投稿日:2023.12.19
「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会 の広島県福山支部 寺戸です。
(▶︎寺戸のプロフィール)
普段はパソコンサポート、ホームページ制作・運用の仕事をおこなっており地元の中小企業をサポートさせていただいています。
中でも必須になるIT環境(パソコン設定・通信設定・トラブル対応)を「訪問サポート」で、広告の原稿づくりとあわせて提供するのを得意としています!
商品リニューアルで女性に「大盛り」が売れた!?
先日、ネットの記事を読んでいて「これは!」と思ったのが、女性向けの商品を「大盛り」にリニューアルしたら売上があがったという内容です。
ふつうに考えると「大盛り」は若者や男性向けで、女性向けは「少なめ」「小分け」とされがちですが、この商品のリニューアルに関しては女性に「大盛り」が響いたとのことです。
わたし自身は、女性だから「少なめ」がいいというのはホントかな?と以前から思っていました。
というのも、グルメサイトのレビューを読んでいると、個人がやっているお店で「女性だとわかるとなんの断りもなしに量を減らされる。普通の量を食べたいので困ります」といった書き込みをいくつかみかけていたからです。
女性だから「あまり食べない」「少なめ」がいい。
これは売り手側の勝手な思い込みではないでしょうか?
別の例では「量が多い」とうたっている商品は子供や若者向けのものと思われていましたが、調べてみると購入者の4割以上は60代と70代で、シニア層からも支持を集めているのがわかった商品があります。
こうしたことがおこる原因は、売り手側が扱っている商品について、買っていただいたお客様から一度も聞いたことがないからです。
その状態で「こうすれば売れるんじゃなかろうか?」という売り手側の目線のみで、開発やリニューアルをすると思っていたことと違ってうまくいかない。
これは「お客様に聞くことの重要性をまったくわかっていない」代表的な例のひとつです。
解決策は「相手の立場にたってみる」
この状態を解決するためには「相手の立場にたってみる」です。
しかし、冒頭の女性向けの例では開発するひとが男性ばかりなら女性の立場と言われてもなかなかわかりませんし、想像するのがむずかしいのではないでしょうか?
そこでやってみていただきたいのが、「A4」1枚アンケート5つの質問です。
お客さまの声を集めるための「A4」1枚アンケートは以下の5つの質問で構成されています。
Q1 どんなことに悩んでいましたか?
Q2 どこで知りましたか?
Q3 買う前にどこが不安でしたか?
Q4 何が決め手で購入されましたか?
Q5 実際に使ってみていかがですか?
5つの質問は購入したときの流れにそった構成になっています。
お客様が買ったその時にどう思っていたかがあきらかになるので「相手の立場」に近い位置に立てるようになります。
売り手側の先入観・思い込みをなくすためには「相手の立場」にたって「本音を引き出せるかどうか?」が最良の解決方法です。
まずは下記の【お客様目線のつくりかたー顧客視点は仕組みで生み出せる】を一読してみていただければと思います。
【お客様目線のつくりかた~顧客視点は仕組みで生み出せる】
上記の5つの質問が基本ですが、何を知りたいのか?で質問文や質問数を変えたりする必要があります。
どういった形でお客様に聞いていけばいいのかよくわからないのであれば、
全国各地にいる「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーへご相談ください。
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