。
心理的に苦痛になることを続けたとしても、会社としてのサービスは向上しません。
それは、自社の本当の「お客様」が見えなくなっている結果とも言えます。
しかし、自分たちが当たり前にすることが喜ばれていると知り、その強みを伸ばそうとするならどうでしょう?
前向きで「人が育つ」のであれば、挑戦し甲斐もありますよね。
しかし、そういった魅力はほとんどの人は「自分にとって当たり前」になってしまい、強みだと信じられません。これが「プロ化」の現象です。
プロ化してしまった人には気づかないお客様目線。
そこに「スペシャル」ではなく、「誰でもできる」仕組みづくりのヒントが詰まっています。
「お客様目線」のつくりかた
今回発刊されました書籍は「お客様目線」に特化した内容になっています。
自分たちが無理なくできること(本当の強み)に、喜んでお金を払ってくれる人
はどんなクライアントか。
今一度見直してみませんか?
販促コンサルタントの岡本達彦先生が、2023年8月1日に5冊目の新刊を出されました。
お客様目線のつくりかた
~ 顧客視点は仕組みで生み出せる~
今回は今までに学んできた内容と書籍の内容を記事にしてみました。
書籍はわかりやすい事例や例えが満載です。
私のお客様の事例についても記載があります。
その他にもお客様目線の持ち方や、販促手法、仕組化などが業績アップのヒントになります。
スタッフにお客様目線を持たせたい方にもおススメです。
●『「A4」1枚アンケート』と「マンダラ広告作成法」のセミナーや研修
●お問い合わせを増やすためのホームページ運用のアドバイス
●お客様目線の販促物作成
のご相談もお待ちしています。
※ご案内※
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